前記事のとおり、この日もあるテーマで街歩き(そのテーマはひみつだ)。
今回は京成高砂駅から歩き始め、最終的にJR亀有駅へ出た。この間の移動は最短ルートではないので、結構な距離を歩いた。新金線の脇も歩いたのだが、列車に出くわすことはなかった。
往路は東中山—京成高砂間を京成本線の3700形快速で移動したが、街を歩くことが目的のために京成の撮影はなし。亀有からの帰りは少々撮ってきた。亀有駅へ入場したのは前日同様夕方になってからのことで、全体的にピン甘・ブレブレ・粗い画質なのであしからず。
カメ足
亀有というと、昨年11月に訪れ、取手方と綾瀬方の両方で撮影をした。カーブの取手方には2名ほど先客がいたので近寄らず、逆光で誰もいない綾瀬方に立った。
E531系(亀有)
最初に撮ったのは10連で来た中電。普通車8両というのは需要に見合っているんだろうか?
E233系2000番台(亀有)
京葉線の5000番台とともに増殖中の、E233系2000番台。18日に東急車輌から出場して翌日に試運転を開始したマト9が現時点での最新で、マト8は6日に出場・12日から営業運転に就いている。5000番台とは違ってかなりのハイペース。
写真のマト7は昨年12月21日に出場、同27日から営業運転を開始したようだ。
E233系2000番台(亀有)
マト6。最近何度か常磐線が見える場所を車で走ったが、緩行線の列車に出会うとことごとくE233だった。
203系(亀有)
203系マト54。203系は現時点で6編成が離脱し、残り11本。この列車にひと駅乗って金町へ。
きのう撮った武蔵野線の新松戸行競馬臨が西船橋16時31分発だったので、それが来そうな時間帯までに新松戸へ移ることにした。それまでの時間調整。
金町ではカーブが人気の取手方を覗いたが、毎度の如くお子様多しで行く気にならず。で、初めての綾瀬方で撮ってみる。
メトロ6000系(金町)
駅を変えたらメトロ車登場。6131Fは亀有で夕日を浴びてカーブを来る姿を撮った編成。
E531系(金町)
走る列車の撮影は厳しくなってきた。でもこのレールだらけかつぐにゃぐにゃ曲がってるロケーションは楽しいな。
メトロ6000系(金町)
列車は我孫子行、取手行、松戸行という順で来る。
東西線5000系の最終期もそうだったが、6000系の方向幕は黒ずんでしまっていて読み取りにくい。6000系で幕が残っているのは北綾瀬のハイフン車3連を含む8本と少数派。
203系(金町)
マト65。帯は「シミだらけ」的。貫通扉の帯はなんらかの施工の跡か、四隅だけ濃くなっている。
メトロ6000系(金町)
LED表示車はアイシャドウが黒。幕車…原形は緑と表情が違う。
E231系(金町)
これは初めて撮った「我孫子・成田」表示。上野方はもっとブレちゃったので載せないが、「成田」の単独表示だった。これは取手方5連が我孫子止まり、上野方10連が我孫子線直通の成田行ということ。エメグリの常磐快速の行先は上野、松戸、我孫子、取手、成田の5つだけ。
メトロ6000系(金町)
松戸行がまた幕車で来たので乗車。松戸で幕回しが撮れるかと期待したが…
メトロ6000系(松戸)
降りたらすでに折り返しの代々木上原行に収まっておりました。新松戸へ進むため4番線に階段を使って移る。
メトロ6000系(松戸)
思えば亀有、金町、新松戸と各駅停車移動をしているな。亀有からということで、カメ足的だ。武蔵野線の競馬臨を拝むため、北松戸と馬橋は通過だ。
メトロ6000系(新松戸)
松戸で6133Fの右奥に見切れていたのがこの6104F。1次車で、デコラやモケットは貼り変わっていたが、キノコ型貫通路が健在だったのが嬉しい。
臨電ふたたび
武蔵野線ホームへ移る。
205系(新松戸)
西船橋方に立って、府中本町行の列車が入ってくるところを撮ってみたが、ブレてまったくダメ。こうして停まっている姿でさえブレ。手前のケヨM22はきのう新松戸行の姿で撮った編成。
府中本町方に場所を変えると、当駅止まり競馬臨がすぐに来た。
205系(新松戸)
競馬臨24Eに入ったのはケヨM6。すでに回送表示にした状態で入ってきた。何も考えずに乗ったらしい競馬帰りのオヤジ3人が降りた位置で次の列車を待っていた。
M6は南流山へ向かって出て行ったが、流鉄の上を通る頃幕を回し、白幕になっているのが見えた。
205系(新松戸)
この時間帯、上下線列車が同着する。この位置は上り線が高くなっていて、その段違い感を撮ろうとためしたが、タテ位置でこう撮るしかできなかった。
この写真を撮っていたのでドア位置の列には並ばなかった。着席できなそうなので次の列車を待つことにした。
205系(新松戸)
並んでいた上り列車。ホームの余りが少なく、先頭車を撮るのが精一杯。
205系(新松戸)
東所沢行登場。あれ、こんな時間(17時ちょうど)にあったっけ? と思ったが、前記事のとおり、これも競馬臨だということを帰ってから知った。
編成は運転台上に「武蔵野線」表示が出ているM65。現在順次行われているEB装置取付に際し、この幕の装置が邪魔になるようで、EB装置取付済み編成は非表示になった。まるでクモハ103にATS-Pを取り付けたときと被る。
5本ある「武蔵野顔」205系の中では、この編成のみが原形維持中のようだ。
次の列車で着席・爆睡しながら南船橋へ出て、二俣新町から帰宅した。
(右フレーム上部から入れるアルバムに、掲載した写真をカテゴリ別にまとめています)
2011/01/26
2011/01/24
11.1.22 臨電と隣電
この土日はとあるテーマで街歩きをしていた。そのついでで列車の写真も撮ったので記事に。
まずは22日土曜日。この日は地元周辺を歩いていた。西船橋駅附近まで来ていたところで、しもうさ号がそろそろ西船橋に来る時間帯に。街歩きを切り上げて駅に入った。
駅に近づく間に総武線を183系あずさ色が上り列車で駆け抜けて行った。成田臨だろう。
臨電編
武蔵野線9・10番線ホームに上がると、近くの客の会話が聞こえてきた。30歳前後の女性とその家族の男性という感じ。
女「あ、こっち(9番線)は次しもうさ号だ」
男「ほんとだ。どんくらい走ってんのかね?」
女「1時間に1本くらいじゃないの?」
…しもうさ号を知ってんだか知らないんだか。1日3本しかないうちの1本だとは思ってないようだが、中途半端な知識っ。
9・10番線の京葉線方に立ち、列車を迎える。ここは金網が立ちはだかるが、私のコンデジは金網の目にすっぽりレンズが入る。
まずはノーマルな府中本町行。
205系(西船橋)
西日がマッチするオレンジの205系。編成はケヨM23。中間の2両のサハが埼京線からの大窓ドアで、あとの6両は山手線からの小窓ドア車。
見飽きるほど走っているこのノーマル顔も、いつかは終焉が来る。どうせその頃には葬式鉄が群がってくるんだろう。こういう「どうでもいい頃」に撮っておくのが大事なのだ。
この列車がまだ停まっているところで、二俣支線からしもうさ号が近寄ってくるのが見えた。いかにも「間に入れました」的なダイヤだ。
205系(西船橋)
府中本町行発車後、徐行で9番線に入ってきたしもうさ号。ステンレスボディが西日を反射してコンクリート壁が黄色く光っている。
編成は前の電車の1番ちがいのケヨM24。こちらは全車元山手線の小窓ドア車。
しもうさ号を見送ってから、二俣新町へ出るために12番線に回ろうとホーム中程へ向かうと、10番線の次列車予告には「新松戸」の文字。競馬臨か。新松戸到着後は南流山の中線で折り返す列車だ。
船橋法典駅最寄りの中山競馬場利用客を捌くための競馬臨は103系時代に出くわしたことはあるが、これまで撮ったことがなく、時刻もまったく把握していなかった。メインレースが終わってまとまった流れができる夕方に走る。
205系(西船橋)
列車は府中本町方からクネクネと体を曲げながら「新松戸」表示で10番線にやって来た。
調べると、新習志野→新松戸→西船橋→新松戸→新習志野というものと、東所沢から船橋法典まで回送し、船橋法典→西船橋→東所沢というのがあるようだ。また、府中本町の東京競馬場対応の設定もある。
205系(西船橋)
編成はケヨM32。記録のため撮った方向幕の写真はよく見たら、正面は「SHIM」、側面は「SHIN」と“新”のローマ字が異なっているのに気づいた。ネットで調べると、側面も「SHIM」なのが普通のようだ。
205系(西船橋)
南船橋からの定期列車が到着。先行のM23、M24(しもうさ号)に続いてケヨM22。集中してますな。これも全車山手線からの小窓ドア車。ガラガラの新松戸行を見つけて移った客もいた。
205系(西船橋)
この中間車の幕も拡大してみると「SHIN」になっているので、編成全体で側面はNなのかもしれない。
205系(西船橋)
11番線側から撮って終了。12番線には…
209系500番台(西船橋)
209系500番台・ケヨM73が来ていた。元ケヨ33で、京葉線時代はたくさん撮っている編成。武蔵野仕様を撮るのは昨年11月の訓練運転以来。
12月のダイヤ改正から2本(もう1本はケヨM71…元ケヨ31)が営業に就いた209系500番台は最近長野へ配給された元ケヨ32と現在も京葉線を走るケヨ34を合わせ4本体制になると見られているが、山手線用6ドア車置き換え用サハ輸送の伴車として使われているE231系元ミツB27編成が総武線に復帰すると、同線の209系500番台が捻出されて武蔵野線に回るかも、とも噂されている。
新松戸行の出発を見送ることなく、この南船橋行に乗り込んだ。
隣電編
南船橋に到着。
武蔵野線209系500番台(南船橋)
市川大野での訓練運転列車はテールライトのみだったので、やっとヘッドライト姿が撮れた。
E233系『ナルニア国物語』広告車の東京行快速をやり過ごしたあと、反対ホームからもM73を撮ろうかと階段へ向かうと、次の各停接近の放送。
まぁ確率は低いが一応確認しておこうと、遠くのカーブをやって来る列車を凝視すると、ビンゴ! 唯一の存在となった京葉線用209系500番台・ケヨ34が来たじゃないか。タイミングよすぎるなぁ。
京葉線・武蔵野線209系500番台(南船橋)
ホームを挟んだ形だが、色違いが並ぶ姿が撮れた。LEDの行先表示の行先/路線名の切り替えタイミングが両編成で同期しているのがいい。
今度はくっついたところで並んでる姿を捕らえたいが、その場面に立ち会える確率はかなり低いわけで、これが最初で最後になるかもなぁ。
武蔵野線205系(南船橋)
海浜幕張始発の武蔵野線。ケヨM36は総武線ミツ14→京葉線ケヨ21を経て武蔵野線に来た編成で、姿を変えながら常に千葉県に顔を出している。
武蔵野線209系500番台(南船橋)
停止位置は東京方に寄っていて、編成を入れつつヘッドライト点灯の姿は撮れない。
E233系(南船橋)
「さっぽろ雪まつり」の広告車・ケヨ510。ステッカーの絵はどうもクリスマスに見えてしまう。
武蔵野線209系500番台(南船橋)
3・4番線ホームに戻る。水色の子は電池が切れた・もしくはしっぽを引っ張られたのか、立ちつくしたまま動かず。
二俣新町へ出るために待った各停は201系だった。
201系(二俣新町)
これにて終了。短い時間ながらいい小ネタ記録ができた。
なお、この日は201系ケヨ51+K1が50番台の線内運用に、休日はE331系用の95運用には205系京葉顔が入っていた。E331、またガタが来ちゃったかな…?
(右フレーム上部から入れるアルバムに、掲載した写真をカテゴリ別にまとめています)
まずは22日土曜日。この日は地元周辺を歩いていた。西船橋駅附近まで来ていたところで、しもうさ号がそろそろ西船橋に来る時間帯に。街歩きを切り上げて駅に入った。
駅に近づく間に総武線を183系あずさ色が上り列車で駆け抜けて行った。成田臨だろう。
臨電編
武蔵野線9・10番線ホームに上がると、近くの客の会話が聞こえてきた。30歳前後の女性とその家族の男性という感じ。
女「あ、こっち(9番線)は次しもうさ号だ」
男「ほんとだ。どんくらい走ってんのかね?」
女「1時間に1本くらいじゃないの?」
…しもうさ号を知ってんだか知らないんだか。1日3本しかないうちの1本だとは思ってないようだが、中途半端な知識っ。
9・10番線の京葉線方に立ち、列車を迎える。ここは金網が立ちはだかるが、私のコンデジは金網の目にすっぽりレンズが入る。
まずはノーマルな府中本町行。
205系(西船橋)
西日がマッチするオレンジの205系。編成はケヨM23。中間の2両のサハが埼京線からの大窓ドアで、あとの6両は山手線からの小窓ドア車。
見飽きるほど走っているこのノーマル顔も、いつかは終焉が来る。どうせその頃には葬式鉄が群がってくるんだろう。こういう「どうでもいい頃」に撮っておくのが大事なのだ。
この列車がまだ停まっているところで、二俣支線からしもうさ号が近寄ってくるのが見えた。いかにも「間に入れました」的なダイヤだ。
205系(西船橋)
府中本町行発車後、徐行で9番線に入ってきたしもうさ号。ステンレスボディが西日を反射してコンクリート壁が黄色く光っている。
編成は前の電車の1番ちがいのケヨM24。こちらは全車元山手線の小窓ドア車。
しもうさ号を見送ってから、二俣新町へ出るために12番線に回ろうとホーム中程へ向かうと、10番線の次列車予告には「新松戸」の文字。競馬臨か。新松戸到着後は南流山の中線で折り返す列車だ。
船橋法典駅最寄りの中山競馬場利用客を捌くための競馬臨は103系時代に出くわしたことはあるが、これまで撮ったことがなく、時刻もまったく把握していなかった。メインレースが終わってまとまった流れができる夕方に走る。
205系(西船橋)
列車は府中本町方からクネクネと体を曲げながら「新松戸」表示で10番線にやって来た。
調べると、新習志野→新松戸→西船橋→新松戸→新習志野というものと、東所沢から船橋法典まで回送し、船橋法典→西船橋→東所沢というのがあるようだ。また、府中本町の東京競馬場対応の設定もある。
205系(西船橋)
編成はケヨM32。記録のため撮った方向幕の写真はよく見たら、正面は「SHIM」、側面は「SHIN」と“新”のローマ字が異なっているのに気づいた。ネットで調べると、側面も「SHIM」なのが普通のようだ。
205系(西船橋)
南船橋からの定期列車が到着。先行のM23、M24(しもうさ号)に続いてケヨM22。集中してますな。これも全車山手線からの小窓ドア車。ガラガラの新松戸行を見つけて移った客もいた。
205系(西船橋)
この中間車の幕も拡大してみると「SHIN」になっているので、編成全体で側面はNなのかもしれない。
205系(西船橋)
11番線側から撮って終了。12番線には…
209系500番台(西船橋)
209系500番台・ケヨM73が来ていた。元ケヨ33で、京葉線時代はたくさん撮っている編成。武蔵野仕様を撮るのは昨年11月の訓練運転以来。
12月のダイヤ改正から2本(もう1本はケヨM71…元ケヨ31)が営業に就いた209系500番台は最近長野へ配給された元ケヨ32と現在も京葉線を走るケヨ34を合わせ4本体制になると見られているが、山手線用6ドア車置き換え用サハ輸送の伴車として使われているE231系元ミツB27編成が総武線に復帰すると、同線の209系500番台が捻出されて武蔵野線に回るかも、とも噂されている。
新松戸行の出発を見送ることなく、この南船橋行に乗り込んだ。
隣電編
南船橋に到着。
武蔵野線209系500番台(南船橋)
市川大野での訓練運転列車はテールライトのみだったので、やっとヘッドライト姿が撮れた。
E233系『ナルニア国物語』広告車の東京行快速をやり過ごしたあと、反対ホームからもM73を撮ろうかと階段へ向かうと、次の各停接近の放送。
まぁ確率は低いが一応確認しておこうと、遠くのカーブをやって来る列車を凝視すると、ビンゴ! 唯一の存在となった京葉線用209系500番台・ケヨ34が来たじゃないか。タイミングよすぎるなぁ。
京葉線・武蔵野線209系500番台(南船橋)
ホームを挟んだ形だが、色違いが並ぶ姿が撮れた。LEDの行先表示の行先/路線名の切り替えタイミングが両編成で同期しているのがいい。
今度はくっついたところで並んでる姿を捕らえたいが、その場面に立ち会える確率はかなり低いわけで、これが最初で最後になるかもなぁ。
武蔵野線205系(南船橋)
海浜幕張始発の武蔵野線。ケヨM36は総武線ミツ14→京葉線ケヨ21を経て武蔵野線に来た編成で、姿を変えながら常に千葉県に顔を出している。
武蔵野線209系500番台(南船橋)
停止位置は東京方に寄っていて、編成を入れつつヘッドライト点灯の姿は撮れない。
E233系(南船橋)
「さっぽろ雪まつり」の広告車・ケヨ510。ステッカーの絵はどうもクリスマスに見えてしまう。
武蔵野線209系500番台(南船橋)
3・4番線ホームに戻る。水色の子は電池が切れた・もしくはしっぽを引っ張られたのか、立ちつくしたまま動かず。
二俣新町へ出るために待った各停は201系だった。
201系(二俣新町)
これにて終了。短い時間ながらいい小ネタ記録ができた。
なお、この日は201系ケヨ51+K1が50番台の線内運用に、休日はE331系用の95運用には205系京葉顔が入っていた。E331、またガタが来ちゃったかな…?
(右フレーム上部から入れるアルバムに、掲載した写真をカテゴリ別にまとめています)