2024年4月に入り、2016年夏までの古い記事の画像リンクが切れました。
対応は現アルバム経由での再貼付しかなく、徐々に進めています。
前後の記事が直ってないのに、ポツンと直っている記事もあります。
完全復旧までには相当の期間がかかる見込みです。

2018/09/30

18.9.19 信越“&”ルート・14/長野駅

引き続き、朝の長野駅。




朝の長野駅といえば・3

7番線に篠ノ井からの列車が到着。





しなの鉄道115系(長野)

しな鉄車両の1323Mは篠ノ井発豊野行。
豊野方がS22・篠ノ井方はS10で、30分前に回送表示で同じ7番線にいた5両編成が篠ノ井から戻ってきたわけだ。
信越線・篠ノ井線・しなの鉄道しなの鉄道線の3線の結節点である篠ノ井から自社線に進まず信越線を進み、長野で終着とならずしなの鉄道北しなの線の豊野で終着となる。2路線が直接つながっていないしな鉄ならではのヘンテコ運用だ。
左側通行の日本にあって、当駅ではわざわざ進行方向一番右の線路に入ってくるのも面白い。




211系(長野)

5番線にいた211系N305編成が出発。
正面は「普通」であるが、側面は「回送」を表示。側面が正解で、車庫入り。

長野総合車両センターの211系は115系の置きかえ用として投入された。
高崎(湘南色)から21本、東京(湘南色)・幕張(房総色)から14本ずつが転入し、長野色へ生まれ変わった。
高崎・幕張からの車両は3連、東京からの車両は6連化された。高崎と東京からの車両はセミクロス車が混じっている。
結果として、0番台(セミクロス)、1000番台(寒冷地用セミクロス)、2000番台(ロング)、3000番台(寒冷地用ロング)と、JR東日本の211系全番台が集まった。
紺地の「普通」幕はこの長野で初めて登場したものだ。





しなの鉄道115系(長野)

妙高高原からの北しなの線318M。運用表どおりスカ色S16編成が来た。
国鉄・JR時代にスカ色115系が長野駅まで来るというのはあまりなかったんではないかと思うが、しな鉄車両として妙高高原駅でも見られるようになった。
しな鉄とえちごトキめき鉄道の境界である妙高高原駅を跨いで走る定期列車の設定はないようだ。

このスカ色は、朝の長野駅といえば・3のステキなお膳立て。
隣・ホームがない8番線を、これから長野駅と長総の間を移動する職員の輸送列車が通過するのだ。
長野総合車両センター(長総)には牽引車としてスカ色のクモユニ143-1と今年松本から移った湘南色のクモヤ143-52(元クモニ143)が在籍しており、その輸送列車にも用いられている。
職員輸送は一時期入出庫列車への相乗りに変更されたが、北陸新幹線開業で長野以北がしな鉄に転換されたことを受けて復活した。

国鉄伝統のツートンが並ぶのだ。スカ&スカもいいし、湘南&スカもカラフルでいいしなぁ、どっちがいいかなぁ…
長総側を向いて待っていると… えっ…?




211系(長野)

…おーぃ! なんで211系なんだよっ!
ここは荷電が来るはずでしょって。実は一番楽しみにしてたんだって!
な〜になになに? 長野スカってなんでスカっ?

…取り乱しました(@上島竜兵)。
この211系N320編成こそ、職員輸送列車。ステキなお膳立てがなされたのに、よりによって211系の代走日に当たるとは…。この旅初のショック。
N320編成は1000番台で「アイシャドウ」がグレーの初期車。ライトケースのヘッド・テールの囲みが均等割りになっているのも特徴。ただしヘッドの電球は囲みの中心から外側にズレた位置にある。





189系(長野)

荷電スカしを嘲笑うかのように、N102が長総へ引き上げて行く。
あぁ、君も早々に「おはようライナー」の愛称表示を「回送」に替えてくれたんだったね。ぷいっ。



飯山線キハ110系(長野)

N102と同じような色の飯山線キハ110系が出発。戸狩野沢温泉行129D。
実はちょっと前の時間、飯山線ホームにしばらく目をやっていない間に、いわゆる「飯山色」の2連が出発していったのを見かけた。私が当駅に入ってから写真の列車まで飯山線の出発はなく、当駅止まりで到着後車庫入りしたと思われる。
もうだいぶ奥へ進んでいったところで気づいたので撮れずじまいだったが。なんだかきょうは肩すかしが続いている。


朝の長野駅といえば・4

6・7番ホームの中腹に戻ってこの後の動きを考えていると、7番線に何かが来る放送が…。




EF64 1002(長野)

あ、EF64 1000番台じゃないか。1枚目はロングズーム。
職員輸送列車の時刻についてネットで調べてたときに見たブログの中に、この単機のEF64の写真が混じっていたのを憶えている。
なるほど、定期運用なのか。…ということで、朝の長野駅といえば・4がこれだ。





EF64 1002(長野)

愛知機関区のEF64 1002。昭和55(1980)年製。停車した。


しなの鉄道115系(長野)

EF64に7番線を譲ったスカ色は電留線に引き上げ。その脇をしな鉄色の115系が通過。
スカ色はここで2時間ほどお昼寝となる。



383系特急「しなの」(長野)

6番線には長総方から「しなの6号」が入線。
先頭は貫通型先頭車のA205編成2連。後ろは6連のAひとケタ編成で、長野方先頭車は非貫通型クロだ。





EF64 1002(長野)

前後非対称の独特な側面と大胆なカラーリング。
最近はJR貨物のEF64 1000番台もPF同様国鉄色に戻るものが増えている様子。



EF64 1002(長野)

突然静かに発車していった。
調べたら、この列車は北長野→篠ノ井の単1770レだった。少し前は重連だったとか。



飯山線キハ110系(長野)

飯山線ホームにはキハ112・キハ111-211のユニット。
これは十日町始発の126Dで到着したもので、回送列車となる。



しなの鉄道115系(長野)

小諸からのS9編成625Mがスカ色をかすめて到着。



(長野)

朝食がまだなので、4番線の立ち食いそば店に入った。
JRの社員も食べに来ているのを見たが、私が入ったときは先客なしだった。
麺は値段が上がる生そばにすることができる。乾麺じゃないということだろう。
「鹿肉そば」を生そばで食べた。特段どうという感想はないが、フツーにおいしくいただきました。
壁はうさぎの絵の2円切手(本物)で埋まっている。理由については写真のとおり。


211系(長野)

食後、店のあるホームに来た211系N315編成を撮ってから、ミドリ口(ぐち)で出場。宿のチェックアウトのためだ。

跨線橋からMIDORI長野につながるミドリ口は自動改札のみの出入口で、非磁気券や精算等が必要な場合は利用できない。
無論ミドリ口にはみどりの窓口はない。ありそうで、ない。
MIDORI長野の開店時間前のため、なんだか裏口のような方にしか進めない。地平へ降り、列車ホームのような上屋が付いた通路兼駐輪場を抜け、それこそ駅の裏っぽい街中に出た。

あとで調べたら、やはり通路にあった屋根は2000(平成12)年に廃止された1番線ホーム跡であった。
いまの2番線は旧3番線。旧2・3番線で島式ホームを構成していたが、旧2番線も1番線と同時に廃止されている。そして旧4番線が縦に2分され、現在の3・4番線となり、5番線以降はそのまま番号を変えないままにしたため、結果として現在は1番線だけが無いおかしな状態になっている。(つづく)

(右フレーム上部から入れるアルバムに、掲載した写真をカテゴリ別にまとめています)

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