2011/01/03

11.1.1 新春京葉・1

あけました。

家族で集まって外で昼飯を食べてきたあと14時すぎに再び外出して、元日早々いつもの地元駅へ。
年末はいい天気でも大掃除に明け暮れて撮りに出かけることができなかったので、その欲を満たすのだ。そもそも先月は永田駅でちょろっと撮っただけで終わっちゃったしな。


赤色灯

二俣新町駅に着くと、駅前ロータリーにパトカー2台と救急車1台が停まっていた。入場してホームへ上がると、東京寄りのベンチに警官が数人集まっていた。
何かしらのケガを負ったらしき男が警官から尋問を受けていて、別の警官たちは軌道をホーム上から眺めて調べているようだった。野次馬でその脇を通り抜けたが、さすがに何があったか把握することはできなかった。

その流れで東京方のホーム端へ来た。私の好きな逆光加減。
最初に来たのはE331系ケヨAK1。この時点で警察の処理は終わっていつもの人気(ひとけ)のないホームに戻っていた。




E331系(二俣新町)

新年一発目がこの1編成のみの稀少車両。自分に何かいいことがある年になればいいが。
土休日95運用はE331系専任。営業運転ではこの土休日の95運用でしか走らない。先月は出庫直後に不具合が見つかって引っ込んだり端(はな)から他車が代走したりと、未だトラブルメーカーのレッテルははがれていない。




201系(二俣新町)

二発目は201系ケヨ54+K4。201系専任の85運用でやって来た。
201系は今年が京葉線用としてもJR東日本所属車としてもラストイヤーとなることが確実。1986(昭和61)年の旅客営業開始以来の京葉線スカイブルーの伝統もストップとなる。



201系(二俣新町)

昔より彩度が上がったスカイブルーは写真では伝えきれない。この逆光の際のLEDテールライトとの組み合わせもまた、ナマで観ないと堪能できない美しさをもっている。


E233系(二俣新町)

最初のE331系が14時58分発の列車だったが…1月はすぐに夕方が来てしまう。




201系(二俣新町)

こちらは83運用に入ったケヨ52+K2。
201系向け(…E233系の分割編成が営業を始めると「分割編成向け」と呼ぶことになるか)の運用は81・83・85運用があり、土休日は83・85が終日稼働、81はケヨ区でお休み。83が夕方の「成勝」で房総へ出て、翌朝85になって京葉線内へ戻って来る。つまり、この日の「成勝」はこの編成が担当。


E257系500番台特急「わかしお」(二俣新町)

実用的なモノクラス5連の外房特急「わかしお」。内房特急「さざなみ」の減少や上総一ノ宮行快速の増発により、京葉線は外房指向が強くなった。

…そういえば、『鉄道ファン』誌2011年2月号の64ページに253系1000番台(東武直通特急用)の話題があるが、そこに「オールモノクラスとなる客室では…」という表現があった。モノクラスというのは一列車内のクラスがモノ(単一)ということ。そこにオールをつける意味はない。ジョイトレを用いた列車で全車グリーン車でも「モノクラス」だ。


253系「NIX」(ラ稲毛)

253系1000番台の完成予定イラストを見る前に元の塗り分けを活かしてぬり絵したもの(要は「ウソ電」)。近鉄のAceっぽくなったな。元の写真はこちら
元写真の撮影地は稲毛駅。牛田駅で撮った東武10030系のぬり絵のキャプションを「嘘田」とした流れで、ラをつけて「lie」にこじつけたが、苦しいな。

もとい。…みつお。



E233系(二俣新町)

私が撮りに来ないうちに登場していたE233系のラッピング車。このケヨ503は映画『ナルニア国物語』の広告で埋め尽くされている。


209系500番台(二俣新町)

京葉線全通20周年記念HM・ステッカーを付けたケヨ34。3月までこの姿が続く。
京葉線に4編成いた209系500番台のうち、ケヨ31・33はすでに京葉線から離脱(20周年装飾は当初この2本と205系ケヨ6だった)、オレンジ帯の8連となり武蔵野線用ケヨM71・M73となった。両者はダイヤ改正初日の「むさしの号」「しもうさ号」の第1便に充当された。抜かれたサハ2両×2は活用の場がなく廃車に。
ケヨ32は昨年正面帯が真っ赤になった姿で出場し、現在も赤さを保って京葉線で活躍中。


205系量産先行車(二俣新町)

山手線でデビューした205系量産先行車4本のうちのラストナンバー・ケヨ27は正面ステップ両脇下に4ツ目のボルトがあるのが特徴。左右で車体端からの位置が異なるようだ。
205系転入組は110km/h運転非対応のため、その性能を求められる房総直通運用には就かず、専ら東京—蘇我間のみを走る。生え抜きの京葉顔が続々離脱し、現在稼働している本数はこの量産先行車のほうが多くなってしまった。
なお、昨年1本のみの存在になっていた転入の205系量産車・ケヨ22は昨年中に運用離脱してしまったようだ。
11月にロゴの貼り替え作業を行っていた背後の倉庫は「郵船航空」から「郵船ロジスティクス」に表記が変わっていた。

この列車で新習志野へ移動。(つづく)

(右フレーム上部から入れるアルバムに、掲載した写真をカテゴリ別にまとめています)

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