今回は北斗星。ついに来月定期列車廃止となる。
写真は列車の登場間もない中1〜中2のころに撮ったものがほとんどで、もうちょっとちゃんと撮れてれば…というものが多い。
北斗星
狭軌で青函トンネル・津軽海峡線が開業した1988(昭和63)年3月13日に登場したのが寝台特急「北斗星」。
北海道には特急「北斗」がありなんだか被った名前で、しかも“北斗七星”から“七”を抜いた語感は私には当初違和感たっぷりだった。調べると、愛称は公募されたが、「北斗星」はその108位だったものだそうだ。
EF81 85+24系寝台特急「北斗星」・常磐線415系(上野・1988)
ローズピンクのEF81が東北線経由のブルトレの先頭に立つ。
北海道のDD51も当初は一般色のカマだったが、早いうちに現在まで続く青ガマが整備された。
EF81 85+24系寝台特急「北斗星」(上野・1988)
アゴが長いカニ24 0番台の初期車。「マイクロスカート」と呼ぶそうだ。
24系寝台特急「北斗星」(上野・1988)
北斗星の24系客車はオール金帯。「北斗星」移行前の「ゆうづる」でも金帯車が先行で使われていた。
24系寝台特急「北斗星」(上野・1988)(f)
こちらはスカートがないタイプのカニ24 0 番台。
(上野・1988)
ウエルカムゲート。
EF81 87+24系寝台特急「北斗星」(上野・1988)
うーん、どう撮りたかったのか。単にガキ(自分も含め)が集まっていて慌てて撮ったのか?
ED81 93+24系寝台特急「北斗星」(仙台・1988.11.3)(d)
仙台遠征時の夜中に撮ったもの。
EF81 59+24系寝台特急「北斗星」(仙台・1988.11.3)(d)
こちらは夜が明けてからの列車。3往復もあったのは撮る方も有り難かった。流れ星マークはJR東日本車のしるし。
EF81 86+24系寝台特急「北斗星」(上野・1988)
緑系の明るい内装になった上野地下ホーム。
24系寝台特急「北斗星」(上野・1988)
これは12月頃の撮影だろうか? グランシャリオ(食堂車)やロビーカーがクリスマス仕様になっている。
金のエンブレムはJR北海道所属車のしるし。
EF81 96+24系寝台特急「北斗星」(浦和—北浦和・1988.12.25)(d)
こちらはクリスマス当日撮影のもの。この頃になると、EF81には交流機関車と同じ赤地にして流れ星をつけた「星ガマ」が登場している。
EF81 ??+24系寝台特急「北斗星」(浦和—北浦和・1988.12.25)(d)
上とは別の列車。カマの番号が読み取れないのが残念。
EF81 97+24系寝台特急「北斗星」・常磐線415系(上野・1989.1.22)
1989(平成元)年になっているが、ローピン牽引の列車もまだあったようだ。ちなみに平成元年は1月8日から。
EF81 89+24系寝台特急「北斗星」(上野・1989.1.22)
こちらは同じ日でも星ガマ。89号機となれば、年ガマでもあるわけだ。
EF81 86+24系寝台特急「北斗星」(上野・1989)
ふたたびローピン。客車は雪付きだ。
EF81 92+24系寝台特急「北斗星」(上野・1989)
ごっつりフラッシュたいてるな…。すんません。
EF81 80+24系寝台特急「北斗星」(上野・1989)
このあたり、もうちょっと撮り方があっただろうにね。
24系寝台特急「北斗星」(鶯谷・1989)
おそらく推進回送。
EF81 94+24系寝台特急「北斗星」(上野・1990)
この時期ももっと撮ればよかったのだが。
24系寝台特急「北斗星」(上野・1990.5.26)
ピン甘が残念だが、マニ50改造のマニ24 500番台。
電源車の両数を充実させるために用意された、501と502の2両だけの珍車。
24系夢空間客車(海浜幕張駅前・1989)
1988(昭和63)年に来日し全国を駆け巡ったオリエント急行に刺激され、JR東日本が造った3両の客車。
1989(平成元)年の横浜博で展示され、博覧会終了後はこうして海浜幕張駅前に置かれていた。
言ってみれば、モーターショーで展示される未来のクルマ的な発想だったんだろう。バブル時代ならではだ。
この後実際に現役車両となり1991(平成3)年1月の「北斗星トマムスキー号」(横浜—トマム間で運行)でデビューした。
夢空間客車は2008(平成20)年に引退し線路上から去り、現在はふたたび展示やレストラン利用で余生を送っている。
(右フレーム上部から入れるアルバムに、掲載した写真をカテゴリ別にまとめています)
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