2009/12/04

京葉線 なつかし写真・4

京葉線なつかしその4。どっぷり103系編。


103系(東京・1990)

205系の登場で脇役となった感のある103系も頑張る。



103系(蘇我・1990.3)

「通勤快速 君津」は次の写真の幕を出すため到着寸前に回転しているときのものだ。ちょっとズレてるしな…。


103系(海浜幕張—検見川浜の車内より・1990.3)

これまで区間表示だった103系の方向幕もようやくマトモな行先表示となった。


103系(二俣新町・1990.3)

デカ目のまま残っていたラシ210編成。分割可能な6+4連の103系は205系にはできない東金線直通用に力を発揮した。


103系(市川塩浜・1990.7.1)

この頃には非冷房だったクモハ付4連口もカマボコが3台載るインバーター付簡易冷房改造が済んでいる。




103系(南船橋・1990.7)

低運転台の103系が次々にやって来る風景。この頃はよかったなぁ…。クモハ付4連口は冷改時にクモハにのみ側面方向幕が付けられた。


103系(新木場・1993.10.24)

高運転台クハ先頭の212編成(4連口)。中間モハユニットが簡易冷改なのでその1に載せた英字なし「京葉線」幕を出した写真と同じ編成かもしれない。ただし、クーラーキセの外側のランボードの有無の差がある。


103系(市川塩浜・1993.10.24)

黒Hゴムで屋根布も前面に回り込んだ晩年のクモハ。ドア窓は押さえ金の見えない201系タイプなので、Hゴムや屋根布よりずっと先の時代に交換されたものだろう。もしかしたらこれもその1に載せた西船橋・88.1.4の写真の車両のなれの果てかも?


103系(市川塩浜・1993.10.24)

クハ103-704。西日を浴びる車体をカッコよく撮りたくてこんな写真が残ったんだろう。ドア窓はHゴムから目立つ押さえ金に更新されたタイプで、私は当時「H鉄(えいちてつ)」と呼んでいた。鉄ではないんだろうが、金属という意味でふざけてそう名付けた。



103系(市川塩浜・1993.10.24)

山手線で黒Hゴムの103系(201系も作ってる時代の増備車)を初めて見たときは「おぉ、新感覚」と思ったもんだが、やっぱり白Hゴムのほうが103系らしい。そして、シンプルな「東京」の幕が似合っている。

同じ路線の列車なのにスカイブルーの103系と濃いピンク(ラインカラーとしてはワインレッドだが、そうは見えない)の205系が混在していた当時から、現在も201系がスカイブルーを受け継いでその事情は変わっていない。廃車でピンク塗装を試したがしっくりこなかったのでスカイブルーを継いだという話もある。
京葉線向けE233系(5000番台になるとか)の製造が決まり、201系どころか205系の置き換えも決まっている。205系は山手線などからの転入車が多く、まずはそちらが対象になるだろう。さらにその中での最古参・205系の祖である量産先行車を追いかける人も今後増えていくだろうな…。

(右フレーム上部から入れるアルバムに、掲載した写真をカテゴリ別にまとめています)

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

はじめまして。いつも楽しく拝見してます。
スカイブルーの京葉線、美しいですね。
モノクロのビル街にうごめく103系は都会に咲く花のようでした。

これからも応援していますので無理のない範囲でがんばってください。

ひみつ さんのコメント...

こんな長文癖のブログをいつもご覧いただき、ありがとうございます。
できれば、何かしらのお名前があるとなお嬉しいです。
ほとんど宣伝をしていない当ブログにたどり着いた数少ない方だと思いますので。
今後ともよろしくお願いいたします。

103系は一般の利用者にはあまり評判がよくなかったと思いますが、我々のような別の目で見る人間には「電車らしい電車」で楽しかったですね。
自らの記事に刺激されて、6日は普段着の京葉線をただただ撮ってきました。

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