総武線で亀戸に降り立ち、千葉方端っこのマイナー改札口から外に出る。
8日前に訪れた東武亀戸線の再訪問。同線を走る8000系の中で唯一撮っていないグリーンの編成がお目当てだ。
コンプリート
商店街を抜けて総武線の盛り土をくぐると、東武亀戸線の踏切に出る。前回最初に訪れた踏切だ。
踏切から東武のホームを覗くと、2番線に標準色の編成が停まっている。正午過ぎに回送で出てくる編成だ。
1番線に車両はなく、この時間に営業運転に就いている2編成が何なのか、楽しみである。
2つ先・カーブ上の、前回通らなかった踏切で列車を待つ。
8000系(亀戸—亀戸粋人)
オレンジの8577Fだった。前回は2番線発の回送列車として、1つ先の踏切でインカーブで迎えた。
その1つ先の踏切に移り、次の列車まで10分待つ。
8000系(亀戸—亀戸水神)
見事、グリーン編成8568Fが来てくれた。よかったよかった。後追いはN'EXと競演。
このカラーリングは7860系に施された試験塗装を復刻したもので、白帯は現在の8000系標準色のベースであるジャスミンホワイトが流用されている。
ここから早歩きで亀戸水神駅を通り過ぎ、北十間川までやって来た。
川の曳舟方に回るつもりだったが、亀戸方に到達した時点で早くも踏切が鳴いた。
8000系(亀戸水神—東あずま)
スカイツリーとからめた。無理矢理。
この編成の記録で、現在亀戸線・大師線を走る8000系ワンマン対応2R車5編成は記録コンプリートとなった。
(小原橋の仮橋)
前回と同じく、新小原橋の真下にある人道橋・小原橋の仮橋を渡り対岸へ。
また踏切が鳴き始めたので、この仮橋のトラスのすき間から列車を狙ってみる。
8000系(亀戸水神—東あずま)
手前のゴチャゴチャは小原橋の架け替え工事のもの。
列車が来てから気づいたが、縦アングルにすれば水鏡も入れられた。水面はご覧のように風で揺れてしまっているが。
8000系(亀戸水神—東あずま)
前回の経験を活かし、小原橋からは丸八通りを進んでこれまた前回訪れた踏切へ。
グリーンを再び迎える。晴天でもこの発色。かなり濃い緑だ。
8000系(亀戸水神—東あずま)
東あずま駅に入り、回送列車を捕らえる。8570Fは昨年初訪問した際にもこの回送列車で撮っている。
3編成が動く朝方はわからないが、それ以降の時間帯は当駅付近で上下列車がすれ違うため、開放している構内踏切上から列車を撮れるのはこの回送列車ぐらいではないか?
(東あずま)
亀戸水神駅とともに駅本屋は上り線(亀戸行)側にあり、構内踏切で上下ホームを結んでいる。
小村井駅は駅本屋が下り線(曳舟行)側にあり、地下通路接続となっている。
8000系(東あずま)
逆光のグリーン。真っ暗。
8000系(東あずま)
なんだか8000系が地方私鉄に移ったような光景。編成ごとに色がちがうのであればまさに流鉄的。
8000系(東あずま)
オレンジに乗って移動。
8000系(東あずま—小村井)
今回は上下列車が駅で並ばず、前回同様車内から対向列車を撮影。グリーン編成は1回前も当駅で並ばず後れて入ってきた。
これで、私の中での課題は東上線のベージュ+オレンジ4R車のみとなった。遠いんだよな、あっちまで行くの。
曳舟で急行にのりかえ。
待っている間に前回に引き続いて100系サニーコーラルオレンジと遭遇。その背後に北総9200形が地下から現れるという、オンリーワン編成の競演が見られたが、私はホーム端にもおらずまったく撮る準備をしていなかった。
モノトーン
メトロ8000系の急行で北千住に出て、日比谷線ホームに上がる。
03系(北千住)
当駅始発の5ドア編成に乗る。次の南千住でカーブ写真を撮る目論見。
列車予告表示は2本後が7両となっていて、メトロ13000系か東武70000系が来ることがわかっている。
南千住で降りると、一見誰もいないように見えたが先客がいた。
声をかけるといそいそと狭い柵に張り付き、あんまり互譲の意思はないようだ。ホーム端は狭く、キャパ1名と言ってよい。
先に来ている方が偉いのは当たり前。彼の背後から撮るようなことは避け、反対ホームから撮ることにした。
03系・20000系列はそこそこ撮ったし、新車は今後いくらでも見られるのでね。
03系(南千住)
次の列車はノーマル03系。通勤でも4駅間だけ乗っている日比谷線、まだまだこいつが幅を利かせている。
東武70000系(南千住)
70000系が先にこちら側に現れた。ご覧のように、当駅のホームはギリギリな感じ。
18m車でもかなり減速して曲がるカーブが多い日比谷線に20m車が入るかもという噂が出ていたときは、「まさかそんなことはしないだろう」と思っていたが。
iPhoneで撮影済みだった70000系だが、デジカメではこのカットが初撮影となった。
東武70000系(南千住)
スカートもピカピカで風景が写っている。
東武70000系(南千住)
こちらが当初狙っていた中目黒行。また70000系。
南千住駅は高架駅で、両端は大屋根が複線を覆っている。
東武20000系(南千住)
18m車8連は単純に計算すれば編成長144m。新型の20m車7連より4m長く、最後尾もこのホームでは縦アンで顔を撮れる程度。先ほどの70000系とは違うのが一目瞭然。
東武20000系(南千住)
70000系がそれぞれに来たあと、20000系がまたそれぞれに現れた。
東武70000系(南千住)
で、次は…また70000系。
東武20000系(南千住)
ホームを移った。また20000系。
03系(南千住)
ひさびさにメトロ車登場。北千住行は7両表示が出ているので、それだけ撮ったら帰ろう。
13000系(南千住)
7両表示はこんどこそ13000系だった。
グレーの構造物が集まる中をやってきたシルバーの車両。モノトーンの世界。
13000系(南千住)
正面窓のフチが強調されると、一気にダサく見える。ストロング・マシンのような顔だ。
これにて撮影終了。茅場町経由で帰った。
(右フレーム上部から入れるアルバムに、掲載した写真をカテゴリ別にまとめています)
2017/09/18
17.9.18 平凡な平井
17日夜からこの18日早朝にかけて、台風が関東を通過。
10時を過ぎると風も落ち着き、まさに台風一過の晴天となった。
敬老の日三連休の3日目でようやくいい天気になった。暑さも戻ってきてしまったが、湿度は8月ほどではない。
はじめての平井
この日は予定も入れていないが、せっかくのいい天気なので、東武亀戸線・大師線の8000系緑編成の捕獲に行くことにした。
運用に就いているかは確認していない。
E231系500番台(西船橋)
今回は総武線で亀戸まで出る。最近また山手線からE231系500番台(鬱陶しいので、A編成と呼ぼう)が少しずつ移ってきている。
それも撮りたいと思っていたら、乗る列車として登場した。初撮影のミツA507。
乗り込んで最初にすれ違ったのもA編成だった。
A編成のコマ数を増やせたら、と考え、私にとっては未開の駅である平井で降りた。用事で下りたことはあるが、この駅で撮るのは初めてだ。
先頭から最後尾・千葉方端っこへホーム1本分移動。線路が南西〜北東の角度で敷かれていて、11時前でも上り列車の顔に日が当たる。
209系500番台(平井)
さっそく白い顔が…と思ったら、同じ500番台でも209系のほうだった。
ミツでは209系500番台にはCが編成番号の頭に付いている。ここではC編成としようか。
E217系(平井)
橋梁で荒川・中川を渡ってきた快速。
橋梁の前後で線路がS字カーブを描き、橋梁だけ上流側に寄っている。おそらく、橋梁の架け替えによるものだろう。
営業している路線の橋梁の架け替えは大きなルート変更でもないかぎりは「既存の橋梁の隣に新設」を余儀なくされる。
小岩—市川間の江戸川の橋梁も同様で、江戸川の場合は橋梁は下流側に寄っている。
E231系(平井)
中央・総武緩行の主力はこのE231系0番台。B編成としよう。
E231系(平井)
被った。
E231系(平井)
こんどは被らなかった。
E231系(平井)
基本的には下り列車が上り列車の少し前に発車していくため、こうして被らないことが多いようだ。
E217系(平井)
3枚目左端の線路は非電化の貨物線・越中島支線。亀戸—平井間で本線を跨いでいる。
亀戸の先は越中島貨物まで単線で延び、東は新小岩操まで続く。総武線は亀戸—平井—新小岩の3駅間だけこうして5線となっている。
越中島貨物駅は現在はレールセンターとなっており、途中にあった小名木川駅(貨物駅)も廃止されているため、純然たる貨物列車はもう走っていない。線路も錆が目立っている。
E231系(平井)
B編成ばかりでございます。
E231系(平井)
ミツB901は元209系950番台。近郊タイプを含め大増殖したE231系の礎。
E217系(平井)
快速線はカッコよく撮れる場所が多いな。
209系500番台(平井)
C編成。
E231系(平井)
A編成が入ると、編成中間に見える6ドア車は順次姿を消していく。東急5000系のそれが廃止されたため、6ドア車は日本で唯一この中央・総武緩行のみで見られる車両となった。
E231系(平井)
A編成が来ない。諦めて東武亀戸線の回送列車の動く前に亀戸に移動しよう。
平井では平凡な車両の平凡な姿の記録のみで終わった。255系やE259系も見たけど、下り列車だったので撮らなかった。
E231系(亀戸)
ひと駅乗って亀戸着。左に見えるのが駅間で本線を跨いで海側に移った越中島視線の単線高架。
(右フレーム上部から入れるアルバムに、掲載した写真をカテゴリ別にまとめています)
10時を過ぎると風も落ち着き、まさに台風一過の晴天となった。
敬老の日三連休の3日目でようやくいい天気になった。暑さも戻ってきてしまったが、湿度は8月ほどではない。
はじめての平井
この日は予定も入れていないが、せっかくのいい天気なので、東武亀戸線・大師線の8000系緑編成の捕獲に行くことにした。
運用に就いているかは確認していない。
E231系500番台(西船橋)
今回は総武線で亀戸まで出る。最近また山手線からE231系500番台(鬱陶しいので、A編成と呼ぼう)が少しずつ移ってきている。
それも撮りたいと思っていたら、乗る列車として登場した。初撮影のミツA507。
乗り込んで最初にすれ違ったのもA編成だった。
A編成のコマ数を増やせたら、と考え、私にとっては未開の駅である平井で降りた。用事で下りたことはあるが、この駅で撮るのは初めてだ。
先頭から最後尾・千葉方端っこへホーム1本分移動。線路が南西〜北東の角度で敷かれていて、11時前でも上り列車の顔に日が当たる。
209系500番台(平井)
さっそく白い顔が…と思ったら、同じ500番台でも209系のほうだった。
ミツでは209系500番台にはCが編成番号の頭に付いている。ここではC編成としようか。
E217系(平井)
橋梁で荒川・中川を渡ってきた快速。
橋梁の前後で線路がS字カーブを描き、橋梁だけ上流側に寄っている。おそらく、橋梁の架け替えによるものだろう。
営業している路線の橋梁の架け替えは大きなルート変更でもないかぎりは「既存の橋梁の隣に新設」を余儀なくされる。
小岩—市川間の江戸川の橋梁も同様で、江戸川の場合は橋梁は下流側に寄っている。
E231系(平井)
中央・総武緩行の主力はこのE231系0番台。B編成としよう。
E231系(平井)
被った。
E231系(平井)
こんどは被らなかった。
E231系(平井)
基本的には下り列車が上り列車の少し前に発車していくため、こうして被らないことが多いようだ。
E217系(平井)
3枚目左端の線路は非電化の貨物線・越中島支線。亀戸—平井間で本線を跨いでいる。
亀戸の先は越中島貨物まで単線で延び、東は新小岩操まで続く。総武線は亀戸—平井—新小岩の3駅間だけこうして5線となっている。
越中島貨物駅は現在はレールセンターとなっており、途中にあった小名木川駅(貨物駅)も廃止されているため、純然たる貨物列車はもう走っていない。線路も錆が目立っている。
E231系(平井)
B編成ばかりでございます。
E231系(平井)
ミツB901は元209系950番台。近郊タイプを含め大増殖したE231系の礎。
E217系(平井)
快速線はカッコよく撮れる場所が多いな。
209系500番台(平井)
C編成。
E231系(平井)
A編成が入ると、編成中間に見える6ドア車は順次姿を消していく。東急5000系のそれが廃止されたため、6ドア車は日本で唯一この中央・総武緩行のみで見られる車両となった。
E231系(平井)
A編成が来ない。諦めて東武亀戸線の回送列車の動く前に亀戸に移動しよう。
平井では平凡な車両の平凡な姿の記録のみで終わった。255系やE259系も見たけど、下り列車だったので撮らなかった。
E231系(亀戸)
ひと駅乗って亀戸着。左に見えるのが駅間で本線を跨いで海側に移った越中島視線の単線高架。
(右フレーム上部から入れるアルバムに、掲載した写真をカテゴリ別にまとめています)