船橋カーブから江戸川へ。当ブログ頻出の場所同士の移動だ。
2つ前の記事の最後に記したとおり、つい最近メトロ東西線の江戸川端の車庫の奥に留置車両が現れた。
平日の間、毎朝の車窓からそれ以上の動きがないことを祈りながら眺めていた。どうやら車両の場所については変化がなかったようだ。
トップナンバー
行徳分室の留置線3番線に3/06Fと3/13Fが併結された状態で置かれて久しい。
それぞれ7両ずつの仲間たちはこの行徳分室の「大奥」で最期を迎え、それ以降大奥に車両がいない時期が続いた。
今回その大奥に車両が現れたが、3番線には6両の車両が未だ置かれている。大奥にいる車両はどの車両なのか?
05系(深川検車区行徳分室)
05系初期車。深川にいた車両が回ってきたようだ。手前には下流側に先頭車で挟んだ3両、上流側に中間車4両。向こうには中間車3両で、10両編成1本が分けられた状態となっているようだ。
05901
05系(深川検車区行徳分室)
手前の線路の上流側から車両を順に。01Fの9号車だ。ハートMロゴのプレートが外され、Sマークが露わになっている。
05801
05系(深川検車区行徳分室)
8号車はドアと窓が全開。作業員が中に入っており、すでに座席が外されている。クーラーの向かって右側のカバーもなくなっている。
05701
05系(深川検車区行徳分室)
窓の向こうには黄色い重機が見える。「死神」と言えよう。
05601
05系(深川検車区行徳分室)
ここまでの4両はいずれ画面奥の線路へ移動することになろう。
05系(深川検車区行徳分室)
その「画面奥」にはドア・側窓・クーラーが外され下ごしらえの済んだ車両が…。ナゾのテーピングが施された車両は05301。
05系(深川検車区行徳分室)
一方で、先頭車で挟んだ3両は手つかずの東京メトロスタイル。06・13Fと合わせて3連3本。…どうしても千代田線北綾瀬支線の置き換え用か? と考えてしまう。
05001
05系(深川検車区行徳分室)
10号車。
05201
05系(深川検車区行徳分室)
2号車。
05101
05系(深川検車区行徳分室)
1号車。05系のトップナンバー。五体満足のステンレス5000系がないので、是非保存してもらいたい1両。
05系(深川検車区行徳分室)
車両がいる線路には架線は張られていない。
05系(深川検車区行徳分室)
土手の上から俯瞰。05101はまさに大奥の位置にどっかり腰を下ろしている。
05系(深川検車区行徳分室)
過去、5000系も3連に縮められて入れ換え牽引車や訓練用として使われたこともある。この3両は今後どうなるのか?
05系(深川検車区行徳分室)
粛々と解体準備が進む。昭和最終期の車両ではあるが、寿命の長いアルミカー、勿体ない。
05系(深川検車区行徳分室)
後輩車両達が見つめる。
05系(深川検車区行徳分室)
2番線の15000系の陰には3/06F・3/13Fがきょうも居座っていた。05113の方向幕も「快速津田沼」で変わっていない。
現役車両
引退車の写真は撮るだけ撮った。近い時間にJR車の入庫があるので、それを迎えることにした。
15000系(深川検車区行徳分室)
2番線の15000系。
15000系(妙典—原木中山)
こちらは本線の15000系。春らしく緑鮮やか。
東葉2000系(妙典—原木中山)
河津桜は完全に緑の木に。そして、西には富士山。
JR E231系800番台(妙典—原木中山)
西船橋から回送で戻ってきたJR車。妙典駅でスイッチバックして行徳分室への引き込み線に入ってくる。
JR E231系800番台(深川検車区行徳分室)
こちらもトップナンバー・ミツK1編成だった。
JR E231系800番台(深川検車区行徳分室)
1番線に入り、夕方まで昼寝となる。
これを見送って撤収。
(右フレーム上部から入れるアルバムに、掲載した写真をカテゴリ別にまとめています)