2011/05/05

11.5.3 房総の湘南・2

大網で捕らえた113系湘南色10連に乗り込み、八積(やつみ)駅で降りた。
列車は隣の上総一ノ宮止まりなので、ちょっと待てば折り返して上ってくる。


八積

外房線の茂原より先はもう10年以上踏み入れていない。…さいごは大多喜に行ったときだと思うけど、それがいつだったか思い出せないし、写真も撮っていない。駅だけならこないだ行川アイランド駅に入ったが。


113系(八積)

八積は対向式ホームの駅だというのは知っていたが、降りてじっくり見るのはこれが初めて。


113系(八積)

安房鴨川方はカーブ。先頭車の先にもう一つ踏切があって、そこでアウトカーブの列車を撮れるのかもしれない。
この直後、上りの209系が現れて(113系の側面に色が映っている)顔が並んだのだが、油断していて撮れなかった。


209系(八積)

こちらがその209系。安房鴨川からの千葉行8連。



横須賀・総武快速線E217系(八積)

千葉方に移動後やって来たのは上総一ノ宮始発の快速東京行。総武直通快速はすべて八積通過。未更新4連+更新11連。
かつてスカ線の外房直通は大原まで行ったものだが、現在上総一ノ宮以南へ行く列車はなく、すべて上総一ノ宮返し。

快速の9分後に湘南色10連が上総一ノ宮を出発。


113系(八積)

八積は下りホーム脇に緑が続いているので、停車中に絵になるのは下りだと思う。これはホーム手前の上り線脇の緑にからめたもの。ホームは上下でずれていて、すべてホーム端に先頭車が停まる下り列車でも上りホームからキレイに撮れるはずだ。



113系(八積)

時計台のある特徴的な駅舎を絡めたかったが、障害物が多すぎた。



113系(八積)

湘南色に違和感を感じさせるのが、助士側乗務員室扉背後の窓のない部分。これはスカ線用ATC車・1000番台である証。幼少の頃西船橋で総武快速の113系を見て、カッコイイと思ったのがこの部分なのだ。その理由は不明。


113系(八積)

こうして見ると、クーラーキセはバラバラなのがわかる。

湘南色は千葉へ帰ったあと茂原までもう1往復する。次は沿線撮影に決めた。時刻表とにらめっこした結果、やはり降りたことのない次の上総一ノ宮まで行って引き返すことにした。次の下り勝浦行まで20数分の待ち。




209系(八積)

勝浦始発の千葉行10連。209系は10連が似合う。



209系(八積)

再び安房鴨川始発の千葉行8連。上り普通は湘南色の列車からほぼ10分ヘッドで3本来たが、下りは46分も普通列車が来ない。




E257系500番台特急「わかしお」(八積)

勝浦始発のわかしお4号は10連で登場。通勤特急として使うには、東京8:58着とちょっと遅いか。平日は茂原始発のわかしお2号があるが、そちらは東京7時8分着。最混雑帯は京葉・総武快速直通の4ドア車快速でないとさばけない。


209系(八積)

ようやく来た勝浦行。大網で上り列車として撮ったC601編成だ。非千葉方のアイシャドウはノーマルカラー。


上総一ノ宮

上総一ノ宮は起点・千葉から続いた外房線連続複線区間の終端。総武快速・京葉線直通快速は基本的にこの駅まで。京葉線「成勝」の勝浦返し列車1往復のみこの駅を越える。



209系(上総一ノ宮)

黄色の編成札が緑になる、ブルーアイシャドウ再び。
上総一ノ宮駅は本屋側単式+島式ホームの2面3線で、典型的な国鉄形配線の駅。安房鴨川方は3本の線路が集束して単線になるが、勝浦までは単線と複線の断続区間になっている。途中には複線化を見込んで掘られた未使用トンネルもあるようだ。

折り返しのため改札を入り直し、上り千葉行を待つ。駅の周りはなんだか広々した風景だが、安房鴨川方は土気—大網間以来の山が見える。


209系(上総一ノ宮)

安房鴨川始発の8連。10連普通列車の南端もこの上総一ノ宮。
この列車に乗って駅を出たころに255系の下りわかしお1号が到着。勝浦まで特急として走り、勝浦—安房鴨川間は普通列車となる。勝浦以南の普通列車はこの255系の9連が最長。東京をE257系500番台10連で出る特急が化ける普通列車もあるが、その場合は片側5両がこの上総一ノ宮で切り離される。

ボックスシートに陣取り、土気へ向かう。

(右フレーム上部から入れるアルバムに、掲載した写真をカテゴリ別にまとめています)

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