2015/05/05

15.5.3 過渡期南武線

京急大森海岸駅での撮影を終え、京急川崎まで進む。
改札を出て途中でうどんを食してからJR川崎駅へ入り、南武線へ。


キレるLEDとキレないLED

南武線島式ホーム両側に停まるのはともにE233系8000番台だ。現在南武線は車両交代の真っ最中。
1年3ヶ月前となる前回訪問時は205系・209系が占めていたが、 E233系の投入によりそれらの廃車・移籍が続いている。
調べたら、205系の先頭車化改造車編成と209系は風前の灯火の状態のようだ。

まだ撮影していないE233系をどこかで撮ることにしよう。川崎では京浜東北線ホームからでないと顔を撮ることができない。


E233系(鹿島田)

ナハN9の先頭車に乗車し、シンプルな対向式ホームの鹿島田で降りる。乗ってきたのはナハN9。
鹿島田駅は横須賀線(品鶴線)新川崎駅にもほど近い。



E233系(鹿島田)

ナハN5。新津の総合車両製作所での集中製造なので、個体差はないだろう。



E233系(鹿島田)

ナハN16。個体差がないかと思いきや、LED表示器の写りに差が出た。これは京葉線用E233系5000番台でも見られる。表示器メーカーの違いのようだ。


E233系(鹿島田)

ナハN3。LEDはタテに切れる。この列車に乗る。

ふたたび先頭かぶりつきで進む。途中、205系も何本かすれ違った。車両交代の過渡期を肌で感じる。
快速に先を譲りつつ各駅停車に乗りつづけ、前回日没前に訪れた南多摩駅で降りた。
ホーム川崎方に撮影者が2人。…線路が南北に近い向きで走る鹿島田では川崎行先頭が順光だったが、 この駅のホームはちょうど東西をぴったり指すような向きになっている。

ひとまずは前回暗闇になってしまった立川方のコンクリートアーチ橋のアングルで列車を待つ。



205系(南多摩)

現れたのは205系ナハ4。ラインカラーは色褪せ、ステンレス地や顔の銀色フレームは積年の汚れですすけていて、ピカピカのE233系を見たあとだとかなりのみすぼらしさを感じる。



E233系(南多摩)

川崎方へ行ってみる。なるほど、順光でカーブアングルか。編成は鹿島田でも撮ったナハN5。



E233系(南多摩)

立川方へ戻り、次の列車はE233系ナハN17。このアングルでのE233系もすぐ撮れてよかった。


205系(南多摩)

まだ列車は来ないと気を抜いていたら快速通過。この駅のLED列車予告は「通過」という表示が出ておらず、停車する列車の時刻が2本分表示されているのだ。
ということで、慌ててホーム端へ向かったが間に合わず、左側に柵が入ってしまった。



E233系(南多摩)

ナハN10の通過シーン。LEDは切れずに写った。



E233系(南多摩)

鹿島田で撮ったナハN17。やはりLEDはあまり切れず横の線のみ、という状態。
なおこのときも自販機へ飲み物を買いに行っていた間に来てしまって慌てて撮っているため、柵が入っている。


E233系(南多摩)

先客撮影者が去り、柵にひっつく。ナハN11は縦切れLED。


205系(南多摩)

ここへ来る間にすれ違ったであろう205系ナハ12。


205系(南多摩)

205系が続く。ナハ39は山手線からの移籍車で205系では若番車である。

これにて南武線撮影を終了。このナハ39で隣の府中本町へ移動した。

(右フレーム上部から入れるアルバムに、掲載した写真をカテゴリ別にまとめています)

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