昨年は予讃線讃岐府中駅での撮影のみでことでんは撮ってなかったので、2年ぶりとなる。
10月13日
12日夜、ことでんの1070形のファンタンゴレッド復刻塗装編成のグッズを瓦町駅で買えることをSNSで知った。宿はその瓦町。

(瓦町・2025.10.13)
13日朝、さっそく瓦町駅に寄る。
駅改札口の有人窓口で3点を購入。

1070形復刻塗装グッズ
タオルとキーホルダー2点。横長のキーホルダーの反対側はナンバープレートになっている。
琴平線ではことでん社史上稀と言ってもいいぐらいの新造車両導入(来年度)が決まっており、車齢の高い1070形がまっ先に淘汰の対象になる。
そういうこともあって、2連2本在籍の1070形のうち、トップナンバーの1071-1072が現在琴電旧標準色の「ファンタンゴレッド+オパールホワイト」に復刻されており、引退まで継続予定だ。
新型車両はステンレスカーで、青系の装飾が施されることが決まっている。
装飾は3パターン(すべて青系)から一般アンケートで選ばれたもので、私も投票した案が選ばれた。


600形(瓦町・2025.10.13)
ことでんコンコースからそのまま外に出ると、志度線ホームでちょこんと顔を出している600形の姿が見えた。かわいいもんですな。



600形(瓦町・2025.10.13)
ことでんのICカード「IruCa」の20周年記念のHM付。編成は私と腐れ縁の621F。



600形(瓦町—今橋・2025.10.13)
この旅で数度訪れている駅の先の踏切で待ち構えたが、光線条件が悪かった。


600形(瓦町—今橋・2025.10.13)
志度線色はファンタンゴレッド+オパールホワイトの旧標準色に似ているが、サーモンピンク+フレッシュホワイトという別物である。
この日はこの朝の志度線1本の撮影のみで、旅のメインの目的消化に移行した。
10月14日
旅の最終日である10月14日は言わずと知れた「鉄道の日」。
また、長嶋茂雄があの引退セレモニーを行った日でもあり、私はリアルにその翌日の10月15日に生まれた。
やはり一番気になるのは1070形のファンタンゴレッド編成。
この14日は連休明けの平日(火曜日)であり、朝ラッシュ時に1070形の出番もあろうと、瓦町駅近くの線路際に赴いた。
運用情報の類いはまったく調べていない。




1070形(片原町—瓦町・2025.10.14)
線路際に立って一発目に現れたのは、同じ1070形でも琴平線色を維持した1073F。
つりかけ車が現役を引退したいま、1070形はことでんで唯一の2ドア車・唯一のサボ使用車となっている。

1200形(片原町—瓦町・2025.10.14)
うしろにはド派手なラッピングの1209F。「絵の具であそぼう」と書いてあり、アートプロジェクトの企画名らしい。
元京急700形の1200形は4ドア車で、2ドア+4ドアの4両編成。


1080形(片原町—瓦町・2025.10.14)
無理矢理なアングルで撮ったのは、京都橘大学のラッピング編成・1091F。
これもアート系の柄。

1080形(片原町—瓦町・2025.10.14)
うしろは1085F。美容外科・TCB高松院の広告だが、前2つに比べると地味に見えちゃうな。
1080形のみの4両編成というのは意外に見たことないかも。こちらは3ドア車4両ということだ。



1200形(片原町—瓦町・2025.10.14)
右側通行で琴平線色の1200形が登場。
瓦町の長尾線方の側線から出てきた瓦町始発列車だろうか?



1300形(片原町—瓦町・2025.10.14)
こちらは逆に、瓦町止まりの長尾線車両。はなまるうどんのHM。
1300形は長尾線のみの所属。同じ元京急1000形でも、琴平線は古い世代が種車の1080形で統一されている。




1070形(片原町—瓦町・2025.10.14)
来たっ! ファンタンゴレッドの1071F…と思ったら、後ろに同じくファンタンゴレッドの1087Fを従えている!
光線こそイマイチだが、これはよかった。


1080形(片原町—瓦町・2025.10.14)
このペアで運行される確率はそんなに低くないのかもしれないが、鉄道の日ということもあっての設定なのか、偶然そうなったのか。
どちらにせよ、いいタイミングで現れてくれた(時間がかかるとあとの行程に影響がある)。これは折返し列車も撮らねば。

1200形(片原町—瓦町・2025.10.14)
ということで、さっきの派手編成が帰ってきた。
起点の高松築港は2駅先で、早々に折り返してくるのだ。仏生山行。

1070形(片原町—瓦町・2025.10.14)
実はこれが初の1070形の仏生山行サボ姿記録だった。
京急時代は前面2枚窓・2ドア・クロスシートの特急車600形として活躍した車両。前面の貫通扉取付は車内からのサボの取り替えのため。
当時の琴電では瓦町駅のホームが急カーブ上にあることから、車体中央のドアは危険とされ2ドア車両が重宝された。
元阪神の3ドア車両たちもわざわざ中央のドアが埋められたのはそれが理由だ。
1070形化の際にはロングシート化も行われている。

1100形(片原町—瓦町・2025.10.14)
元京王5000系の1100形。パノラミックウィンドウと裾絞りの優雅な姿が健在。
ことでんは1435mmの標準軌。京王は軌間が1372mmのため、台車は京急の発生品に履き変わっている。


1080形(片原町—瓦町・2025.10.14)
オールドスタイルの4両編成が戻ってきた。やっぱり…田舎っぽい色だね。



1070形(片原町—瓦町・2025.10.14)
エメグリのサボがいいアクセント。

1070形・1300形(片原町—瓦町・2025.10.14)
そして、エメグリの長尾線とすれ違う。「まんで願(がん)」と書かれた三木町のHM。


1200形(片原町—瓦町・2025.10.14)
先ほど右側通行で登場した1211Fが戻ってきた。
長尾行!…つまり、この編成は琴平線用ながら長尾線の運用に代走で入っていたのだ。
1200形は琴平線・長尾線両線に所属するが、方向幕は琴平線用のみ英字入りになっていて、「長尾」のコマの英字入り姿が新鮮。
こういう代走はよくあるのかと思っていたが、どうもレアだった模様。これにて朝の撮影を終えた。


1080形(瓦町—栗林公園・2025.10.14)
真っ昼間の移動中にことでんの踏切待ちに。車の窓を開けて、やってきた列車を記録。
これにて旅の合間の撮影も終了。
一つ悔しかったことがある。それは、朝の撮影後に高松運転所の脇を車で通ったときの話。
なんと、国鉄色…緑の185系と「四国まんなか…」の緑の185系が一枚に収められる感じで留置されていたのだ。
しかし通行量も多く、急に停まるわけにもいかず断念した。推しすぎる緑ツーショットだった。
(右フレーム上部から入れるアルバムに、掲載した写真をカテゴリ別にまとめています)
















































