2023/07/16

23.7.16 あまのじゃくなラスボス(スマホ)

ひさびさの記事であるが、相変わらずのパターン。
ただし今回はいつものパターンで終わるはずが、続きが出た。


変化をつける

相変わらずのパターンというのは、西武線の小川駅詣で。行きつけの場所があるためで、その際に乗ったり遭遇した列車を主にiPhoneでついでに撮るという形。
撮影のためのお出かけではないので、デジカメを持って行った日は少ない。目的地には小川駅のほか八坂駅からでも行けるのは、過去の記事の通り。



東西線妙典始発から高田馬場→西武新宿線急行へのりかえるパターンはいつも通り。
急行は本川越行で、小平で先行の急行多摩湖行(急行は田無以西は各駅停車)が接続していたが、今回は気分を変えてそのまま東村山まで進んだ。
路線図の通り、歴史的経緯からこの辺りの西武線は路線が輻輳しており、小平で降りなくても小川へ向かうことができる。


6000系(東村山)(i)

高田馬場から乗ってきたのは6000系トップナンバー。リニューアル工事を終え先月30日に出場した。
表示幕がフルカラー&白色LEDに変わっており印象が変わった。入場は4月14日だが、その前の3月23日に先行してヘッドライトがLEDに交換されている。
6000系で登場時の顔色を維持しているのは新宿線所属のこの6001Fと6002Fのみであったが、6002Fは1月入場・3月出場でひと足早くリニューアルを終えている。
昨年10月に小川駅で捕らえた銀顔・表示幕・電球色ヘッドライトの姿は過去のものとなった。



新2000系(東村山)(i)

ここから国分寺線で次の小川へ出る。
東村山駅は高架化工事の真っ最中で、国分寺線と西武園線が同じホームに縦列で停まる形になっている。ただし線路はそれぞれに分断されている。


新2000系(小川)(i)

国分寺から小川へは1駅。途中多摩湖線のガードをくぐるが、接続駅は設けられていない。
乗った編成は2049F6連。こっちに来るときは新じゃない2000系に会えるのを期待するが、西武線アプリでもそのアイコンは見られなかった。


ところが

用事が終わり、小川駅へ向かう。いつも西口を利用するが、開けている東口へ出たことがないので、行ってみることにした。



新2000系(小川—国分寺)(i)

踏切に近づいたらちょうど鳴いた。国分寺線国分寺行がやってきた。
国分寺方から2523F4連+2461F2連の6両編成。

踏切を渡って線路際のヘンテコな幼稚園の前を過ぎると、道は線路から離れてしまった。住宅街の細い道を進む途中、奥に垣間見える線路に現れたのは田の字窓の2000系! 側面行先表示は「玉川上水」となっている。拝島線の列車だ。
帰るつもりだったし猛暑日でもあるが、これは追いかけるしかない。見えた列車には到底間に合わいので、次の列車に乗ろう。


新2000系(小川)(i)

玉川上水は2つ先の駅。ダイヤ的に次の東大和市で2000系を迎えることになろう。小平方端っこで列車を待つ。
まず現れたのは国分寺線。2053F6連で、現存の新2000系6連では唯一の菱形パンタ編成。
データイムは拝島線と国分寺線は列車間隔が同じで、駅にいると両線の列車が交互に来る感覚だ。




新2000系(小川)(i)

国分寺線は単線で、当駅では上下列車が交換する。東村山行は往路で同駅から乗った2049F。


6000系(小川)(i)

私が乗るのは、これまた往路で乗った6001F。


東大和市へ

小川駅からのどかな風景を眺めつつ進み、高架に上がると東大和市駅に到着。



6000系(東大和市)(i)

東大和市駅は「相対式2面2線の高架駅」で、西武鉄道では2つ先の武蔵砂川駅と2駅だけの存在。私は拝島線小川以西の利用は10年以上なかったはずで見慣れておらず、西武らしくない絵ヅラという感覚の駅である。
当初その相対式高架駅に停まる2000系を撮ろうと思い小平方端っこに降り立ったが、拝島方は緑が見えてなんだか良さげな感じ。
ホーム端に1人先客がいるが、間を空けて立てば…と考えながら向かっているうち、列車が来てしまった。



2000系(東大和市)(i)

6連単独編成だった。そもそも小川駅の脇から見たときは6連口か2連口かわからなかったが、小平方に顔が出ているのは確認していた。
デジカメを持ってたらもっといい画質で撮れたのだが。


2000系(東大和市)(i)

2000系も廃車が進み、6連口はこの2031F(この列車では小平方先頭車が2031号・拝島方先頭車が2032号)がラストワンで、2連口も3本だけ。新じゃない2000系は残り12両となった。


2000系(東大和市)(i)

2031Fは1987(昭和62)年製の5次車。2031F・2033Fはもともと3次車で登場した番号だが、1983(昭和58)年に2連口・8連口を増やすための組み替え用車両に選ばれ、然るべき車号に改番された。
写真の5次車編成は2031Fとしては2代目となる。5次車は新2000系移行直前の製造で、箱型ベンチレーターや助士側ワイパー設置、黒Hゴムなど新2000系の要素も入ってきている。
ベンチレーターは更新工事により撤去されたが、これは新ではない2000系では2031F、2033F(廃車済み)2417F、2419Fで構成された5次車のみの施工。4次車までのグロベンは対象にならなかった。


2000系(東大和市)(i)

対向式2面2線の高架ホームに停まる2000系。私の中ではレアな風景。まぁこんな上屋の地上駅だってあるから、この画角だと高架ホームである証明はできないが。

さて、2031Fは小平から折り返してくるだろうから、カーブになっている小平方先端で再び迎えることにしよう。
拝島行下り線がインカーブなので、アウト側である小平行上り線ホームの2番線に移る。小平方先端には先客がいたので、2031Fが近づいてくるまでは拝島方に居ることにした。




20000系(東大和市)(i)

20106F10連。駅の南側は緑が生い茂っている。



新2000系(東大和市)(i)

2047F6連。2031F同様拝島線内運用。
新2000系リニューアル車は戸袋窓閉鎖・正面に車号表記とビジュアルが変わっている。


(東大和市)(i)

2031Fの到着が近づいたので、小平方へ。
線路直上を跨ぐ送電鉄塔はカーブの先の変電所近くまで4本続く。高架線上を跨ぐ送電線はJR西日本の湖西線でも見られる。





2000系(東大和市)(i)

1枚目はデジカメだったらクッキリ撮れたなぁ。
次の玉川上水止まりだから、下り拝島方端っこでまた待ってみるか。




6000系(東大和市)(i)

6001Fが拝島から戻ってきた。
新宿線の6000系は長らくこの銀顔の6001・6002Fのみであったが、今年に入って池袋線への新製40000系投入で捻出されたバカ殿6003・6004・6008Fが新宿線に移籍している。これにより新2000系の廃車も順次進んでいる。



40000系(東大和市)(i)

40003F10連。現在池袋線所属のみの40000系は常時2本が新宿線貸出となっている。
拝島ライナーに使うため青ラベルのデュアルシート編成。これの戻りの上り急行で高田馬場まで帰れたらいいな。急行ではロングのセッティングだが、肘掛け付で隣の乗客との接触が浅くなるため、ノーマルなロングシートより居心地が良い。



30000系(東大和市)(i)

38817F8連の小平行。土休日データイムの拝島線は新宿線直通急行3本、小平—拝島間各停2本、小平—玉川上水間各停2本の1時間6本運転。編成は10・8・6連とさまざま。


新2000系(東大和市)(i)

2047Fが早くも小平から戻ってきた。小平、萩山、小川、東大和市、玉川上水と5駅間のみのシャトル運行である。そのうち線路の分岐・交錯がないシンプルな停留場はこの東大和市駅のみ。




20000系(東大和市)(i)

こちらも当駅で一度撮った20106F。


20000系(東大和市)(i)

続いて下りも20000系。20108F10連。



新2000系(東大和市)(i)

多少嫌な予感を抱きながら待った玉川上水返しの列車は、案の定2047Fだった。2031Fは車庫へ入ったのか?

あまのじゃくなラスボスに振り回されたな。猛暑の中待ったため玉川上水へ確認に行く気力はないし、帰ることにした。
まぁ1枚目のアングルは見ての通り逆光だし、キレイな写りにはならなかった。暑さでそのあたりも気にしてなかったのは間違いない。


(東大和市)(i)

折返し乗車のため一旦改札を出た。
せっかくなので駅外観を…と思ったが、舗装地面の輻射熱がすごくて、この辺りですぐ駅に引っ込んだ。



30000系(東大和市)(i)

着席できる可能性が高い最後尾で40000系急行を待つ。
屋根が途切れているので、私以外この猛暑の日なたで待つ客はおらず。


40000系(東大和市)(i)

目論見通り40003Fの急行で着席できた。高田馬場まで爆睡。その後の東西線でもまた爆睡していたが、途中からは爆睡疲れが出た。
東西線にも快速列車があるが、通過は東陽町以東だけ。大手私鉄の優等列車はスピーディーでいいな。

(右フレーム上部から入れるアルバムに、掲載した写真をカテゴリ別にまとめています)

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