今回も引き続き東急のなつかし写真。池上・目蒲線ネタを。
初代3000系(洗足池・1989)
東京西部の路線にちょいちょい見られるのがこの鉄道の架線柱が上部に延長されて高圧線が併架されているもの。鉄骨ジャングルの中を進むオールドタイマーの車両はどこかミスマッチだが、鶴見線的でもある。
7200系(洗足池・1989)
洗足池は池上線の駅。現在この7200系をVVVF化した7600系が3編成のみ在籍しており、今でも似たような風景が展開されているはずだ。ただし、ホームには安全柵が設けられている。
初代3000系(旗の台・1989)
旗の台駅は建物が密集した中にある立体接続駅。地平に池上線、高架に大井町線が通る。大井町線のホームはこの当時は対向式2面2線だったが、現在は2面4線の緩急接続駅に進化した。
7200系(石川台・1990)
洗足池の隣の石川台駅にて。撮った時間帯が遅かったようで、ブレブレ。バックのアーチ橋とからめてきちんと撮りたいロケーションだ。
7200系(蓮沼・1990)
7200系(池上・1990)
東横線や田園都市線などでも活躍した7200系だが、やはり短編成で下町っぽい風景を走るほうが似合う。上田電鉄、豊橋鉄道、十和田観光電鉄など地方私鉄に移籍して頑張っている車両もある。上田の車両は同じく東急から移った1000系に追い出されてしまったが、見事豊橋鉄道に再移籍したそうだ。
7200系(荏原中延・1990)
池上線は長原と荏原中延が地下駅。荏原中延は写真の前年に地下化。長原は環七と重なる位置のため、はるか昔の70年代に地下化された。
7200系(大崎広小路・1990)
五反田駅から1つ目の大崎広小路にて。両駅間は加速も上がらないまますぐに到着する。当時高1の私はフラッシュ焚いちゃってます。ホントすみませんm(_ _)m。
7200系(蒲田・1990)
7000系(蒲田・1990)
7700系(蒲田・1990)
目蒲線と池上線が収束するターミナル・蒲田。5面4線で、すべての線路が両側ホームになっている。撮り方によってはこんな感じで殺風景にも見える。降車ホームから撮ってるからだろう。
前記事のように1989(平成元)年3月18日を以て初代3000系が引退し、翌日から目蒲線は7000系・7700系の4連、池上線は7200・7600系の3連と両数に差がついた。現在蒲田駅は池上線と目蒲線改め東急多摩川線の駅となり、やって来る列車はすべて3連という状態に戻った。一部の列車は雪が谷への出入庫のためこの駅でスイッチバックして東急多摩川線〜池上線を通して走るが、時刻表上は分離されている。
初代3000系(大岡山・1989)
ここからは目蒲線の写真。
この辺りの東急は大井町線を軸に東横線、目蒲線、池上線が網の目のように広がっている。大岡山は大井町線と目蒲線が接続する駅だったが、現在は地下化され、目蒲線は地下鉄と相互乗り入れを行う目黒線に進化した。
7700系(西小山・1990)
1000系(奥沢・1990)
目蒲線には1000系も投入された。写真の車両は中央に貫通扉を設けたもので、日比谷線直通用との兼用。日比谷線直通運用時は同じ顔同士で併結して8連となる。
西小山・奥沢は現在目黒線となっている。とくに西小山は地下駅になり、目蒲線時代からガラリと風景が変わった駅のひとつ。ただ、中型車3連で釣り合った程度の駅の間隔は変わっておらず、20m車6連が各駅停車で進むと全然スピードが上がらない。
7700系(下丸子・1990)
7700系(武蔵新田・1990)
武蔵新田での写真はこないだ撮ったものと同じアングル。下丸子と武蔵新田は現在は東急多摩川線となり、7700系は記事の通り3連に短縮されて今も活躍している。
(右フレーム上部から入れるアルバムに、掲載した写真をカテゴリ別にまとめています)
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