寄居からは東武東上線で一気に都心へ帰る。
寄居口・越生線用8000系ワンマン対応車(寄居)
池袋—寄居間の東上線は、小川町(おがわまち)で運転系統が分かれる。
小川町—寄居の「末端区間」はワンマン運転で、8000系4両編成が淡々と走っている。
データイムは最大43分も間隔が空く(例:小川町発1254、1337、1354、1437…)こともあり、若干寂しい状態だ。
朝早かったためか、鉢形を出たあたりからオート爆睡。
小川町で急行池袋行にのりかえ、ほとんど寝た状態で和光市に到着。もう車種すら憶えていないが、乗ったのはたぶん10030系あたりだったと思う。
あとで時刻表を観たら、小川町—和光市は急行でジャスト1時間。結構遠いんだなぁ。
和光市からは有楽町線で飯田橋→東西線で帰宅、という流れだが、メトロ10000系の写真はケイタイですら撮っておらず、やって来るのを待つことにした。
西武6000系(和光市)
メトロ副都心線7000系(和光市)
副都心線の開業以降、それに絡む区間に来たのは初めてだったり。
この和光市で待っているとメトロ側から続々と列車がやってきて、平日の真っ昼間に最短2分間隔。
東上線側が少なく感じるくらい。
メトロ7000系は有楽町線用として造られた形式だが、有楽町線と一体で運転をする副都心線開業により一部が転用改造を受けた。
将来渋谷から東急東横線への直通を控えているため、東横線対応の8両編成も組成されている。
車体は千代田線用の6000系と似ているが、正面非常扉の上に小窓があること、側面幕部両端に1つずつ表示器があることが異なる。
正面の小窓は私鉄への直通時に種別表示器として使うとされていたが、未だ飾り窓のままで活用されていない。
西武6000系列も似たような小窓があるのが面白い。
ステンレスの西武6000系(左)・アルミの6050系(和光市)
西武車が続き、東武の駅なのにホームに2本、引上線にも1本西武車がいるという風景も。
西武車は東上線には入らないが、この和光市がメトロの終点なので東上線地上車と顔を合わせる。
同じく東武車は西武有楽町線に入らないため、東武車と西武池袋線地上車が顔を合わせることはない。
50000系列トップナンバー(和光市)
50000系は東武の新通勤形の標準形式であるが、10両編成2本が造られたのみにとどまっている。
半蔵門線直通用50050系、有楽町・副都心線直通用50070系、TJライナー用50090系と、派生形式のほうが断然数が多い。
また写真の50001Fは50000系列中唯一正面に非常扉がなく、非常扉付の50002Fとそれぞれ1スタイル1編成ずつという希有な存在。
メトロ10000系(和光市)
ようやく来たメトロ10000系。副都心線開業前に有楽町線でデビューしていて、1度だけ乗ったことがある。
電車もここまで来たか、というオサレな内装に感心した。
ライトの穴の形状は丸ノ内線の300形〜500形を意識したものになっている。
正面のガラスは曲面になっているが、視界はどうなんだろうか? デザインに凝りすぎて端の方の視界がゆがむようだと困るわけだが、そこはシロウトですら気にする部分、きっとうまいこと処理されているんだろう。
9000系(和光市)
東武9000系は有楽町線乗り入れ用として造られた東武初のステンレスカー。
副都心線対応改造と更新により東武動物公園で見た10000系同様の変化が見られる。
試作編成は1981(昭和56)年に登場した古株。現在その試作車は地上線運用に専念しているそう。
9000系マイナーチェンジ車(和光市)
こちらの9000系は側面がコルゲートからビードに進化したもので、1991(平成3)年に増備された編成。
見た目が少し軽やかになった感じだ。
メトロ有楽町線7000系(和光市)
メトロ10000系・有楽町線7000系(和光市)
7000系の第2編成が来た。
6000系より先に廃車が進む7000系だが、こういう若番車もまだ頑張っているのか。
本来のゴールド帯(実際は黄色に見えるが)を保つ7000系は副都心線には対応しておらず、有楽町線線用を示す「Y」マークが助手側監視窓に付いている。
10000系と並ぶと、32年のデザインの違いを堪能できる。
50000系『つばさ』PR車(和光市)
池袋行で50002Fがやってきた。NHKの連続テレビ小節『つばさ』のPR車両。
単純な紺のシールが貼られた正面の顔の写真は手ブレで失敗してしまった。
2本しかない50000系を両方見られるとは。
50090系準急(和光市)
続いて川越市方面行きでTJライナー用50090系が準急運用でやってきた。
TJライナーはJRのホームライナーのような座席定員制の速達列車で、50090系はTJライナー運用時のクロスシートと、間合い運用時のロングシートの2パターンの座席配置ができる「マルチシート」を備えている。近鉄のL/Cカーと同じような車両だ。
青のラインが追加され、50000系列の中でも異彩を放っている。
メトロ有楽町線7000系(和光市)
新木場行7000系準急がやってきた。
これも7005と若番だが、冷改、2段窓→1段下降窓化、VVVFインバータ制御化など、製造時からかなり変化している。
帰るきっかけを見失っていたが、この未体験の有楽町線準急に乗り帰途についた。
そういや、8000系の「東武顔」には会えなかったな…
小川町から和光市に至る間にすれ違ったりしてたかもしれない。
(右フレーム上部から入れるアルバムに、掲載した写真をカテゴリ別にまとめています)
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