もう何ヶ月ものあいだ関西で撮影をしたいと思いつつ行けず(行かず?)にいたが、マラソンやサッカーの中継で阪和線の青い電車が映るのを見るたび、行きたい欲は徐々に高まっていた。
そんな中、2016年度から大阪環状線に323系という3ドアの新型電車、阪和線に225系の2次車の阪和線版・5100番台の投入が決まり、両線の103系・201系・205系という4ドア車の置き換えが始まる見込みとなっている。
205系は武蔵野線用としてまだ私の家の近所を走っているが、103系・201系は東日本では過去帳入りしている。
全車リニューアルが済んでいる201系はともかくとして、103系については廃車が加速しそうな予感。
そんな103系を記録することを主眼にして、3月19・20の土日2日間、関西へ行ってきた。
春分の日の三連休を活用しての関西行きを決めたのは、その直前だった。
宿の確保がカギであったが、17日木曜の夜にネットで探したところ兵庫駅前のホテルを予約できた。
予約終了後すぐに西船橋駅へ行って、新幹線の席も確保した。
いつも似たようなコマ数の多い当ブログであるが、そのスタイルは貫いていく。
そんなわけで、この関西シリーズは記事数が多くなりそうだ。
まずは新幹線
地元からメトロ東西線で向かい、7時前に東京駅に到着。
家を出たときに小雨が降っていたが、ユニクロのライトダウンのフードを被って傘は持たずに駅まで歩いた。
傘は旅行に邪魔だし、折りたたみを使ってカバンに入れておくのもイヤだった。そして何より、晴れることを祈願してのノー傘だ。
買い物を済ませてからホームに上がり、新幹線利用時のいつものパターンで撮影。
700系(東京)
最初に撮ったのはJR西日本の700系B6編成。
N700系(東京)
JR東海所属のN700系X35編成。昨年N700A化改造を受けZ35から変わり、車号も0番台から2000番台に変更になった。
N700A化改造のタイミングは対象編成の中ではほぼ最後のほうだったようだ。
N700系(東京)
こちらは私が乗る予定の「のぞみ205号」。X60編成。
JR東日本のホームには北陸新幹線の車両も見えるが、私のカメラに写りこんだのはこれが初めてだ。
700系(東京)
700系C18編成の「こだま」。20世紀末生まれの車両だが、幕式の行先表示が古さを感じさせる。
N700系(東京)
往路は確保の都合もあってグリーン車。
『ぷらっとこだま』でグリーン車に乗るというのは近年の夏休みの恒例行事であったが、「のぞみ」のグリーン車は初乗車だ。
「こだま」では無かったおしぼりのサービスがあった。使い捨ての紙おしぼりではあるが、厚手であり、コンビニで弁当を買ったときに付いてくるようなものとはまったく質が違った。
今回も富士山を見るためD席を指定したのだが、雲が多くて拝めなかった。冬から春になる今なら、晴れてればガスもなく拝めたはずだ。
写真のように、浜松辺りでは結構な強さの雨が窓に叩きつけられた。
その後名古屋では青空も垣間見えるなどして、雨雲は突破したようだ。
京都に到着
往路の新幹線は京都まで。
京都駅に降り立つのは高校生のとき以来だ。それから今まで、通り過ぎたことは幾度かあった。
N700系(京都)
ここでも少し新幹線を撮っていく。新大阪方端っこから、X69編成。
保線車両(京都)
新大阪方に停められている派手な保線車両たち。たくさん並んだライトが歯に見える。
700系(京都)
B6編成。
N700系(京都)
東京方に移動。X5編成。
N700系(京都)
昨年新製のJR西日本所属のN700A・F3編成。改造車とはロゴが異なる。
上下1本ずつ入線前のシーンを撮れたので新幹線はこれにて切り上げ、在来線ホームへ移動。
きっとすぐに奈良線の103系に会えるはずだ。(つづく)
(右フレーム上部から入れるアルバムに、掲載した写真をカテゴリ別にまとめています)
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