2012/03/31

12.3.25 ちばα・1

この25日日曜は朝から久々に晴れ、春らしい暖かい陽気になった。
家で昼メシが出ない日だったので、12時過ぎに出て西船まで散歩がてらラーメンを喰いに行く。食後のことは決めていないが、一応カメラをバッグに入れて行く。

道中半ばで小雨が降り出し、店に着くまでには止んだ。要は、私が外を歩く時間を狙って雨が来たわけだ。
つけ麺を喰って外へ出ると、朝の陽気に戻っていた。曇っていたら帰るつもりだったが、足は家とは反対方向の京成本線のほうへ向かっていた。


孤高のトリオ

京成西船駅脇の踏切を渡り、線路に沿って海神方向へ歩く。


3700形(京成西船—海神)

特急の後追い。


3000形(京成西船—海神)

3000形はフルカラー・高輝度LED表示車が当たり前になった。


3600形(京成西船—海神)

変電所につながるやぐら形の架線柱の下を通過。

ここで立て続けにやってきた列車を撮ったが、一旦目指していたこの先のカーブは下り先頭がもう順光じゃないことに気づき、駅脇の踏切へ戻る。



3000形(京成西船—海神)

その踏切でカーブを来る列車を迎える。もうここも陰か…。


3000形(京成西船—海神)

孤高の3000形8連口・3001Fの快速が通過すると、上空には武蔵野線209系500番台。1本のみの3000形8連と3本のみの209系500番台のレアな組み合わせ。



3000形・3600形(京成西船—海神)

本線らしい2形式のすれちがい。

電車に乗ることにした。京成西船駅に入場。目指すは京成千葉線。




芝山3600形(京成西船)

普通列車を待っていると、芝山車の特急が登場。東成田からの自社線には入らず成田空港駅へ行く運用。


3000形(京成西船)

上りホームは改装中。3020Fの帯もそろそろ改装しては?




3600形(京成西船)

待っていた普通列車はこれまた唯一の存在の3600形VVVF車だった。これに乗って京成津田沼へ移動した。


デジャヴ?

京成津田沼で5番線に移り、3500形更新車のちはら台行に乗る。西船でラーメンを喰って京成千葉線に来る流れは1月9日と同じ。撮ってる写真もおんなじだ…。
3300形リバイバルカラー車と会うのを期待して来たのだが、京成津田沼の留置線にノーマル3300形を見た以外3300形そのものに会わないまま、結局終点のちはら台まで来てしまった。


3500形更新車(ちはら台)

大森台より奥には初めて来た。沿線は各地のニュータウン路線にありがちな風景で、初めて来たんだけど、いつだか来たような…というデジャヴ感が満載。この駅だって、北総線にありそうなムード。


3500形更新車(ちはら台)

千葉急行電鉄として開業した千葉中央—ちはら台間。経営が芳しくなく京成が吸収し京成千原線となったが、回収のため京成の他の路線とは別会社のように運賃体系が分かれている。ひと続きなのに千葉線と呼び方が変わるのはそんな意味もあるのだ。


(ちはら台)

この駅は本線2本と非電化の線路が1本敷かれているが、駅間は全線に渡って複線路盤が確保されながら単線の運用で済んでしまっている。沿線の宅地開発が進んでいない点もあるが、都内への通勤の足としては京成津田沼まで各駅停車というのは時間がかかりすぎる。結局千葉でJRにのりかえるのなら、はじめから内・外房線の駅に出るバスに乗っていくのがシンプルだ。もちろん運賃の高さも避けられる要素のひとつ。


(ちはら台)

線路は少し先へ延びたところで途切れている。免許は小湊鐵道の海士有木(あまありき)駅まで取得しているが、着工の動きはない。

駅を出るとちょうど路線バスがロータリーに入ってきた。千葉中央バスのJR外房線の誉田駅へ出る系統だった。これを逃して長々待つハメになったらいやなので、時刻表を見ることなくそのバスに乗り込む。
ニュータウンの中をくねくね曲がりながら進むこの路線、わざわざビバホームという商業施設を通ってから一度通った交差点に戻ったりするのだが、とにかく誰も乗ってこない。結局、終点の誉田駅北口まで私1名の貸切状態だった。

後で調べると、ちはら台駅と誉田駅を結ぶ路線は1日5本のみ。鎌取駅行は毎時4本と充実しているが、私が降り立った14時台だけなぜか2本しかなく、数少ない貴重な便に当たった。
…とにもかくにも、ラーメンを喰いに出て何も考えずテキトーに動いた結果外房線にたどりついたわけだ。(つづく)

(右フレーム上部から入れるアルバムに、掲載した写真をカテゴリ別にまとめています)

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