バスで宮前平駅に戻り、再び下り列車に乗る。
5つのラッピング編成は数ヶ月走っており、ガツガツ撮りたい人たちはとっくにコンプリートしている。
途中複数の駅で撮影者を見かけたが、どこも1名だけという感じ。
私と同じように慌ててコンプリートを目指してで来ている人たちだろうが、GW中ということで土日2日に人が集中するようなことがなく、後半5連休の2日目は私の狙い通りのまったりとした状況だ。
そんな中対向式ホームの青葉台駅には先客がおらず、即時に判断して列車を降り、そそくさと上りホーム渋谷方に移動した。
一応東京時刻表は持ってきている(前日に地元の書店で1冊だけ残ってたのを買った)が、食事前と同じくテキトーに待ってれば何か来るだろう、という余裕の心でその「何か」たちを待つ。
青葉台2h
唯一気になるのは、食事前には会えなかった初号機・レモンイエローの編成が走っているのかどうかということ。
宮崎台ではあまりにも簡単に4色に遭遇したが…果たして、1日でコンプリート達成なるか?
東武30000系(青葉台)
はじめに撮ったのは半直系統のレアものの一つ・東武30000系。さっそく宮崎台で遇わなかった「何か」に当たった。
現在東武本線に残る30000系=半直系統に就く6+4の10両編成2本だけであり、半直用機器を50050系に譲って東武浅草線で活躍していた車両はすべて東上線に転属した。
メトロ8000系(青葉台)
青葉台駅は渋谷方から掘割となっており、奥を陸橋が跨いでいる。
8500系(青葉台)
ホームを貫いて中央林間方を見ると、高架線になっている。多摩丘陵を貫く田園都市線を凝縮したような駅。
8500系・2000系(青葉台)
下り列車ではまたレアもの・2000系が現れた。
東武線に入ることができないため「サークルK」のステッカーが付いているが、K(東急)区間だけでなくS(メトロ)区間も走れるので、いまいちピンとこない表示だ。
6000系(青葉台)
顔の傾斜がある6000系。日差しゴッツリの正面は車号が飛んでしまう。
東武50050系(青葉台)
普通・久喜行のノーマル50050系。
青葉台駅ホームは掘割にフタをした地下駅風。ホームは枕木方向に結構な奥行きがある。
実は他路線との接続がない私鉄の駅としては、小田急の本厚木駅に次ぐ乗降客数を誇るんだそう。
8500系(青葉台)
東急田園都市の象徴・8500系。
田園都市線も当初は緑のつりかけ駆動の車両を含む中型車が走っていたが、その後長らくこの8500系が主力として活躍している。
5000系で完全に置き換えられることがないまま、次世代の2020系電車が来年度に3編成登場することが発表された。
東武50050系・8500系(青葉台)
当駅での最初のしんちゃん編成はバーミリオンの「ネネちゃん」。
渋谷行として出会った宮崎台に続いての手前線路での遭遇。今度は久喜まで行ってしまうか…。
8500系(青葉台)
前の8500系を追いかけて来た急行は貫通扉がフルカーテン。利用者が多い青葉台駅は当然急行停車。
東武30000系(青葉台)
なんと、2本目の30000系も中央林間方にいた。私が食事をしているあいだに下ってきていたんだな。
東武50050系(青葉台)
宮崎台で「ネネちゃん」の1本前の上り列車として遭遇したエメラルドグリーンの「マサオくん」。
こちらは反対側線路からの撮影叶うが、光線条件は決して良いとはいえないかもね。
東武50050系・6000系(青葉台)
6連の大井町線直通急行は当駅では中央林間方に偏って停まる。
6000系は7連化されることが決まっていて、大井町線の急行停車駅はホームの延長工事が行われている。
6編成のみの存在である6000系だが、組成変更して余剰車を出してまで車両の路線転属を繰り返してきた東急…純粋に6両新造するんだろうか?
8500系(青葉台)
田園都市線の両端駅を行先とした列車が並んだ。
5000系・メトロ8000系(青葉台)
メトロ8000系の12・13・14Fは当初は東西線で運用された。
冷房準備構造で新製されたが、東西線在籍中に冷改を受けている。 現在載っているクーラーキセは当時のものから変わっている。
メトロ8000系(青葉台)
メトロ8000系が続く。12Fは18Fの出発が被って写真の位置までしか撮れず。
2000系・東武50050系(青葉台)
中央林間から戻ってきた2000系と50050系トップナンバーが並ぶ。
6000系(青葉台)
6000系は運行番号表示が異様に小さい。2000系と好対照。
メトロ8000系(青葉台)
8000系トップナンバー。8000系はもともと正面おでこ黒地の両端に優等列車用の標識灯が付いていたが、現在は廃止されている。
5000系・8500系(青葉台)
実はゲテモノが多い東急の車両デザインだが、8500系は秀逸だと思う。
8500系(青葉台)
正面にシュッと紅をさすだけ。ムダに先細りの多い現5000系と比べたらとてもシンプルだ。
メトロ08系(青葉台)
08系の先頭は撮影失敗。ホーム側撮影用のSモードのままで撮ってしまい白飛びしてしまった。
8500系(青葉台)
ステンレスは日差しで真っ白になったが、貫通扉フレームの汚れも強調された。
5000系(青葉台)
ホームに近づくにつれ外側に傾く路盤になっているようだ。
8500系(青葉台)
渋谷行は大井町線急行の後に来る。この列車の直前の大井町線急行は撮っていない。
ホームを観察していると、大井町線急行を見送り渋谷行きも見送って待つ客が多いのがわかる。
メトロ8000系(青葉台)
07・08・09Fは走り出した当初は8連だった。
東武50050系(青葉台)
「マサオくん」再び。押上行であれば、どこかでもう一度遇う流れの予感。
メトロ8000系(青葉台)
急行で下っていった12Fはその分早く折り返してきた。
東武50050系(青葉台)
当駅に来て1時間が経過。列車が来るあいだに持参の東京時刻表で調べたところ、久喜まで行ったスカイブルーの「風間くん」がここに現れるまでさらに1時間かかることがわかった。
6000系(青葉台)
当駅に着いてわりとすぐに1本目を撮った大井町線急行は3本目。30分に1本やって来る。
5000系(青葉台)
あれ? 急行南栗橋行はここまで見たかな?…と調べてみると、当駅903発以降まったく設定がなかった。
この列車が903発の次の急行南栗橋行。
メトロ8000系(青葉台)
登場当初1次車の6連だった05F。2次車2両を追加して8連とし、さらに6次車(写真の4・5両目)を加えて10連となった。
1次車と2次車の違いはドア窓の大きさ程度(1次車が小さい)だったが、6次車は05系と同仕様(ドア窓も縦長)で、車体裾の高さが合っていない。
6次車増結当時はドア窓が3タイプ混在していたわけだが、現在は6次車以外のすべての車両が縦長窓のドアに交換されたので、縦長窓に統一されている。
メトロ08系(青葉台)
19編成ある8000系に対し08系は6編成のみで、遭遇率が低い。
5000系(青葉台)
スタイリッシュな08系に比べると、5000系の顔はボッテリ感が強い。
東武50050系(青葉台)
スッキリ感では一番の50050系。
5000系(青葉台)
日中の渋谷行は渋谷駅で営業運転を終えると同駅の渡り線は使わず半蔵門まで回送されるんだそう。
昨年11月に感じた半蔵門線の回送列車の多さの答えがこれだ。
となりの藤が丘駅は当駅から見えるのだが、明らかに黄色い電車が停まっている。
「待ち人、来たる」…おみくじのようなセリフを思わず小声でつぶやいてしまった。
東武50050系(青葉台)
来ました! ラストサムライ・レモンイエローの「野原しんのすけ」。
ここでようやく本日初遭遇、そして1日で5色コンプリート達成となった。5色すべて運用に入っている確約はまったくなかったが、運がよかった。
実際はラストどころか主人公がモチーフのこの編成が最初の登場である。日差しが強いせいでセイジクリームにも見えたり…。
東武50050系・8500系(青葉台)
本当はこんな黄色。
メトロ8000系(青葉台)
5色コンプは達成したが、対向列車としてのスカイブルーのカットは記録したい。まだ30分あるが…。
8500系(青葉台)
8500系も正面の種別幕・運用番号幕に標識灯が付いているが、現在は使用していない。日が当たって白く光って見える。
5000系(青葉台)
5000系は標識灯の用意がない。
6000系(青葉台)
大井町線急行は長津田までの運転。
東武50050系・メトロ8000系(青葉台)
30日のスカイツリーライン内やこの日の溝の口で対向列車として見かけたものの撮れなかった大凧HM編成。
5月3日〜5日とあるので、まさにこの日開催中ということだ。
4年前の5月5日にも撮っているが、現在のHMは小さくなってしまったのがわかる。
5000系(青葉台)
5000系の表示器は漢字と英字の交互表示。KUKIというシンプルな表示が海外の鉄道っぽくって面白い。
メトロ8000系(青葉台)
日が西に進み、ハートMロゴが飛ぶほどギラギラ反射になってしまった。
東武50050系(青葉台)
東武車の渋谷行。30000系が入るとなおレアだな。
メトロ8000系(青葉台)
さぁ、この列車の次がスカイブルー編成のはず。
東武50050系(青葉台)
運用通りきっちりスカイブルーの「風間くん」到着。サイドはごっつり暗くなっちゃったな。
この列車を以て渋谷方面へ戻ることにした。改札を入り直しつつ中央林間方端っこに移動。
5000系(青葉台)
遠目で見て気になっていた中央林間方のカーブ。15時半すぎのこの向きはこんなライティング。
この列車でたまプラーザへ移動。当駅では宮崎台で撮ったオレンジの「ボーちゃん」には遭遇せず。(つづく)
(右フレーム上部から入れるアルバムに、掲載した写真をカテゴリ別にまとめています)
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