前週は西武池袋線で『PASMOのミニロボット』狩りを敢行したものの獲り逃がした。
…そもそもおねんねしてたっぽいが。
西武9001F以外のミニロボHM掲出は各事業者今月いっぱいで、チャンスは少ない。
そんなわけで、獲物を近場の京成・新京成のミニロボに変更。
この24日は夕方以降に非鉄の予定が入っているため、昼のあいだだけ出かけてきた。
いざない
自宅から延々徒歩で京成本線東中山駅に。
京成のミニロボHM編成は3000形3032F、新京成は8814Fと発表されている。
3032Fは6連口のため、本線・千葉線の列車に入る。
さするに、3032Fと8814Fを千葉線でまとめて狩る…という淡い期待を抱いて東に進む。
乗り込んだ普通列車を含め、京成津田沼まで3032Fには遭遇せずに来た。
目指すは京成稲毛—みどり台間のカーブ。過去数回訪れている。
ミニロボ2本のほか、最近登場した新京成8000形のピンクと同じく8000形のリバイバル茶帯の2編成も一緒に撮れたらラッキーだが、どの一つにも会えないかもしれない。
千葉線へののりかえのため、京成津田沼で普通列車を降りて5・6番ホームに移動。
8800形(京成津田沼)
6番線にはピンクの8807F。
今年春にリニューアル工事を受けて出てきた編成で、行先表示器が幕式から白色LEDに置き換わっている。
ネット上ではWikipediaも含め「フルカラーLED」と書いているが、くぬぎ山の基地公開イベントの写真で見た「試運転」表示も白で行われており、色が出るのかはナゾだ。
新京成はN800形も頑なに3色表示LED(行先はオレンジ、回送・試運転は赤表示。緑表示はいまのところ設定がない)で新製してきたので、この編成が初めて白色表示LEDを用いた編成となった。
松戸行は千葉線から来る5番線の列車が先とのこと。
8000形(京成津田沼)
何と、その先発の松戸行が件の8000形ピンクだった。
この8518Fは最近ようやく登場した、8000形のピンク第1号なのだ。
新京成が塗色のイメチェンを発表した際のイラストで出ていたもののこの8000形だけはなかなか実物が登場せず、もしかしたらピンク姿は幻のまま引退しちゃうのでは? とたくさんの人が考えていた。
8000形(京成津田沼)
今年登場した2つの新しい顔が並ぶ。
登場時からフレーム内が茶色で鼻スジが通った姿は「くぬぎ山のタヌキ」と呼ばれていた8000形。
イラストどおりにフレーム内は黒となったが、白Hゴムはそのままなのでバキバキなコントラストを生んでいる。
黒となれば、それはもう「くぬぎ山のパンダ」である。
8800形(京成津田沼)
千葉線の列車が来るまで、無人の8807-1の車内を記録。
8800形の車内とは思えない雰囲気に変わっている。
8800形(京成津田沼)
優先席はハートマーク。
8800形(京成津田沼)
ドア上には千鳥配置でLCDが付いた。メトロ丸ノ内線02系の一部で見られるような細長いタイプ。
都営5300形(京成津田沼)
あまり顔を出さない都営車にも遭遇。
N800形(京成津田沼)
私が乗る千葉中央行は、おととし12月に登場した新京成の最新車両・N848F。
8連が消滅した新京成だが、N800形は8連化に備えた付番のままとなっている(一位4・5番がない)。
N848Fの先頭車に乗って京成千葉線を進む。
幕張本郷付近で3500形更新車とすれちがい、検見川ですれ違ったのは新京成8000形のリバイバル茶帯編成だった。
パンダとリバイバル茶帯が相次いで松戸へ向かっていったことを知ってしまった。
先にすれ違った編成がミニロボ3032Fだったら計画通りみどり台で下りてカーブポイントへ向かったのだが、そうでないとなると、2本の8000形に誘われるがままに計画変更。
検見川の次の京成稲毛で下り、改札を入り直して新京成へ向かった。
乗ったのは京成車だったので、京成津田沼で線内折返しの松戸行8809Fにのりかえ。
勝手知ったる…
次の新津田沼で反対側に来たのは、なんと新京成のミニロボ・8814Fの京成津田沼行であった。
…となると、2本後にミニロボが追っかけてくるわけか。
前には2本の8000形が間に別の列車を1本挟んで20分続行で走っている。
それらをどこで捕らえようか…ミニロボはどうしようか…スマホでダイヤを確認しながら悩む。
新鎌ヶ谷—初富間の高架脇カーブが勝手知ったる場所なのだが、8000形を2本とも捕らえるには向かう時間が足りない様子。
で、同じく過去に降り立っている滝不動駅でまずはミニロボを迎えることにした。
8800形(滝不動)
乗ってきた8809Fは旧来の茶帯が残る。
以前はここから白いボーダーが入った赤茶帯に変わる流れであったが、新たにピンク塗装が登場。この編成もいつかピンクになるであろう。
N800形(滝不動)
N828Fはボーダー入り赤茶帯で新製され、のちにピンクに変身した。
8800形(滝不動)
ヘッドライトがLEDの8803F。昨年VVVF制御装置を更新し、Sicという最新タイプに変わったそうだ。
何がどう変わったのかは詳しい方のページに譲るとして、床下にぶら下がっている制御装置そのものもかなりのダウンサイジングに成功している。
8800形(滝不動)
正面に手すり付の8815Fも茶帯のまま。さきほどの8809Fとともに、ドアの茶帯は省略されている。
8800形(滝不動)
ようやく『PASMOのミニロボット』編成を捕らえた。西武9001F同様、ピンクの編成へのHM貼付。
この列車で隣の三咲駅へ出て、そそくさと下りホーム松戸方に移動。
滝不動とは反対に下り列車のカーブアングルが撮れる三咲だったが…かつての8両対応ホームの松戸方端っこには新たな柵が立ってしまい、以前訪れたときの完全なホーム端まで行けなくなってしまっていた。あれももう5年前か…。
8800形(三咲)
やって来た下り列車を撮ってから考えた。
2本後がパンダさんだ。ホームの途切れた先は踏切があって、脇から撮れそうではある。
ただこの駅では上下列車が被りやすいことは前回来たときに把握している…いいや、踏切脇に行こう。
N800形(三咲)
無論橋上駅舎から外に出てきた。ホームから下りられたらとっても近い距離ではあるが。
そして、やって来た上り列車を撮っていたら、背後から下りが。
さっそく引っかけられた。しかも若干被ってたぽいな…。
まぁ、きょうが最後ではないので、きょうはきょう選んだ撮り方でやろう。
8000形(二和向台—三咲)
そして10分後にやって来たパンダ・8518F。やっぱり上り列車がインに入ってしまった。
8800形(二和向台—三咲)
次の8800形リニューアル車・8807Fは単独で撮れた。8000形の足が遅いのかな…。
8000形(二和向台—三咲)
で、予定通りやって来た8000形リバイバル茶帯・8512F。やっぱり8000形は上りと重なった。
8000形はリバイバルツートンだったトップナンバー以外の全編成が、京成千葉線直通開始を機に白ボーダー入りの赤茶帯に変身した。
ところが最近この8512Fが茶帯に復帰。古ダヌキ+ピンクロゴという新たな顔が生まれた。
8000形はパンダと古ダヌキのほかに赤茶帯の8514Fがいて、現存3編成がすべて異なる塗色となった。8000形は6連9本が製造されたが、いまは3分の1になってしまったわけだ。
今回の古ダヌキ化のきっかけは何だか知らないが、これにできるのであればパンダにもできたわけだ。
ファンにとっては楽しいが、いろんな点で二度手間ではないだろうか?
8800形(三咲)
ここに来る途中の駅ですれ違ったマリーンズ広告編成。
今季はパ最下位に甘んじている。ここはフルラッピングでいくべきではないだろうか?
8800形(三咲)
移動のため三咲駅に入った。
これが現在のホーム端から撮れるアングル。ホームがこうして入ってしまう。
また8809Fのお世話になる。
続・勝手知ったる
夕方に予定があるが、まだ動ける時間がある。
8000形2本はなんだか気持ち悪いままなので、これまた勝手知ったる逆光カーブ・前原駅へ。
ここでも反対側・上りホームの京成津田沼方へ進む。
8800形(前原)
停車位置が完全に松戸方に寄っている前原駅であるが、当駅には6両分カットの柵は設置されていない。
まずは本日3度目の8807F。
8800形(前原)
機器更新車・8803F。
8800形(前原)
三咲のホームで撮った8801F。この編成もLEDヘッドライト。
8800形(前原)
8000形が来る前にミニロボに再遭遇。
8800形(前原)
本日上下で2度乗った8809F。これと入れ替わりにミニロボが京成津田沼6番線に入ってまた折り返してくる。
N800形(前原)
千葉中央行のN848F。この編成は新造時からピンクで登場。赤茶帯を経ていない唯一のN800形だ。
8000形(前原)
千葉からパンダが帰ってきた。
そうすると、次がミニロボ、その次が古ダヌキか。役モノ3連チャンだ。
8800形(前原)
本日初撮影の8813F。ご縁がなかったですなぁ。
8800形(前原)
役モノ2発目・ミニロボ。この編成は従来のヘッドライト存置。
8800形(前原)
こちらも本日初撮影の8808F。LEDライトだ。
ピンクの8800形はLEDヘッドライト率が高いようだ。
8000形(前原)
役モノ3発目・8512F。シンプルな側面の茶帯もこうしてよく見える形で撮れて満足。
これにて撮影を切り上げ、とっとと帰宅した。
(右フレーム上部から入れるアルバムに、掲載した写真をカテゴリ別にまとめています)
0 件のコメント:
コメントを投稿
コメントは管理人が通知メールを確認後掲載可否の判断をします。
表示まで日数がかかったり、非掲載となる場合があります。
管理人はコメントへの返信必須のスタンスではありませんが、掲載した場合は「コメントありがとうございます」の意味がこもっていますので、予めご了承下さい。