京成沿線へ出かけたこの日、往きの車窓で京成津田沼の留置線の奥に3300形赤電と標準色が1本ずつ停まっていたのを見た。
そして帰りにもう一度通ったとき、2本の3300形は駅寄りに移動し、ともに「普通 上野」の表示を出していた。
そもそも列車の撮影は考えていないお出かけだったが、京成津田沼で快速から降りて時刻表を確認。17時台に2本の上野行4連普通列車があることがわかった。
金曜だが、節電のため京成は休日ダイヤでの運転。スカイライナーは走っていても、「不要不急列車」といえるシティライナーは運休。接続する新京成も日中などは千葉線直通列車が運休して20分ヘッドになっている。千葉線直通担当の6連口は車庫でもっぱら昼寝だ。
日較差
京成津田沼からは3000形の普通列車の最後尾に乗って大神宮下へ移動。平成の高架を走る赤電を撮るのだ。
撮影者はいない。4連普通2本を撮るため列車を降りた位置の上りホーム成田方端っこに一時間ほど立つことにした。
3700形(大神宮下)
春になり、日はどんどん長くなっている。
3000形(大神宮下)
手元のメモでは、私はこの3011FのフルカラーLED姿は初めて撮ったようだ。
実際フルカラーなのは種別部分のみで、行先部分は白色LED。3000形は3001Fと3050台以外は24本すべて6連。6連の優等列車はほんのわずかなので、種別部分も白だけでも済んじゃいそうだ。
3500形更新車(大神宮下)
現状、営業運転で4・6・8連と組み替えして使われるのはこの3500形更新車だけ。基本は4連だが、それを前後に分割して片方をほかの4連につなげた形がこの6連。写真の列車は4連の上野方に2両が加えられている。
3600形(大神宮下)
3600形は6連基本で製造されたが、のちに8連に組み替えられた。
この3688Fは4・5両目が他の編成から移された車両で、車体裾の出っ張りの有無でそれが確認できる(4・5両目のみ出っ張り有)。
3700形(大神宮下)
昼間は暖かかったが、17時台は風もあって一気に冷え込んできた。昼間は脱いでいた上着を着ても寒い。この時期は日較差(一日の中での気温差)が大きいので服装には困る。
ホーム端の高い塀にくっつくように隠れると全身風をしのげるが、一般客から見るとちょっと怪しい。
3000形(大神宮下)
こちらは未だ3色LEDの3021F。このLEDが、編成ごとの個性の少ない3000形にわかりやすいバリエーションを生んでいる。
3300形赤電(大神宮下)
30分ほど待ったところで、先に来たのは赤電。留置線では標準色のほうが駅に近いところにいたので意外だった。
3300形赤電(大神宮下)
20分後にもう1本の4連普通があるので、この列車はお見送り。この色に、黒地の「普通」表示は似合わないな…。
3500形更新車(大神宮下)
いつ見ても仰々しく感じる3500形更新車のボディ。正面は青が多め。「目のクマ」が大きすぎて赤帯が細くなってしまったのだ。
3400形(大神宮下)
18時に近づき、こんなにブレるようになってしまった。
3700形(大神宮下)
3400形快速の続行のような形で来た回送列車は徐行運転。
このあと3300形標準色の4連が予定どおり来たのだが、ブレてまったくダメだった。
3300形(東中山)
その4連に乗って東中山で下車。以前よく撮った列車に乗ってきたわけか。
この列車の出発を見送って駅を出て帰宅した。寒かったな…。
(右フレーム上部から入れるアルバムに、掲載した写真をカテゴリ別にまとめています)
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