前回の記事で最後にちょっとだけ出てきた京成西船。
東中山とともに京成の中では家から一番近い駅であり、過去に撮った写真の数も多いほうだ。
今回はその西船で撮ったなつかし写真をただただ並べよう。
3050形(京成西船・1991.12.23)
ファイアーオレンジの3050形。この光の当たり方は朝方かもしれない。
宗吾参道行の幕は“参道”が小さい独特の表記。
3050形改軌35周年記念列車・3150形(京成西船・1994.10.16)
京成で初めて標準軌台車で新製されたのが3050形。引退を間近にした頃、35周年というちょっと半端にも思える記念で3062Fがデビュー当時の赤電塗装に戻された。
現在走っている3300形赤電との違いは、ステンレス帯が「現役」で残っていたこと。ステッカー表現とは立体感が違う。
この後、マークを外された状態でしばらく走ってから廃車となった。
3150形(京成西船・1994.3.26)
普通列車の種別板がなかったころの3150形。種別板挿しの地色も赤で「真っ赤電」だ。
この頃は千葉急行線が存在し、大森台が終点だった。ちはら台まで延伸開業したのち、千葉急行は清算されて京成千原線となったが、運賃体系は未だ独立したままだ。
3150形(京成西船・1992.2.2)
大雪翌日の西船。今では存在しない真っ昼間の4連普通列車。
顔が思いっきり日陰のところで撮ってるな…。車体の腰に雪が映り込んでいる不思議な光景。
3200形(京成西船・1992.2.2)
4連上野行とすれちがってやってきた3200形うすい行。こちらは雪がレフ板代わりになってツヤツヤ。
3300形(京成西船・1992.2.2)
当時急行や特急の種別表示は英語併記だったのに、なぜか普通だけは英語が書かれていなかった。
3200形(京成西船・1990.7)
成田空港行も“成田”が小さく書かれていたが、のち長体(文字の横幅を狭くする)をかけて四文字とも同じ大きさにした幕が登場した。
3200形VVVF車(京成西船・1994.3.26)
ライトが独特な3290形のVVVF改造編成。ファイアーオレンジの晩年はこのように色あせが顕著で、特殊な車両なために早期に廃車しちゃう予定なのかとも思ったが、他車と同様にグレー塗装に移行した。
3500形(京成西船・1991.12.23)
3500形原形車が8連で闊歩する姿は今は見られない。特急の種別板の六角形は亀田製菓を思わせる。
3500形(京成西船・1990.7)
こちらも今は見られない、本線を通る押上行。今は押上線内ですら、押上行は早朝・深夜の数本しか存在しない。この当時も高砂以東からの押上行はあまり多くはなかったと思う。
この3572はすでに廃車になっている。
3600形(京成西船・1990.7)
3600形は製造当初想定していた8連化が組み替えによって叶い、現在は余剰先頭車を組み合わせた3668Fのみが6連を組む。
最長6連の高砂—宗吾参道間と千葉線の普通列車では、1本しかない3600形に遭遇する確率は低い。
2枚目の写真でホーム断面が見えるように、京成西船のホームは上下線がズレている。これはそれぞれの線路脇にある細い道を避けつつホームを6連対応にしたためだと思われる。
3600形(京成西船・1994.3.26)
現行塗色移行後の3600形。武骨な3500形と比べるとステンレスの輝きの保ち具合も違うように見える。
(右フレーム上部から入れるアルバムに、掲載した写真をカテゴリ別にまとめています)
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