あけましておめでとうございます。
ブログ立ち上げから半年弱、新たな年を迎えました。
今後も何も変わらず、コンパクトカメラによるフツーの写真を並べて参ります。
…以上、年始のあいさつと丁寧語終わり。
新年一発目のコンデジおでかけは中央線201系か京浜東北線209系の姿を収めに行くことにした。
東西線で日本橋へ出て、日本橋口から東京駅へ入る。本来なら大手町のりかえだが、その大手町でのJR連絡口と地元・原木中山駅の出入口の位置の関係から、この出方でも大して変わらないのだ。
10番線の出発予告に特急「踊り子」の表示があり、ならばまず185系を撮るか、とホームへ上がる。しかし、目に入ったのはこの車両。
400系(東京)
山形新幹線用400系。つい最近、400系は1編成しか残っていないと知ったばかりだったので、ちょっと驚いた。
400系(東京)
L3編成の411-3。正面には「おかげさまで新庄延伸10th」のステッカーが貼ってある。
E4系(東京)
400系と併結しているのはE4系Max。細身・タマゴ形・腰高の400系とはまったく釣り合わない角形・2階建ての車両だ。
400系をホームで撮りたくなり、新幹線ホームへの入場券を買いに走る。ところが券売機の発券がノロノロで時間を喰ってしまい、新幹線ホームに入ったときには400系は出発していた。
…ちょっと前の同じ組み合わせの写真があるので載せよう。
E4系+400系(東京・2007.8.27・mb)
これは東北への一泊二日パックツアー旅行に参加したときの列車。宿泊は十和田湖畔の秋田・青森県境に建つホテルだった。
E4系車窓(上野・2007.8.27・mb)
席はE4系の下層。上野駅に着いたときの風景だ。高架区間では防音壁と空しか見えず、閉塞感が感じられる。
このツアーはなんと郡山下車。あとは東北道を使って平泉の中尊寺、八幡平などを経由して十和田湖畔までずーっとバスという、安さの裏返し的行程。帰路は仙台から新幹線(E2系)だった。
さて、今に戻る。せっかく入ったので、新幹線車両を撮ることにした。
E2系(東京)
Nの編成は長野新幹線「あさま」用の赤帯車両。実際は日差しが強くて写真よりもコントラストが強く、外国人が撮っている姿が見えなかった。このあと車両の先頭部をいろんな角度で撮りまくっていた姿は見たが、このときすでに居たんだな。
E2系(東京)
Jの編成は東北新幹線用でピンク帯。丸っこい前頭部と尖ったスカートのギャップが面白い。2枚とも同じJ2編成。
白くてつるつるした新幹線、カメラのフォーカスが合わず苦労した。これはスペーシアで経験済。停まっているときは色の境目などに合わせればなんとか撮れる。
700系(東京)
東海道新幹線ホームには700系が並ぶ。奥のホーム端には10人以上の撮影者の姿…。500系でも来るのだろうか?
E1系・700系(東京)
東海道700系と並んだ元祖Max・E1系。登場時はグレー+緑帯だったが、いまは塗色変更されている。
E2系(東京)
J54編成。50代以降は1000番台車で、側窓が横長(2席分)なのが大きな特徴。新幹線車両の側窓の大きさは1席分だったり2席分だったり、迷走を続けている。
E2系(東京)
併結のない「あさま」はホームが余る。
200系(東京)
東北・上越新幹線の礎・200系。現在は10連11編成となったそう。0系をよりスピード感の高い感じにした顔つきで登場したが、現在はリニューアルされて少々変わっている。スカートの形状やボルト類などは古き良きスタイルを保っていると言える。100系顔の先頭車もあったが、現在は姿を消している。
500系(東京)
200系が来てしみじみ観察していたら500系が入ってきていた。先頭は当然撮れず、最後部だけ撮った。
200系(東京)
昭和を経験している200系。デビュー時のシンプルなアイボリー+緑の姿からは変わってしまったが、現在のカラーもなかなか似合っている。
500系が気になり、コンコースの東海道新幹線との連絡改札へ。JR東日本ラチ内で買った入場券を見せて訊いたら「そのまま入れる」とのことで、早速ホームへ。行けるんなら早く行っておけばよかった。
N700系・500系(東京)
新旧スピードスターの並び。デザイン的にはやっぱり500系に軍配。東海道区間からの撤退が近づいてるんだっけな…。私の新幹線乗車回数はさほどではないが、この500系は東京—新大阪間で乗車したことがある。
500系(東京)
W1編成。トップナンバーだ。
300系(東京)
こちらは元祖「のぞみ」の300系。主役のときはダサい顔に思えたが、脇役となった現在は可愛く見えるのが不思議。
500系の出発を撮るため、ホーム端の柵かぶりつきの位置をなんとか確保し、ひたすら待つ。
その最中、肩をつんつんと突かれ、英語が飛んできた。カメラを持った白人男性で、やっぱり鉄道好きのようだ。さっきE2系N編成を撮ってた人とはまた違う感じだが…。
英語の質問を再現するのは不可能だが、しばし絶句してから「なぜ人が集まっているのか?、あの列車が特別なのか?」という感じだと把握。
私の口をついて出たのは“Rare car”の一言。…通じたようだ。
すると「どれだけあるの?」と。新幹線に詳しくない私に訊かれても…と思い、すぐそばの撮影者(A氏とする)に訊くと、東海道に来るのは3編成とのこと。
“Three formations”とまた一言で返す。…これも通じたようだ。
続いてA氏が私より多いボキャブラリーを発揮して撤退が近いこと伝えたが、発音がジャパニーズイングリッシュすぎて通じなかったらしい。そこで私が“Soon retire”と言ったら“I understand !”と返ってきた。
その後も“Many fans”“Stylish”とブツ切れに言うとこれも通じたらしく、「たしかにこの車両はカッコイイ」的なことを言っていた。
N700系(東京)
白人男性は一旦姿を消したものの、手前のN700系が出発した後再び現れ、また私を突いて「この列車はいつ出発するんだ?」と訊いてきた。A氏に訊くと14時13分だという。“…thirteen”と腕時計の13分辺りを指して伝える。分だけしか言ってないけど、わかるだろう…と。
その瞬間は14時を回ったばかり。どうも白人男性は出発までは待てないらしく、移動するようだ。そして「キミの英語はグッドだよ」といいながら握手してから去って行った(A氏はスルーだった)。私はボキャブラリーも文法力もないが、ネイティブの人に話しかけられたら(国内ではいままで10回もないと思うが)できるだけそれらしい発音をしようと努力している。それが報われて嬉しかった。
同時に、「国内で英語で声をかけられたら『日本で日本人に声をかけるなら、まず日本語を使う努力をしろ』と言ってやるんだ…英語で」と前々から考えていたことも思い出した。今現在、この緑色の部分を英語でサラッと言えないのでどうにもできないんだが。
500系(東京)
お子様はどいてくれるわけもなく。まぁ、「どいてくれ」と言ったわけでもないが。
500系出発までA氏ともう1人B君と見知らぬ同士3人で話して時間をつぶす。やはり私がいちばん知識がない。
…そして出発。私の立っているすぐそばに小さなミラーを発見し、そこへ入ってくる姿を撮る。
500系(東京)
そして、嫌いな人は嫌いな逆光の中の後追い。
500系(東京)
Rare carになると途端にカット数が増えるのがこのブログ。しっかし、いいフォルムだなぁ。2月いっぱいで東京から姿を消すのは惜しい。
1時間後にもう1本500系が来るそうだが、さすがにそこまでは待てないので撤収。在来線ホームへ戻る。(つづく)
(右フレーム上部から入れるアルバムに、掲載した写真をカテゴリ別にまとめています)
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