昨年7月から新造E233系5000番台の投入が始まり、在来車両の一掃が始まった。
201系は4月5日にケヨ53＋K3、4月26日にケヨ52＋K2、5月17日にケヨ51＋K1と、ぴったり2週間おきに長野送りが行われ、京葉線かつJR東日本の201系の稼働車はケヨ54＋K4のみとなってしまった。
そんな中、ついに千葉支社から最後のケヨ54＋K4も6月中に引退する旨発表。いっぽうでE233系分割編成もケヨ553＋F53が稼働を開始し、基本的にケヨ54＋K4は予備車状態になっていた。
6月に入ると、ケヨ54＋K4がまた動き始めた。この4日も動いているようなので、いつもの場所で撮ることにした。
総出演
地元の二俣新町駅に向かうと、205系量産先行車が下っていった。駅に入ると、蘇我方に2名の撮影者。逆光の東京方は誰もいないので、敢えてそっちに立つ。過去記事のとおりどっち側でもたくさん撮っているので、無理に面倒なほうへは行かない。
就いている運用は把握していて、当然2名が待ちかまえている上りで先にこの駅を通る。
E233系（二俣新町）
天気は晴天。逆光度合いも強い。ただ風があって湿度は高くないのは救い。
205系（二俣新町）
本線と二俣支線が交わるポイントに近い二俣新町駅のコンクリート＆鉄骨ジャングルを抜けてきたケヨ9。
京葉線用に新製された205系生え抜き車（「メルヘン」という呼び方をされているが、私は嫌いなので使わない）は、このケヨ9とケヨ10の2本が残っている。
E233系（二俣新町）
すでにこれも多くの数を撮ったアングル。んが、これまた彼らがここを去るときには大事な記録になる。それがいつになるかは全く見えないことだが。
E233系（二俣新町）
E233系は貫通編成と分割編成の違い程度で、編成それぞれの個性は見えてこない。昨年からの短期大量生産だから当然だが、メトロ16000系が突然顔が変わったように、サプライズもたまにある。
E233系（二俣新町）
このあと来た上りが201系の快速。めったにやらない動画撮影に専念したが、風にあおられ手ぶれ補正も通用しない揺れが多かったので、アップはなし。東京方のヘッドライト山側が切れていた。
その201系が戻ってくるまでここでひたすら待つ。
E233系（二俣新町）
はぁ、なんだかんだ言ってもやっぱり同じ車両ばっかりで飽きてきた…。
E257系500番台特急「わかしお」（二俣新町）
わかしおが来て画（え）変わり。相変わらずブチャイク。
E233系（二俣新町）
いつもカメラを置く位置とは変えた角度で撮ってみた。外房直通快速だがLEDがキレキレで悲しい。尻尾が切れてるのは私は気にしない。
205系量産先行車（二俣新町）
205系全体のトップナンバー・ケヨ24。私が駅に着く前に見た編成だろう。4本いた量産先行車のうち、長野へ行ったのは未だケヨ25のみだが、帯色が一番薄いケヨ26はもう動いていない様子。
E233系（二俣新町）
分割できることがアイデンティティだった201系4編成の後継、6両＋4両のE233系分割編成。10両貫通編成はこの編成の中間クハの位置にサハを入れ、MTの位置を統一している。
209系500番台（二俣新町）
201系とともに孤高の存在となった209系500番台ケヨ34が登場。未だ武蔵野線に移る気がないようで。201・205系と違い、オレンジ帯に姿を変えたあとも京葉線に顔を出すことになる。
きょうはみんな走ってるじゃないか…いやいや、もともと孤高の存在のあの14両編成がいたっけ…。
E233系（二俣新町）
時刻表を調べると、この快速の次がケヨ9で、1本はさんでケヨ54＋K4が来る。ケヨ34から各停が3本つづけて在来系列で来るわけだ。
205系（二俣新町）
見慣れた車両のいつもの場所での見慣れた写真。しかし、このいつも通りの風景もあとわずかだ。
※11.6.6追記：なんとケヨ9はこの日で運転を終了。その後中間車6両を抜いた4連に組み替えられた
E233系（二俣新町）
こちらは今後も変わらぬいつもの風景。
201系（二俣新町）
そして余命一ヶ月を切った201系登場。さよならHM取付予定も発表されている。
質の悪い葬式鉄には来てもらいたくないもんだが…。普段撮ってるこの駅で同じようにHM付を記録するには、手段は一つだ。
さて、この列車に乗って南船橋へ移動。武蔵野線で西船橋へ出て、都内へ移動した。（つづく）
（右フレーム上部から入れるアルバムに、掲載した写真をカテゴリ別にまとめています）
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