2013/07/15

13.7.14 06チェイサー・1

前週綾瀬車両基地で目にしたメトロ千代田線06系。
同時期に登場し6本が造られた有楽町線向け07系とちがい、最初の1本のみで製造が終わってしまった孤高の存在である。
07系はホームドア導入により有楽町線から追い出されて東西線に移籍したが、06系は途中休みを挟みながらも千代田線を走り続けている。

私はカメラを持っていない本来の移動手段として千代田線を利用したときに06系によく出会ったが、 ケイタイにカメラが付いた時代になってからの遭遇は1度だけ。フィルムカメラ時代も撮ったことはないので、本線上の姿はこのケイタイ撮影の1枚しかない。


06系(代々木上原・2008.7.12)(mb)(再掲)

情報化社会のいまはネット上で運用報告を参考にすることができるようになり、多少は捕まえやすくなった。
いろいろとタイミングが合わずデジカメで撮れないままの状態が続いていたが、この日ついに私は06系捕獲に動いたのだ。

…大袈裟。


ランドのはずが

出かけたのは、もちろんネットで運用を把握したから。06系は唐木田845発の多摩急行松戸行として上ってくる。
地元の原木中山駅に向かいつつ、昔訪れた読売ランド前のカーブで撮ろうと駅すぱあとで時刻を調べる。もうすぐ来る列車に乗らないと間に合わなそうだ。小走りで駅に駆け込んだが、列車はこれから到着するところだった。

寝ながら大手町に到着。千代田線ホームへ移ると、次の列車は2本続けて代々木上原行と出ている。…多摩急行で登戸まで乗り通すはずだったのだが。どうやら東西線が遅れたようだ。


JR209系1000番台(代々木上原)

代々木上原行はJR209系だった。これも06系同様、ダイヤ構成上どうしても必要になって造られた2本のみの中途半端世代だ。


7000形(代々木上原)

ロマンスカー7000形は本数を減らしこれまた2編成のみとなった。2本とも先頭車のピラーも含めて登場時の塗色に戻った。


JR209系1000番台(代々木上原)

次に来る小田原行急行は「車内清掃を行った」ために遅れている。駅すぱあとで改めて調べるが、ランドで撮るのは不可能のようだ。
06系を待つ場所は昨年2度訪れた豪徳寺駅に変更。今年地下へ切り替えられた下北沢駅も観てみようと、とりあえず遅れて現れた急行に乗った。


1000形(下北沢)

まだ完成型とはなっていない東北沢・下北沢・世田谷代田の3駅は仮設感満載だった。特に世田谷代田は将来の急行線の両側にホームを仮設しているだけでありとても簡素。緩行線が完成すると地下2階の本来の島式ホームが使われる。
写真の下北沢の現在使われているホームは地下3階の急行線用の分で、地下2階の緩行線用ホームは整備中だ。代々木上原—梅ヶ丘間の複々線化完成予定は4年後であり、工事絡みで生まれた区間準急も未だに走っている。

下北沢から乗った2000形の各停で豪徳寺に降り立つ。




メトロ16000系(豪徳寺)

16000系の多摩急行。





メトロ6000系(豪徳寺)

すぐ上りの6000系多摩急行がやって来た。柏行。



3000形(豪徳寺)

3000形3095F。帰宅後ネットで見た記事には、前日この編成が車輪交換を終えて試運転をしたと載っていた。


3000形(豪徳寺)

3095Fとはスカートが異なる3258F。電連付の分の違いもある。




8000形(豪徳寺)

小田急通勤車唯一の塗装車両となった8000形。小田急はやっぱりこの色。


2000形(豪徳寺)

2000形は銀色のナンバー。





メトロ06系(豪徳寺)

見込みより遅れて現れた06系。この日もメモリーカードの調子が悪く、直前に現れた下りVSEを撮ったデータが保存できず死んでしまう現象が出てしまったが、お目当ての列車は押さえられてよかった。

ここでの撮影は終了。改札を入り直し、各停で代々木上原へ出た。(つづく)

(右フレーム上部から入れるアルバムに、掲載した写真をカテゴリ別にまとめています)

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