2011/05/28

11.5.26-27 房総ふたたび・3

車に乗り、安房鴨川駅へ。途中の陸橋で、113系が留置線にいるのが見えた。


開かずの踏切

駅に到着。車を置いて、まずは留置中の113系を眺める。顔は踏切からしか撮れなそうだ。




113系・209系・E257系500番台(安房鴨川)

横渚踏切からの眺め。113系は幕を「千葉」に変え、通電状態。1番線のE257系500番台は緑で「普通」を表示している。



113系・209系・E257系500番台(安房鴨川)

撮っている間に一度踏切が閉まり、外房線下り列車(マリC608)が2番線に到着。踏切の手前ですでに「回送」を表示していたが、千葉発の普通列車。
3番線の内房線上り列車はこの列車と接続をとって出発した。その差たった1分というキラー接続。


113系(安房鴨川)

マリ106の非千葉方先頭車は0番台のクハ111-234。



E257系500番台(安房鴨川)

運用を調べたところ、この留置線に入ったE257は私が浦之脇踏切で見た10連の片割れのようだ。当駅で分割し、相方は第一新田踏切で撮った列車で、東京へ帰った。
こちらは夕方までここで寝て、やはりきのう私が撮った列車で往路とは別の相方と10連を組んで東京へ帰るのだ。
さらに、1番線にいる「普通」表示の編成は、第一広場踏切手前で後追いした編成。こちらは13:40発の列車で勝浦まで普通、その先は「わかしお」となり東京まで行く。

さて、ホームと並行した留置線にいる車両はどうやって入ったのか? と、きのうからうっすら気にしていたところ、「回送」表示で到着していたマリC608が想像通りの答えを教えてくれた。



209系(安房鴨川)

2番線から発車し一旦内房線テリトリーへ進んだマリC608。線路を単線に束ねた先には太一号踏切があるが、踏切にを跨いだたまま停止した。
乗務員が移動してスイッチバック、めでたく留置線の端っこの6番線に収まった。踏切はスイッチバックの間ずーっと閉まっていて、「開かずの踏切」だった。
ま、この内房線方でのスイッチバック入線そのものは当然だ。だって、留置線の外房線方は線路が終わっているから。

秩父鉄道の終点・三峰口駅も同じ形で留置線への転線を行っている。あの駅の場合は行き止まりの折り返し線に入るわけだが、その手前に踏切があるのだ。




209系・E257系500番台・113系(安房鴨川)

209系から降りてきた乗務員が今度は113系に向かった。…ということは、入れ替わりに113系が本線上に来そうだ。
ならば、きのう最後に訪れた犬走りに行かない手はない。ちょうど折り返しで停まる場所だ。


犬走りで猫歩く

太一号踏切脇を通り、犬走りに到着。なるほど、きのうは気にしてなかったが、4・6・8・10・11と5本の停止位置目標が並んでいる。8のマークの近くで113系が現れるのを待つ。
踏切が鳴き、ゆーっくりと113系登場。踏切で待たされている車や人はイライラしてるだろうな…。




113系(太海—安房鴨川)

残念ながらヘッドライトは点いていなかった。列車がまだ動いているところで、目の前を野良猫がノンキに線路を渡ったが、無事草むらに消えた。




113系(太海—安房鴨川)

束の間の一人撮影会。天気が良かったらなぁ。天気が良かったらなぁ…。



113系(太海—安房鴨川)

また最徐行で駅へ。踏切の遮断は意外にも2分弱だった。

ちょっと待てば内房線下りが反対側から来るので、まだ犬走りにとどまる。


(太海—安房鴨川)

柵がないこの場所。ところどころ線路脇の溝をまたぐ板が渡してあり、明らかに線路を跨いで人が行き来できるようになっている。犬走りは抜け道なんだろう。
この看板はそれをしないように設置してあるのだが、逆に「ここ、渡れるよ」って教えているようなものだ。向こうにも看板の背中が見えている。



209系(太海—安房鴨川)

犬走りは奥まで続くが、カーブの手前からは柵が設けられている。



209系(太海—安房鴨川)

千葉10時ジャスト発のこの列車は2時間47分かけて安房鴨川に来る。外房線だと千葉10:09→安房鴨川12:15の列車がある。


太一号踏切(太海—安房鴨川)

これが車両入れ換え時に開かなくなる踏切。「太海一号」ではなく「太一号」なのがおもしろい。


113系・E257系500番台(安房鴨川)

太一号踏切から1・2番線を望む。奥には外房線の単線。E257は113系の50分後に出発する列車。



209系・113系(安房鴨川)

113系の出発を見送ってから車に戻った。(つづく)

(右フレーム上部から入れるアルバムに、掲載した写真をカテゴリ別にまとめています)

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