みどり台から松戸行の列車に乗って検見川に停まっているとき、反対側に来たのが新京成8000形のHM付編成だった。
気づいてあわてて降りたが、カバンにしまったカメラがサッと出ず撮れずじまい。
辰っちゃん登場
構内踏切を渡って下りホームに移る。列車の中で半ば寝ていたが、ホームのベンチに座りしばし昼寝。
この駅では10分ヘッド中は上りが毎時4分・14分…、下りが5分・15分…の発車時刻となっている。ほぼ上下列車が並んで停車し、京成車同士、もしくは新京成車同士が並ぶ。
ベンチに座っているあいだ、上り3700形・下り3300形のすれ違いがあった。次は新京成か…とホーム端へ移動したが、現れたのはN800形だった。HM付は新京成のもう1ターン後…20分後か。
新京成N800形(検見川)
N800形はN811からの付番で、「N808F」は存在しない。十位が編成番号、一位が号車位置となるが、現状は2編成とも6連。
新京成8800形(検見川)
このターンは上下列車が駅で並んで停まることはなかった。両形式のトップナンバーだったのだが。
3500形更新車・3700形(検見川)
つぎの京成ターンはきれいに並んだ。この次のターンがHM付8000形だ。…待つこと10分。
新京成8000形(検見川)
「辰年」HMの8512F。HMの右下にはN800形の正面と同じ英字の「SHIN-KEISEI」ロゴがこっそり入っている。
新京成8000形(検見川)
8512Fと8510Fの連番並び。一昨年もここで8000形の連番並びを撮った。
これで検見川を後にし、京成津田沼へ出た。
しんちゃん登場
京成津田沼で下車。JR津田沼駅近くのユザワヤの中にある書店・丸善へ寄るためだ。
同じ「津田沼」だが、JRと京成ではだいぶ離れており、京成グループでいえば新京成線で次の駅・新津田沼がJR津田沼へののりかえ駅として案内されている。
そういえば、往路の京成津田沼でこんなことがあった。千葉線3000形の最後尾の席に着いて出発を待っていると、車掌のもとへ小さい子どもを連れた母親がやってきてこう訊いた。
客「津田沼へ出るには何番線ですか?」
車掌の答えは想像通りだった。
車「ここが津田沼ですよ」
客「…あ、新津田沼です」
車「では、この列車が出たあとここに来る列車に乗ってください」
こういう人ってのは路線図なんか見向きもしない、とんちが利かない人なのだ。だから訊き方もただの「つだぬま」って言い方になってしまう。自分の行くべき駅がJR津田沼駅最寄りの「新津田沼」だとわかっているのに。
物の名前をきちんと覚えない人はこうして迷うわけだが、鉄道側の駅名の示し方に非がないかと言えばそれもウソになるか。
北口の階段を降りて6本の線路の踏切の脇を抜け、細い道を進むと新京成のみの単線の踏切がある。ここを歩いて通ること自体初めてで、ユザワヤへ向かうついでにここでも撮って行こうと決めていた。
さっそく踏切が鳴くと、松戸方から下り列車が来る矢印が出た。急カーブでレールがきしむ音が近づいてきて、現れたのがこの編成。
新京成8000形(新津田沼—京成津田沼)
8000形のトップナンバー・8502F。8000形で唯一旧形車塗色を纏っている編成で、新京成のキャラクター「しんちゃん」のイラストが車内外にちりばめられている。
新京成8000形・3000形(京成津田沼)
8502Fは6番線に入った。震災前、千葉線直通運行時間帯は新京成線内列車は8連・京成千葉線直通は6連と明確に分かれていたが、その後の節電ダイヤから6連口も線内列車に充てられるようになった。震災前の状態に戻った現行ダイヤでも千葉線直通運行時間帯の1時間に1本、6連が線内運用に就いているようだ。
新京成8000形(京成津田沼)
8502Fは1月18日を以て引退することが発表されており、お別れHMが取り付けられている。ヘッドライト周りの「むくみ」が気になる。
新京成8800形(新津田沼—京成津田沼)
京成千葉から戻ってきた8801F。京成津田沼、新津田沼、前原と進むあいだ線路はほとんどカーブ。歴史的背景と地形条件があるとはいえ、地図を見ると異様だ。
新京成8000形(新津田沼—京成津田沼)
8514F。鼻の下に手すりがない原形フェイスなので、簡単にはHMは取り付けられない。
新京成8000形(新津田沼—京成津田沼)
わざわざ待っていたのに、上りはヘッドライト非点灯。なんてこった。
8000形はこの8502Fと次の8504Fのみが抵抗制御車だったが、8504Fは昨年ひと足先に廃車、8502Fも引退すると、新京成から抵抗制御車が消滅となる。なお、8000形は8506F以降界磁チョッパ制御で登場したが、現在はVVVFインバータ制御に改造された編成も存在している。
3500形更新車(京成津田沼)
新京成の単線踏切を渡った先は京成本線に沿った坂道。そこから駅を出てきた列車を撮る。
こちら3500形更新車は8000形と逆で、車体を更新したが制御装置は抵抗制御のままとなっている。
3000形(谷津—京成津田沼)
京成津田沼駅上野方にある引き上げ線に3000形が停車中。主に上野方からの津田沼止まり列車の折り返しに使われる。
このあとユザワヤの丸善に寄ってから総武線・東西線経由で帰宅。両線で撮ることはなく、ストレートに帰った。
(右フレーム上部から入れるアルバムに、掲載した写真をカテゴリ別にまとめています)
2012/01/14
2012/01/12
12.1.9 神出鬼没のタヌキさん・1
正月休みが明け、5・6日と働いてまた3連休。
7日は運動の日、8日はぐぅたらの日に充てた。…そういえば7・8日とも地元の総武線を189系あさま色の成田臨が走ったそうだが、チェックしておらず完全スルーしていた。
この9日はあさま色の予定はなし。11時前に家からたっぷり歩いて西船のラーメン屋へ行き、腹を満たしてから京成千葉線を目指した。
イナミド
天気予報どおりの暖かい日差しの中、京成西船駅へ出た。ラーメンのせいで首筋に汗がトロトロ。ハンカチで拭いながら普通列車を待つ。
3600形(京成西船)
記事があるとおり最近北総、京急線内で撮影をしたが、この3600形は京急に縁がないこともあって久々に会った感じ。
3000形(京成西船)
こちらもトップナンバーの8連以外はあまり直通系統に縁がない3000形。ただ浅草線には平日のほんの一部で6連の仕業があり、この3000形など京成車が充当される。このブログをはじめた2009年当時は休日に泉岳寺—西馬込を数往復する6連運用があったのだが、それはなくなったようだ。
3500形更新車(京成西船)
こちらも北総・京急の撮影ではお目にかからなかった3500形。これに乗って京成津田沼へ移動。
京成津田沼で3000形の千葉線ちはら台行にのりかえ。千葉線に来たのはリバイバルカラー編成を含む3300形や新京成のHM付編成目当て。
発車後、京成津田沼の留置線には3300形ノーマルとファイアーオレンジの2本がいるのが見えた。青電・赤電は千葉線を走っているかもしれない。運用の情報など一切確認していないので、この先何が来るのかはお楽しみだ。
京成稲毛で下りて、これまで何度か訪れているポイントへ向かった。
新京成8000形(京成稲毛)
改札を出てホーム沿いを歩いていると、新京成8000形上り列車が到着。ホームのすぐ近くの踏切から撮った。
昨年は震災後の節電ダイヤで新京成車の千葉線片乗り入れが休止になったりもしたが、現在は日中10分ヘッド・京成車と新京成車の交互運行というパターンに復旧している。
堀割区間を通り過ぎ、撮影ポイントに到着。まず現れたのは3300形トップナンバー・3304F。
3300形(京成稲毛—みどり台)
この場所では青電・赤電・ファイアーオレンジと、3300形リバイバルカラー車はすべて撮ったものの、この標準色が下り線を来る姿はまだ記録していなかった。
過ぎ去った3300形とすれ違い、新京成車がやって来た。
新京成8800形(京成稲毛—みどり台)
コンクリートの橋りょうを渡る8800形。だいたいこの橋りょうからみどり台駅の間で上下列車がすれ違う。
振り返ると、私がここで撮ったのは2009年の10月・11月の2度だけのようだ。もっと来てるような気がしていたが。
新京成8000形(京成稲毛—みどり台)
次の下り新京成は8000形。新京成車は京成津田沼駅で方向幕を切り替えている(新京成区間:行先のみ、京成区間:「普通」付)。
3500形更新車(京成稲毛—みどり台)
3500形の6連。4・6・8連で運行できる、現在の京成ではいちばんの汎用車。
3700形(京成稲毛—みどり台)
3700形では2本のみの少数派の6連口。私は3700形を千葉線内で撮るのは初めてのようだ。
新京成8000形(京成稲毛—みどり台)
先ほど下っていった編成の次の番号である8514F。…そろそろ移動するか。
(京成稲毛—みどり台)
2009年に訪れた際は整備中だった道路(都市計画道路 新港横戸町線)が完成していた。千葉線のコンクリート橋はここを跨いでいるもの。なお、写真は歩道橋のアクリル板越しの撮影。
3000形(みどり台)
歩いてみどり台駅に向かい、駅津田沼方にある踏切に来たところでちょうど遮断機が下りた。私が京成津田沼から乗った3011Fだった。
新京成8800形(みどり台)
踏切は閉まったまま下り新京成車が到着。線路レベルから撮ったほうが車両の大きさを感じられる。
〒ポストをさがしたりコンビニに寄ったりしてからみどり台駅に入場。上りホームに立つ。
3300形(みどり台)
上り3304F到着。接近している下りの新京成車を撮ることに決め、この列車には乗らず。
新京成N800形(みどり台)
現れたのは新京成N818F。N800形は昨年N828Fが登場し2編成が在籍している。
3300形(みどり台)
トップナンバー編成同士の並びだったが、顔はホーム位置では並ばず。
新京成N800形(みどり台)
このあとやって来た8800形の上り列車に乗り込んだ。(つづく)
(右フレーム上部から入れるアルバムに、掲載した写真をカテゴリ別にまとめています)
7日は運動の日、8日はぐぅたらの日に充てた。…そういえば7・8日とも地元の総武線を189系あさま色の成田臨が走ったそうだが、チェックしておらず完全スルーしていた。
この9日はあさま色の予定はなし。11時前に家からたっぷり歩いて西船のラーメン屋へ行き、腹を満たしてから京成千葉線を目指した。
イナミド
天気予報どおりの暖かい日差しの中、京成西船駅へ出た。ラーメンのせいで首筋に汗がトロトロ。ハンカチで拭いながら普通列車を待つ。
3600形(京成西船)
記事があるとおり最近北総、京急線内で撮影をしたが、この3600形は京急に縁がないこともあって久々に会った感じ。
3000形(京成西船)
こちらもトップナンバーの8連以外はあまり直通系統に縁がない3000形。ただ浅草線には平日のほんの一部で6連の仕業があり、この3000形など京成車が充当される。このブログをはじめた2009年当時は休日に泉岳寺—西馬込を数往復する6連運用があったのだが、それはなくなったようだ。
3500形更新車(京成西船)
こちらも北総・京急の撮影ではお目にかからなかった3500形。これに乗って京成津田沼へ移動。
京成津田沼で3000形の千葉線ちはら台行にのりかえ。千葉線に来たのはリバイバルカラー編成を含む3300形や新京成のHM付編成目当て。
発車後、京成津田沼の留置線には3300形ノーマルとファイアーオレンジの2本がいるのが見えた。青電・赤電は千葉線を走っているかもしれない。運用の情報など一切確認していないので、この先何が来るのかはお楽しみだ。
京成稲毛で下りて、これまで何度か訪れているポイントへ向かった。
新京成8000形(京成稲毛)
改札を出てホーム沿いを歩いていると、新京成8000形上り列車が到着。ホームのすぐ近くの踏切から撮った。
昨年は震災後の節電ダイヤで新京成車の千葉線片乗り入れが休止になったりもしたが、現在は日中10分ヘッド・京成車と新京成車の交互運行というパターンに復旧している。
堀割区間を通り過ぎ、撮影ポイントに到着。まず現れたのは3300形トップナンバー・3304F。
3300形(京成稲毛—みどり台)
この場所では青電・赤電・ファイアーオレンジと、3300形リバイバルカラー車はすべて撮ったものの、この標準色が下り線を来る姿はまだ記録していなかった。
過ぎ去った3300形とすれ違い、新京成車がやって来た。
新京成8800形(京成稲毛—みどり台)
コンクリートの橋りょうを渡る8800形。だいたいこの橋りょうからみどり台駅の間で上下列車がすれ違う。
振り返ると、私がここで撮ったのは2009年の10月・11月の2度だけのようだ。もっと来てるような気がしていたが。
新京成8000形(京成稲毛—みどり台)
次の下り新京成は8000形。新京成車は京成津田沼駅で方向幕を切り替えている(新京成区間:行先のみ、京成区間:「普通」付)。
3500形更新車(京成稲毛—みどり台)
3500形の6連。4・6・8連で運行できる、現在の京成ではいちばんの汎用車。
3700形(京成稲毛—みどり台)
3700形では2本のみの少数派の6連口。私は3700形を千葉線内で撮るのは初めてのようだ。
新京成8000形(京成稲毛—みどり台)
先ほど下っていった編成の次の番号である8514F。…そろそろ移動するか。
(京成稲毛—みどり台)
2009年に訪れた際は整備中だった道路(都市計画道路 新港横戸町線)が完成していた。千葉線のコンクリート橋はここを跨いでいるもの。なお、写真は歩道橋のアクリル板越しの撮影。
3000形(みどり台)
歩いてみどり台駅に向かい、駅津田沼方にある踏切に来たところでちょうど遮断機が下りた。私が京成津田沼から乗った3011Fだった。
新京成8800形(みどり台)
踏切は閉まったまま下り新京成車が到着。線路レベルから撮ったほうが車両の大きさを感じられる。
〒ポストをさがしたりコンビニに寄ったりしてからみどり台駅に入場。上りホームに立つ。
3300形(みどり台)
上り3304F到着。接近している下りの新京成車を撮ることに決め、この列車には乗らず。
新京成N800形(みどり台)
現れたのは新京成N818F。N800形は昨年N828Fが登場し2編成が在籍している。
3300形(みどり台)
トップナンバー編成同士の並びだったが、顔はホーム位置では並ばず。
新京成N800形(みどり台)
このあとやって来た8800形の上り列車に乗り込んだ。(つづく)
(右フレーム上部から入れるアルバムに、掲載した写真をカテゴリ別にまとめています)