きょうは御茶ノ水・神保町界隈のとある店に買い物があり、家で昼メシを喰ってから出かけた。
そこへ行くついでに、中央線の201系も撮りに行くのだ。
撮るポイントは御茶ノ水—水道橋間のカーブ。線路に沿った皀角坂(さいかちざか)と呼ばれる坂道から下り快速をキレイに撮れる。都心の中央快速線の撮影ポイントとしてベタな場所だが、私は過去にもそこで撮ったことはない。ただ、かつて通った学校の目の前で、その場所は幾度となく通ったことがある。
情報を調べたところ、ひとまず14時に下りで御茶ノ水駅を出るH7編成を狙うのがいいようだ。ところが、いろいろあって家を出るのが遅くなってしまった。
東西線で大手町、都営三田線で水道橋へ出て皀角坂へ行くつもりだったが、電車に乗ってから駅すぱあとで調べたら水道橋着が14時ちょうど。これでは駅からの距離的に皀角坂で件の列車を迎えるのは不可能だ。
そこで、飯田橋へ出てJRに入り、ホームから狙おうと考えた。再び調べると飯田橋着が13時54分。これなら東西線の地下ホームからJRの高架ホームへ移動する時間を考えてもじゅうぶん間に合う。
浦安でのりかえた快速電車が日本橋を出た後、車内放送。
「ただいま原木中山駅—西船橋駅間で、架線に布状のものが引っかかっているという情報が入りました。東西線は一時運転を見合わせます…」
うわぁ…。地上区間の強風による速度制限ですでに遅れていたんだけど、これでは54分飯田橋着という希望は絶たれた。
大手町駅には入線でき、結局都営三田線にのりかえ。水道橋駅の出入口を外へ出た瞬間、視界を201系が横切っていった。
…次に201系が通るのは15時半すぎ。1時間半後だ。
ひとまずロケハンで撮影ポイントへ。
E231系(御茶ノ水—水道橋)
うーむ。ぜんぜん日が当たっていない。1時間半後にどうなるのかはわからないが、この感じは変わらなそうだな…。
まずは用事を済ますため目的の店へ。私の好きな、とある街歩き番組で紹介されたグッズを購入。その後スタバで時間調整して15時すぎに再び現地へ赴いた。
E231系(御茶ノ水—水道橋)
やはり日当たりはあまり変わらない。
E233系(御茶ノ水—水道橋)
こちらが肝心の快速下り線。有名なアングルだ。…暗い。
E231系(御茶ノ水—水道橋)
E233系(御茶ノ水—水道橋)
E231系(御茶ノ水—水道橋)
209系500番台・E233系(御茶ノ水—水道橋)
E257系特急「かいじ」(御茶ノ水—水道橋)
いつもフォーカスが合わず苦労するE257系。これまでに比べれば少しマトモに撮れたかな?
E233系(御茶ノ水—水道橋)
E231系(御茶ノ水—水道橋)
E233系(御茶ノ水—水道橋)
日当たりは一向に変わらぬまま、201系通過の時刻を迎えた。
201系(御茶ノ水—水道橋)
美しい「中央特快・高尾行」で登場。
H4編成は今月から白いハートマークをつけている。ハートの中には「Series 201 30th」、その下には「201系、愛されて30年」の文字が入っている。「愛している」のが鉄道ファンなのか、一般利用者も含めてなのかは不明だ。
話ではこのマークは3月いっぱいまでの予定。現状を見る限り武蔵小金井駅の2面4線化完成がその時期に間に合うとは思えないので、4月からは一旦素顔に戻るはずだ。ただ、またさよならHMを付けようもんなら、撮影者がゾロゾロ湧いて出ることになろう。現にこの列車が来る直前にも割り込み撮影者が登場。私には影響なかったが、早くもウザい状況になってきている。
207系900番台や京浜東北209系のXデーのことを振り返ると、中央線の201系はサラッと引退するのが運営上いいように思えるが…、それは許せない、という人が多いだろうね。
E231系(御茶ノ水—水道橋)
E233系(御茶ノ水—水道橋)
201系・E231系(御茶ノ水—水道橋)
次に迎えるH7編成が地下から姿を現し過ぎてゆく。このポイントは快速上り線が緩行上下線をアンダーパスしている場所で、快速上り線のみマトモに撮れない。
E257系特急「かいじ」(御茶ノ水—水道橋)
E233系(御茶ノ水—水道橋)
E231系(御茶ノ水—水道橋)
夕方になり日が当たるかと期待したが、またしても変わらぬままH7編成を迎える。
201系(御茶ノ水—水道橋)
ノーマル快速の武蔵小金井行で登場。こちらは赤のハートマークがH4編成に少し後れて貼られた。文言はH4編成と同じ。先ほどの中央特快のH4とちがい、真っ赤っかな姿になった。
それにしても、よーく見ると2本とも乗務員室背後にかぶりつき客が…。
この列車を以て撤収。とにかく風が強く寒い日だった。
帰りは歩いて後楽園駅まで移動し、ホームで丸ノ内線の撮影を試みた。んが、もう暗くて失敗ばかり。
丸ノ内線は300・400・500・900形を思わせるサインカーブを配した02系リニューアル車両が登場。もしかしたらもう走ってるかも? という期待を持っていたのだが、それに会える以前に撮れなかった。
帰りの東西線は、復旧したもののダイヤが乱れたまま。放送では、わが地元での架線支障の前にも直通先のJR線内でアクシデントがあったことを伝えていた。強風の速度制限もあり、きょう一日は東西線の現場は大変だっただろう。
(右フレーム上部から入れるアルバムに、掲載した写真をカテゴリ別にまとめています)
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