新木場駅はメトロ有楽町線、JR京葉線、りんかい線の順に開業した駅。有楽町線と京葉線はわずか半年の差だった。
有楽町線とりんかい線は肩を並べ、京葉線とりんかい線は線路がつながっているが、この駅をまたいでの乗り入れ運転は京葉線〜りんかい線の団臨のみとなっている。
りんかい線は用事で一時期続けて新木場—東京テレポート間を利用したことがある程度で、そこから大崎までは1・2度ぐらいしか乗った記憶がない。
ひと月前の埼京線内では70-000形にあまり会えなかったので、 今回は70-000形を撮るために来た。私が想像していたよりりんかい線内のピストン列車が多く、それに就く列車が多かろうと考えたわけだ。
青と緑
りんかい線所属70-000形に乗って新木場の隣の東雲(しののめ)駅へ移動。高架対向式ホームの駅で、以前からこの駅でりんかい線の車両を記録しようと思っていた。
70-000形(東雲)
恒例、「乗ってきた列車」。1時間に3本ある埼京線直通便。
上りホーム(りんかい線は新木場が起点)には両端ともカメラを持った少年の姿が。うーん、上り新木場方に立とうと思ったが、わざわざ横並びする気にはならない。
…ということで、下りホーム新木場方で柱のスキマから望遠で撮ることに。
埼京線205系(東雲)
となりが折り返し駅ということで、下り列車は何が来るか想像がついている。この205系は新木場で反対側ホームにいた。
編成はハエ4。手元にあるDJ誌6月号の表4(ひょうよん。俗に“裏表紙”などと呼ばれる)の広告に載っている編成。広告の写真は川越方先頭車の顔だが、新木場方はフレームの下部に補修跡があり、事故に遭遇した過去でもあるのかもしれない。
埼京線205系(東雲)
大崎方はカーブしながら地下へ向かって下っていく。朝方の順光の時間であれば上り大崎方に立ちたい。
70-000形(東雲)
70-000形の車号は百位・十位が編成番号、一位が車両番号となるが、一位は新木場方から0〜9でふられている。これは都営新宿線の車両と同じだ。号車番号は大崎方から1〜10号車なので、全車両が車号一位と号車番号を足すと10になる。
埼京線205系(東雲)
ハエ1。いいタイミングで行先表示が出なかったが、この列車はりんかい線内のみの大崎行。
70-000形(東雲)
こちらもトップナンバーの第1編成(この呼び方でいいのかな?)。開業当初は4連、その後新造車を組み込んで6連、さらに全列車10両編成化対応で新造車2両追加・第2編成から2両改番編入により10連化されている。
70-000形(東雲)
埼京線直通列車は基本的に快速。りんかい線内は各駅停車。
70-000形(東雲)
新木場方の少年がいなくなったので場所を移してみた。
埼京線205系(東雲)
トンネルの出口からアウトカーブで上ってくるのは、まるで東大島駅。
埼京線205系(東雲)
ふたたび元の位置に戻る。コンコースへの階段は大崎方に寄っているのでこの移動は遠くて面倒。
埼京線205系(東雲)
後追いのコマではすでに表示は「折り返し」ている。
小窓車を含む編成でも来ないかと待ってみたが、キリがないのでやめ。
埼京線205系(東雲)
この列車で青と緑の列車が行き交う東雲を後にした。
なお、北近畿タンゴ鉄道宮津線にも「東雲(しののめ)」駅が、JR北海道石北本線には「東雲(とううん)」駅がある。(つづく)
(右フレーム上部から入れるアルバムに、掲載した写真をカテゴリ別にまとめています)
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