2013/11/24

13.11.23 リベンジ日光

当ブログでは珍しく、今回は短い記事。

朝イチで家から車で出発したこの日、本来なら房総用209系使用の団臨「サイクルトレイン南房総」を撮る予定だった。
この列車は両国707発の内房線行列車。これをいつものカーブで撮るつもりだったが、国道14号が混んでいて通過時刻に間に合わないという失態。もっと早く出ればよかった。
後で調べたら、サイクルトレインはHM付だった。4連だったのでいつものカーブだとしっくりこなかったかもな。


逆光63号

もうひとつのお目当ての「日光63号」の通過時刻が迫っていた。
こちらはたま〜に設定される千葉—東武日光間の臨時特急列車で、かつてN'EXで総武線を駆け抜けた253系がアジアンなカラーリングで顔を出す。
なかなかスケジュールが合わず、私は過去一度だけ撮りに来たことがあるが、こんな結果だった。


253系1000番台特急「日光」(西船橋—船橋・2012.5.12)(再掲)

何と「回送」表示。単なる乗務員の設定ミスだったんだろうか?


E231系(西船橋—船橋)

現在に戻る。現地到着直後の列車。総武線E231系がカッコよく写る光線条件。
ほどなくして、奥の船橋駅から253系が出てきた。


253系1000番台特急「日光」(西船橋—船橋)

注目のLED表示は、「神橋」が描かれたコマ。




253系1000番台特急「日光」(西船橋—船橋)

…から、ローマ字併記のものに変わった。昨年のやつより光線が朝っぽくていいじゃないか。


253系1000番台特急「日光」(西船橋—船橋)

手前側に来たときはハングル併記に。この表示、好きじゃない。
そして、このカラーリングも…。側面窓周りも薄くせず濃い赤のほうがいいんだよな。この薄い赤はナマで見ると色褪せにしか見えないのだ。


NIX(ぬりえ)(再掲)

何度か載せたかもしれないが、これは私が1000番台の登場前に先代直通車カラーでぬり絵したもの。
これもビミョーか…。


E231系(西船橋—船橋)

続いてやって来た下り各停を撮って撤収。

帰宅するつもりだったが、原木ICで京葉道路を跨ぐ陸橋から富士山がよく見え、そのまま国府台の江戸川河川敷に富士山を撮りに行った。
その帰り、通過音がした際にたまたま振り返ったら、こんな列車だった。





AE100形(江戸川—国府台)

工事の金網越し・逆光という条件で、カメラのモニターもよく見えない状態で撮った。引き・寄せの2枚ずつの原画は同じ1枚だ。
現在朝の下り、夕方の上りという一日1往復のみの京成のシティライナーは、唯一のAE100形使用列車。

10月16日、台風26号の影響で京成成田駅では法面崩壊が起き1番線が使用不能になった。
同駅に絡む列車では一部運休等支障が出ている。その中でシティライナーが運休になっていないとは意外だった。
…正直、走ってなくても困る利用者がいない列車。原画を拡大しても、空席の背もたれしか見えない。
終焉は近いと思われる。いまのうちにあちこちで撮っておくのもいいかもな。

(右フレーム上部から入れるアルバムに、掲載した写真をカテゴリ別にまとめています)

2013/11/17

13.11.17 幸福の黄色い赤帯(スマホ)

この日、とある資格試験を受けに隅田川沿いへ出かけた。
往きは北千住駅から東武バスで会場へ向かったが、帰りは試験終わりでスッキリした気分で尾竹橋通りをひた歩き町屋駅を目指した。


ツーマンカラー

都電荒川線の町屋駅前停留所脇の踏切に出た。少数派の9000形が停まっている。一旦そのまま渡ったが、せっかくの少数派なので踏切に戻って撮ることにした。
受験で出かけているのでデジカメは持っておらず、スマホでの撮影。



9000形(町屋駅前)(sp)

9000形はエンジの9001とブルーの9002の2両のみ。イベント対応車両であるが、通常は一般運行に入っている。


8800形(町屋駅前)(sp)

9002号の発車直前に反対からやってきたのは8800形8809。尾竹橋通りの踏切を通過し停留所に到着する。

列車の顔の脇にある3色の道路信号の上には黄色の矢印信号が点灯中。自動車教習所でも習う、併用軌道での路面電車に対する信号だ。自動車用の青矢印信号の路面電車向けということ。写真に見えているのは早稲田方面行に対するもの。
停留所の早稲田寄りは車道が線路を挟んで並行しており、この踏切は尾竹橋通りと線路並行の道路との交差点内にある扱い。
遮断機はなく、車・歩行者とも道路の信号で渡る渡らないを判断している。歩行者にはなかなか危険な場所に感じた。



8500形(町屋駅前)(sp)

こんどこそ帰路に就くべく京成の町屋駅に歩きかけたが、こんどは「キュータ号」のHMをつけた8504号が来て、また踏切に戻って記録。
正面下部だけ見ると、8500形のバンパーはちょうど口を開けてニヤリと笑っているように見える。
キュータは東京消防庁のマスコット。個人的には、パーマン風の「ヘルメットから目」スタイルが不可思議。

つぎこそ帰るべぇと京成の町屋駅へ。すると、駅の先にまた都電の踏切がある。うーん、車両を撮ったのならここの記事を立てたいが、「とれ高」が足りないな…。そう思いながら踏切脇に立つ。

あれ? 同じく踏切脇に立ってる先客が…そしてすぐ近くの次の踏切にも人が。ははぁ、同業か。これは何か来るんだな。
踏切が鳴いて、奥のカーブを曲がって出てきたのは黄色い車両。…あ、赤帯?


7000形(荒川七丁目—町屋駅前)(sp)

これにはビックリした。だって、こんなのが居るの知らなかったから。
走ってる列車はスマホではこんな程度しか撮れない。もうちょっと引きつけたかったが、連写が利かなかった。



7000形(町屋駅前)(sp)

「あかおび」か。都電はかつてこの黄色に赤帯というカラーリングであったが、ワンマン運転対応車は帯が赤から青に変えられていった。なお、この列車に車掌さんは当然乗っていない。


6000形(飛鳥山公園・1991.7.29)(再掲)

飛鳥山公園に保存されている赤帯の6080号。写真当時は露天だったが、現在は上屋が付いた。
環状線である明治通りを新木場から古川橋まで自転車で走り抜こうという、高2の夏休みの私の無謀企画の途中での1枚だ。明治通り制覇も大変だったが、市川市の自宅と明治通りへの往復もそのまま自転車だったことも付け加えておこう。


6000形(江戸東京博物館・2011.9.10)(再掲)

荒川車庫に保管されている赤帯6086号が江戸東京博物館に出張したときの1枚。


7000形(栄町—王子駅前・2012.4.29)(再掲)

7000形は現在のシャーシになった際はこの青帯。赤帯を巻くのは今回が初となる。
7022のこのカラーリングは2005(平成17)年からの復刻である。


7000形(町屋駅前)(sp)

標準色の7005号とすれ違う。
ここで私を引き留めさせてまで姿を見せてくれたこの車両、幸せの黄色い電車(→試験合格。冒頭の話)になってくれるんだろうか?



7000形(町屋駅前)(sp)

黄色は彩度が高く、前の写真の青帯7022号とは違うのかもしれない。
なんだか違和感がありつつも撮っているときに気づかなかったが、よく見たら「額縁」の中の色も黄色だったり、赤帯が正面にも回っていたりと、青帯スタイルからただ帯色だけ変えた状態ではなかったのだ。



7000形(町屋駅前)(sp)

あまりにピカピカなのでもしや昨日今日のデビューか? と思ったが、HMには「2013.11.9」とある。ネットで調べると、実際は10日日曜から走っているらしく、一週間が過ぎたところだ。



7000形(町屋駅前)(sp)

車両はトップナンバーの7001号。赤帯現役時代になかった緑のいちょうマークがいいアクセントになっている。ネットで観た写真では、正面にも実はHMに隠れていちょうマークがきちんと付いているのを確認した。


8500形(町屋駅前)(sp)

7001を追いかけて来たのは荒川車庫前止まりの8501。トップナンバーが続いた。




8800形(町屋駅前)(sp)

なんと続いて反対側から来たのは8801。トリプルトップナンバーだ。…何だそれ?



7000形(町屋駅前)(sp)

当停留所折り返しの7031は警視庁の広告車。キュータにつづき、こんどはピーポくんだ。
踏切の向こうでの停止中は「町屋駅前」を出していたが、そこから動く直前に次の行先の「大塚駅前」に変わってしまった。
1枚目は客扱い中の写真。終着でお客さんを降ろすだけのときは、ホームの後ろ側に寄った位置に停まるようだ。



7000形(町屋駅前)(sp)

並んだ7007は女子栄養大学出版部の広告車。LED行先表示は赤っぽい色で文字が大きい。またカメラ写りが悪い。クーラーキセなんかも車両によって違いがあるようだ。

これにてほんとに終了。京成本線の普通列車で東中山まで乗り通し、長駆歩いて帰宅した。

(右フレーム上部から入れるアルバムに、掲載した写真をカテゴリ別にまとめています)

2013/11/10

13.11.9 185系団臨を追う

11月も一週間経つと寒くなってきた。
布団が恋しいが、185系の団臨が舞浜へ向けてやってくるので迎えに行く。


@武蔵野線

まずは私の定番ポイントで。武蔵野線を通り8時前に西船橋へ来るのだが、残り10分を切ったところで現地着。
おとなしいネタのため、先客なし。




205系(船橋法典—西船橋)

この場所には3月のダイヤ改正後5・6・7月に一度ずつ訪れた。改正で武蔵野快速がなくなりシンプルな「東京」表示となった列車をこのアングルで撮るのはこれが初撮影。

次に来たのが185系の団臨だが…背後から列車の音が…。




185系・209系500番台(船橋法典—西船橋)

武蔵野線では人気の209系500番台が被ってしまった。まぁ、何とか撮れたからいいか。
先頭の幕は「臨時快速」が上にズレた状態。快速「碓氷」の充当時などに表示されているコマのようだ。 反対側は「団体」だった。

185系は全車大宮総合車両センターに集約された。写真のB2編成は現在唯一の8連。先頭の連結器上のルーバーにフタが付いていることから200番台車であることがわかる。
185系は183・189系が担っていた波動輸送を引き継ぐこととなり、動きがあった。200番台車はサロ1両を含んだ7連だったが、旧田町所属のB編成7本のうち、踊り子ストライプに復刻されたB1以外の6本はサロが抜かれモノクラス化された。さらに、B7からモハ1ユニットがこのB2に移り、8連(B2)、7連(B1・サロあり)、6連(B3〜B6)、 4連(B7)となり、0番台編成の5連・10連と合わせて編成バリエーションは倍増となった。


@京葉線

マックで朝メニューを買って一旦帰宅。マックを喰ってから再び出て二俣新町駅へ赴く。
舞浜で客を降ろして東京で折り返した185系はそのまま東進してケヨ区に夜までおねんねとなるため、二俣新町を通過するのだ。



E233系(二俣新町)

205・201系健在期によくここで撮った。架線柱が邪魔である分そんなに撮影者は来ないし、地元駅で、閑散としていることもあって気兼ねなく撮れるのだ。




E233系(二俣新町)

駅前の木々は紅葉に。最近は秋が遅く短く残念である。





185系(二俣新町)

東京駅で折り返し「団体」幕先頭で185系登場。



185系(二俣新町)

こういう近代的な高架線を185系が走るのは見慣れていなかったが、これからはよく見る光景となる。
いっぽうで183・189系ではお休みに入った編成も。651系や、新潟ではお呼びでないE653系4連口なんかも今後の動向が気になるところだ。




E233系(二俣新町)

どこかのサイトでLEDがキレイに写る編成と写らない編成があるというのを最近見たが…。



E233系(二俣新町)

カメラの設定は同じで撮っているので、この2編成の差はやはり部品の仕様ということか?


おりかえす

二俣新町でそのまま出るわけにいかないので、再入場のため隣の市川塩浜へ。



E233系(市川塩浜)

地元である京葉線のコマ数は多いのだが、意外にこのまっすぐな感じのカットは少ない。



E233系(市川塩浜)

先頭は上り列車に被られた、ジェフ千葉ラッピング編成。






武蔵野線205系(市川塩浜)

武蔵野線は未だ205系が主力。大部分がVVVF化された編成。
埼京線ではE233系が205系を一掃する勢いで増殖中で、南武線にも来年度からのE233系投入が発表された。



武蔵野線205系(市川塩浜)

再入場をしつつ下りホームへ移動。




武蔵野線205系(市川塩浜)

駅前に「東京納品代行」の巨大な倉庫が建っていた。ちょっと雰囲気が変わったな。この倉庫は『東京ベイ・ファッションアリーナ』という愛称がついていて、アパレル物流センターとして先月開設したそうだ。




E257系500番台特急「さざなみ」(二俣新町)

二俣新町に戻り、こちらも以前よく撮った蘇我方のカーブで少し撮っていく。ひさびさの「さざなみ」撮影。





E233系(二俣新町)

暴風柵は京葉線のダイヤ乱れ軽減に貢献したが、このカーブではうしろの車両がさらに見えづらくなってしまった。


E233系(二俣新町)

この列車は入線を動画撮影したため後ろのみ。にわかに日差しが出た。



武蔵野線205系(西船橋—南船橋)

さいごに紅葉と同系色の帯の武蔵野線を撮って終了。帰宅した。

(右フレーム上部から入れるアルバムに、掲載した写真をカテゴリ別にまとめています)