実際の日付からだいぶ経ってしまった。
14日土曜、所用のため池袋に行った。要町のペットショップまで歩いたあと、さらに足を延ばし千早フラワー公園へ行ってみた。
…意外に遠かったが。
第二の人生
千早フラワー公園は都営大江戸線12-000形の試作車が永らく置かれていることで有名。初訪問だ。
今回はふと思い立って寄ったのでカメラはなく、スマホ(sp)撮影。
12-000形試作車(千早フラワー公園)(sp)
フェンスに囲まれた中に、2両の銀色の車両が同じ方向に顔を向けて置かれている。
2両の試作車は都営浅草線の馬込の車庫や本線上での試験に使用されたが、車籍が設けられることがないまま使命を終え、1991(平成3)年よりこの公園に住み着いた。 第二の人生のほうがよほど長い。
12-000形試作車(千早フラワー公園)(sp)
くの字型に折れ曲がった小断面トンネル対応の車体断面は現在の12-000形に通じる。
12-000形試作車(千早フラワー公園)(sp)
顔を見て右側が12-001。顔は塗装劣化が進む。
12-000形試作車(千早フラワー公園)(sp)
左側は12-002。12-000形の量産車は12-011から始まるため、この2両との車号重複はない。
12-000形試作車(千早フラワー公園)(sp)
ビードプレスの軽量ステンレス車体は量産車と雰囲気を異にする。
12-000形試作車(千早フラワー公園)(sp)
12-001の車内は一般開放されている。ドアは手動。
座席はかつては1人掛ずつに分けたモケットつきの原型で展示されていたようだが、現在は木製ベンチに交換されてしまっている。乗務員室は…掃除用具入れと化している。
12-000形試作車(千早フラワー公園)(sp)
内開きのスウィング式側窓。ただでさえ内側に倒れている側板からさらにガラスが内側に…。座って頭がぶつかるか確認してもよかったな。
窓の向こうの12-002は1枚下降窓で、こういうところは試作車らしい要素。
12-000形試作車(千早フラワー公園)(sp)
帯は大江戸線ラインカラーのマゼンタだが、褪せてしまっている。
12-000形試作車(千早フラワー公園)(sp)
昭和61年(1986)製の表示。車端のルーバーは製造当初からのものかは不明。
なお5枚のうち後半3枚は12-002で室内は集会所的になっていて、中高年女性数人が編み物をしていた。
12-000形試作車(千早フラワー公園)(sp)
フラワー公園の名のごとく、12-001のすぐ脇に花がたくさん植えられている。
観察を終え西武池袋線椎名町駅まで歩き、池袋へ戻る。
新2000系(池袋)(sp)
列車の顔を撮ろうと、あえて池袋では不便な最後尾に乗った。西日が低くてこんなコントラストになってしまった。幕回し中。
新2000系(池袋)(sp)
正しくは豊島園行。
新2000系(池袋)(sp)
自分の影が入ったこのカットでおしまい。
(右フレーム上部から入れるアルバムに、掲載した写真をカテゴリ別にまとめています)
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