ハゲサロを見て一区切りついた幕張本郷から移動。
E231系(幕張本郷—津田沼・車内から)
東船橋で降りる。ここと幕張本郷の2駅は津田沼—千葉間が複々線化された1981(昭和56)年10月1日に開業した、総武線では一番若い駅だ。
今月から営業運転を開始した新・成田エクスプレス(N'EX)E259系を撮れたらいいな、と。
253系(東船橋)
さっそくやって来たのは新鋭ではなく先輩の253系。こんなにたまご型の断面だったのかと改めて感じた。稲毛からそのまま中野方先頭で来たが、掘割のこの駅は時間が進んだことも手伝って車両は暗めだ。
このN'EXには来日客向けに「Yokoso! JAPAN」のステッカーが貼られている。「横総ジャパン」…もとい「ヤホージャパン」…もとい「ヤフー」だろ…いやいや、「ようこそ」だ。113系もE217系も「横須賀線-総武線」の方向幕を出してきたので、どうしてもここを走られると“横総”に読めてしまう。
営業開始前試運転の253系(横浜・1991)
253系は1990(平成2)年に登場したN'EX専用車両で、足元の荷物スペース確保の観点から、特急ながらリクライニングしないシートが使われている。2002(平成14)年増備の車両は回転リクライニングシートになったが、足回りの制御機器はVVVF化された武蔵野線用205系から外したものを再用している。
253系(錦糸町・1991)
253系(物井・1992.9.27)
N'EXは全編成がE259系に置き換えられる予定で、253系の今後は不明。「疎開回送」が始まっているのは寂しい限りだ。
ホームの千葉方の端に移動。ホチキスが多いな…
E217系(東船橋)
更新4連が先頭のE217系。新形式(E235系?)での置き換え→他線転用の計画もあったが、更新が進んでいることでそれもなくなったようで、総武快速・横須賀線のE217系の天下はしばらくは変わらなそうだ。
E231系(東船橋)
さすが、津田沼を越えると本数が増えて次々と列車がやってくる。
ホームをふと見ると、あることに気づいた。
フォーマットの違う看板(東船橋)
1番線と2番線で看板のフォーマットが異なっている。
そうそう、昔は緩行線上りのここの表示には「上野」という文字も入っていた。もちろん上野へ行く列車はないのだが、小学校の頃、同級生が「総武線は上野に行く。だって書いてあるもん」と言っていて、「行かないけどそっち方面だから書いてあるだけだ」と説明しても意味が分からないらしく彼はずっとその見解を曲げなかった。
201系とホームの「上野」表示(西船橋・1989)
手元の写真を探したら、意外にもこのJRフォーマットで「上野」が入っていた。私はその前の国鉄フォーマットまでだと思っていたのだが。
E259系(東船橋)
やって来ました新N'EX。253系と色は似ているが、正面からは赤が消え、側面からはグレーが消え、スッキリした印象になった。
迎えたほうの写真は肩の赤が見事にとんでしまったが、なんだか赤がないともっとシンプルでカッコいいようにも思える。651系風だ。
車体断面はJR東日本の特急車の標準タイプ。たまご型の253系に比べると、運転台が高いこともあってだいぶ腰高に見える。
成田空港へのショートカットルートの開業を控える京成は新AE形を登場させた。始発駅こそバラエティに富むが、ルート面では大きく不利なJR、できることはやろうという考えだろう。常磐緩行線のE233系2000番台が当初発表された時期より遅れて登場したのは、このE259系の製造を先行させたためだ。
209系500番台(東船橋)
稲毛入場直後以来の遭遇の209系500番台。正式な担当であるC運用の列車だ。
E259系(東船橋)
こんどはすぐ上りN'EXがやってきた。編成の後ろが隠れてしまうが、カーブと坂が絡んだところをグニョリと進んできている感じが出ていい。
東船橋での昔の写真を…
201系(東船橋・1989)
かつて朝夕に少数存在した飯田橋行。飯田橋の市ヶ谷方にY線があって、そこで折り返していた。
営団05系(東船橋・1989)
Sマークがなつかしい東西線05系。総武線西船橋—津田沼間に乗り入れるのは平日の朝夕のみ。
103系(東船橋・1994.4.17)
総武線といえばこの黄色い電車。末期は故障多発でダイヤ乱れの元凶になってしまった。
以前も書いたかもしれないが、地元のわりには総武線のノーマルな列車たちをあまり撮っていなかったのが後悔。
DD51 874+貨物(東船橋・1994.4.17)
総武線の貨物列車といえばこのDD51。呑気なスピードでゴトゴトと進むこの貨物列車も、見ているだけであんまり撮らなかったかもしれない。(つづく)
(右フレーム上部から入れるアルバムに、掲載した写真をカテゴリ別にまとめています)
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