2011/06/07

11.6.4 夕方の上野線・1

上野から日暮里に移動し、京成に入場。
最終的に東中山から歩いて帰宅(けっこう遠い)することは決めているが、そこまでどうするかは気分まかせ。


日暮里

京成の日暮里駅は本線の実質的な都心側ターミナルで、起点の京成上野駅より乗り降りが多い。
かつては島式1面2線の地平ホームに上下列車が発着していたが、ホームは広いとは言えず、荷物の大きいスカイライナー客も絡むとラッシュ時の混乱は容易に想像できる環境だった。
成田スカイアクセス線開業に備えておととし10月に下り線を新築の高架3階に上げた。上り線は地平に存置し0番線となり、下り線は1線の両側にホームを設け、ライナー系を1番のりば、一般列車を2番のりばと区分けした。改札コンコースは2階にある。

下り線の高架化後何度か来ているが、いつも2番ホーム成田方の端にいた。今回はまだ覗いていなかった上野方の端っこに立ってみた。
高架ホームは長く、上野方には10両編成にも対応できそうな余分がある。最大10連化の具体的な計画はないが、高架化後の青砥・京成船橋、旧・成田空港駅である東成田、北総線東松戸・新鎌ヶ谷などは同様の長さのホームを有している。

京成本線は上野の山のトンネルから顔を出すとJR線を橋で跨ぎ、下り線はさらなる高い位置のホームへぐにゃりと曲がりながら登坂してくる。
ホームの「余分」には柵があって入れない。正味のホーム端まで行ければとてもダイナミックな写真が撮れそうなのだが… 現在の柵の位置から無理矢理列車を撮ってみた。



3700形(日暮里)

点字ブロックよりレール側の扉形の柵さえなければカーブ出口ももうちょっといい感じで撮れるかな…。


3700形(日暮里)

3728Fは1次車で、正面非常扉の種別表示部分下部が出っ張っている。赤帯より下に後退角をつけるデザインにしつつこの出っ張り処理というのが、登場時に?が立った部分だ。何もなかった車体に後付けで設置したならともかく、新形式新車体のデフォルトがこれなのだ。2次車(3738・3748F)からこのブサイクな出っ張りは解消されている。
なお行先・種別表示器は新製時の幕式→LED→フルカラーLED、運行番号はマグサイン→LEDと時代が流れるにつれ交換された。



3500形更新車(日暮里)

ごっつりした3500形更新車。ここの風景にマッチしている。ワイパーもムダにデカい。



3500形更新車(日暮里)

カマボコ形テント?の屋根は採光ができ、いまの節電のご時世にはぴったり。
先の3728F特急の後追い写真は閉扉後のもの。特急は青砥まで停まらないため、この列車で「上野線」内の各駅に下りる客がたくさん待っていた。
1・2番ホームの幅は同じくらいに見えるが、2番ホームをもっと広くとるべきだったと多くの利用者が意見している。これでは何のための上下線分離だかわからない。



3000形(日暮里)

次がスカイライナー。思えば、ここの面白いアングルで撮ればよかったのだが、私はこの普通列車に乗り込んだ。


新三河島

日暮里の次・新三河島ですぐ降りる。


3000形(新三河島)

垢抜けた日暮里高架ホームから一転、昔ながらの古くさい高架島式1面ホームの駅だ。
昔一度だけこのホーム端で撮ったことがある。アングルは薄い記憶だったが、上野方下り列車はほぼ正面だった。ま、しょうがない。
ホーム端は放送がほとんど聞こえず、油断してたらスカイライナーが現れた。




AE形(新三河島)

1枚目をキレイな画質で撮れればいいが、遠すぎた。




3700形(新三河島)

3700形では2本しかない6連口・3828F。6連口は6次車で、5次車までとは正面のライトの配置が変わっている。


3700形(新三河島)

またも油断してたところに現れた3700形特急。ほんと、端っこだと接近放送が聞こえない。この後は「注耳」していたので最初のチャイムは聴き取れた。



3100形(新三河島・1991.12.23)

探したら出てきた、まったく同じ位置で撮った3100形特急。なぜかこの列車しかここでの写真がない。
19年半前だが、風景はあんまり変わってないようだ。…19年と書くとゾッとするな。私は当時高2だ。


3400形(新三河島)

3400形はマグサイン運行番号表示のLED化のみで、行先・種別はともに幕式を存置。視認性はやはり幕がいい。



3000形(新三河島)

日暮里から乗ってきた列車の次の普通に乗り込む。帯の退色が進んだ3010F。(つづく)

(右フレーム上部から入れるアルバムに、掲載した写真をカテゴリ別にまとめています)

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