いつもの経過観察に加え、インフルエンザの予防接種も受ける。
今年はインフルが例年より早く流行り始めたそうで、気をつけなければならない。
少数派
そんな土曜日。午前中に武蔵野線を下ってくるEF66担当の貨物はEF66 103が入ることが前日までの流れから分かっていた。
EF66 100番台33機のうち1次車は8両・2次車は25両という棲み分けで、両者は見た目が少々異なる。私は少数派の1次車をまだ撮れていない。
さらには翌日に101号機が入るのも確定的であり、この土日は103と101を撮ることをテーマに決めたのだ。
クリニックへ出向く時間との兼ね合いで、本日は西船橋駅ホームからの撮影とした。
9・10番線ホーム府中本町方端っこへ行くと、先客2名。あいさつをして加わる。
時間はギリギリに着いたので、最初に聴いたアナウンスが「11番線を列車が通過します」の自動放送だった。
私の隣の人は放送を聴いてすぐにカメラを構えた。…フフフ、一見（いちげん）さんだな、と心の中で温かい目で見守る。
過去にも書いているが、武蔵野・京葉線の接近放送はとにかくタイミングが早いのだ。
足の遅い貨物のときは、ホントに放送を忘れた頃に列車が現れる。
EF66 103＋貨車（西船橋）
約束通りEF66 103がやって来た。丸ライトと、裾に帯がない点が2次車との違い。
205系（西船橋）
武蔵野線の列車も1本くらいは、とLED表示器のケヨM35と幕式のケヨM25の離合まで撮ってこの場から撤収。
上りだけど下り
実は若干お腹が下り気味なのだが、貨物撮影という道草でクリニックの予約時間帯にはギリギリの到着となりそう。
西船橋駅コンコースのトイレは個室待ち1名。座ってれば大丈夫な感じなので、総武線に乗ってしまおう…。
…そう思いながら、乗ったエスカレーターから見えた到着予告表示は「千葉」の文字。下りホームに下りてしまった。いくらお腹が下ってるからって…。
すぐ引き返して今度こそ総武線上りホームへ下りたら、到着予告表示は「5分遅れ」の文字。ホームは各ドアの位置に中々の人数が並んでいる。
到着した列車は通勤ラッシュ並の乗車率。こういう時、1本待つとガラガラの列車が来ることもあるし、この駅の時点では先頭車までいけば空いているかもしれない。…そんな考えでホームを歩いて先頭まで行ったが、先頭車もたくさんの人が立っていた。
すると「あ、テレビ付いてるよ」という、ホームにいた女の子の声。まったく気にしていなかったが、車号を見たらE231系500番台じゃないか。
E231系500番台・東京メトロ15000系（西船橋）
12月から営業運転に就いた、元・山手線のミツA520編成。これが総武線のE231系500番台のしょっぱなだ。今月初めて総武線に接して早速出会えるとは。ただし、前述のとおり混んでいるためお見送り。
1枚目の左端に写っているのがテレビの話をしていた子とそのお母さん。私と同じ選択をしてこの列車には乗らなかった。次の列車はすぐやって来たが、見事にガラガラ。ビンゴだった。
新宿まで乗って山手線か埼京線にのりかえようと考えていた…しかし、その後キツい状態に陥る。
着席して腹下りを誤魔化していたが、進むにつれヤバくなる。
そんな中、浅草橋駅を出た直後に立ち客が数人吹っ飛ぶ急ブレーキで列車が停止してしまった。車掌のアナウンスによると、先行のミツA520が秋葉原駅で緊急停車したようだ。
しばらくして「秋葉原駅でお客様が列車に接触したため、安全確認を行っています」とのアナウンス。数十分駅間で待たされるような事態にならずよかったが、数分待たされて秋葉原駅に着いた。
ところが、また「御茶ノ水駅で非常停止ボタンが押されたため、安全確認を行っています」との悲しいアナウンス。
ヌォォオ…。今度はヤバめか？ 私の腹もヤバめなのだが…とイライラしていたら、「落とし物をした客がボタンを押したようで…」という内容のアナウンス。
不注意の客による大きな迷惑が続き、私は飯田橋で本格的にヤバくなって下車。駅のトイレはパスして駅前の商業施設のトイレに入り、事なきを得た。
JRには戻らずメトロ有楽町線で池袋へショートカットして、15分遅刻でクリニックに入った。（つづく）
（右フレーム上部から入れるアルバムに、掲載した写真をカテゴリ別にまとめています）
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