2024年4月に入り、2016年夏までの古い記事の画像リンクが切れました。
対応は現アルバム経由での再貼付しかなく、徐々に進めています。
前後の記事が直ってないのに、ポツンと直っている記事もあります。
完全復旧までには相当の期間がかかる見込みです。

2018/05/05

18.5.5 府中3/4周・2



京王線武蔵野台駅から西武多摩川線白糸台駅へ徒歩移動。
地図の「武蔵野台駅」の文字がある辺りは駅前一等地なのに建物が建っておらず、駐車場や農地になっている。


まむし坂と低空ガード

のどかな住宅街を地図に従い進む。
公園の先に白糸台駅が見えるが、車庫も備えた構内を跨ぐ橋などなく遠回りを強いられる。黄色い電車が武蔵境へ向かっていくのが見えた。
白糸台駅を眺められる踏切に出た。あっ…


新101系(白糸台)

なんと、一番の目的の赤電は本日お休み。黄色ツートンとの本線上の共演はお預けとなった。
出鼻をくじかれたな…。
その踏切には撮影者が一名。わざわざお付き合いすることもなく、白糸台駅とは反対方向に進む。
京王線の車内からは南側を眺めていて(…ので、赤電が寝ているのには気づかず)掘割区間の踏切が見えていたので、そこを目指す。

家族が庭でバーベキューをしている家の前を通るとその踏切に出たが、順光側はちょっと撮りづらそう。
さらに南の割と近くに次の踏切が見えたので、そっちに行ってみる。


(白糸台—競艇場前)

緑のトンネルの先に踏切。ここは府中市。同じ都内でも区部とは違う雰囲気だ。
日差しは暑いが日陰に入ると肌寒いくらいで、まだ夏ではないことを感じる。

踏切に近づいた途端鳴動。反対側に渡る前に遮断機が降りてしまった。


新101系(白糸台—競艇場前)

やって来たのは逆光側からの武蔵境行245F。
西東京の電車線ならではの、線路の直上を送電線が通る風景だ。


(白糸台—競艇場前)

是政方は左側に変電所があり、門型鉄塔も仰々しくなっている。


(白糸台—競艇場前)

こちらは武蔵境方。踏切を境に掘割と築堤に分かれているのが面白い。
門型鉄塔の左を通る普通のスタイルの鉄塔には「JR送電線注意」と書かれていて、東電ではなくJRのものであることが示されている。


新101系(白糸台—競艇場前)

是政行も白い編成だった。253F。
ワンマン対応車を示す白い車体は、多摩川線では編成ごとに四季をテーマにしたラッピングを施したこともあった。
正面の汚れは、そんなラッピング時のステッカーの跡だろうか?

次に是政行で来るのが黄色ツートンとなる。多摩川線は4編成配置の3編成稼働のようだ。


新101系(白糸台—競艇場前)

是政から戻ってきた253F。白糸台を出ると競艇場前、終点の是政と続くが、営業列車同士がすれ違える場所はない。
この踏切を是政行で通った編成が、次にこの踏切に現れる編成となる。
踏切西側からはこうして逆光であるがカーブアングルで撮れる。線路は北東〜南西の向きで通っており、早朝だと顔に日が当たるかも。


新101系(白糸台—競艇場前)

後追いは門型鉄塔との縦アングル…風トリミング。



新101系(白糸台—競艇場前)

黄色ツートン登場。白糸台で上下列車が交換するので、武蔵境行が通過するとさほど待たずに是政行が現れる。
この編成は249F。2月までは伊豆箱根カラー(元西武101系改造の1300系と同じもの)となっていたが、入場し黄色ツートンに変身した。
現在多摩湖線で走っている261Fが伊豆箱根カラーを引き継いでいる。

この2つの伊豆箱根カラー編成、実は側面の幕帯の位置が異なっている。249Fは側面方向幕を避けるように高い位置に幕帯が入ったが、後から登場した261Fは伊豆箱根鉄道と同じ、側面方向幕を貫く高さになっているようだ。1300系は側面方向幕がない新101系のオリジナルスタイルのままになっている。

261Fは今の249Fと同じ黄色ツートンを復刻していたことがあり、過去に撮影している
その後真っ白に戻ったが、一昨年の夏には台風9号による多摩湖線線路脇の法面崩壊により脱線し数日間現場に取り残されるなど、話題の多い編成だ。

さて、場所を変えることにしよう。
踏切の脇から線路に沿って細い坂道があり、列車を待っているあいだ老若男女がその坂を下っていく様を見ていた。
白糸台駅へは向かわず、是政方面の線路が延びる方向へあてもなく進むことにした。スマホの地図は敢えて使わない。
坂道は「まむし坂」ときちんと名前がついており、説明書きも設置されている。



(白糸台—競艇場前)

羽毛下堀用水函渠。踏切からまむし坂を下ってすぐのところ。
名前とは裏腹に水は流れておらず、写真の背中側は犬走りのような小径がつづく感じだった。

住宅街を抜けて行く。
途中に定番ポイントの築堤へ出られる場所があったが気づかずスルー。
多摩川線を跨ぐ立派な道路橋が見えたが、なんだか線路をくぐっていく細い道が見えたのでそこへ進む。


(白糸台—競艇場前)

?? なんじゃこりゃ? 天井の低いガードというのはたびたびテレビのネタになったりするのだが、これはいくらなんでも低すぎる。
通らないでくれ、と言われても道路橋へ上がるにはかなり後ろへ戻らないといけないのだ。


(白糸台—競艇場前)

通っちゃいました(笑)。
腰を90°曲げてカニ歩きする感じ。天井は高さが一定ではなく、頭を少し上げられる場所はある。

すぐ先に信号のある交差点が見える。交差点で陸橋の南側に渡ると、線路際に続く道があった。


新101系(白糸台—競艇場前)

陸橋の近くの隠しアングル発見。…でもご覧のように木立やワイヤーが邪魔で、これが一番スッキリ撮れた一枚。



新101系(白糸台—競艇場前)

線路脇の道路より。245F。
線路の向こうの住宅はまだ新しいようだ。Googleマップの航空写真ではまだ畑になっている。


新101系(白糸台—競艇場前)

253F。無論、次にここに現れるのは是政から戻ってくるこの編成。


新101系(白糸台—競艇場前)

253Fが戻ってきた。
この場所は車道と歩道があるが、車はほとんど通らない。ヤマトのトラックと乗用車1台が来ただけだった。
車道と歩道の境目には街路樹があり、日陰にビバークすることも可能。
車が来た時はきちんと歩道側に避けることを心がけたい。



新101系(白糸台—競艇場前)

249Fを押さえて、また是政方面へ進む。


人気(ひとけ)のない駅前

中央道をくぐり、一般道のアンダーパスを平面で跨いで線路際を進むと、カーブの奥で道は線路から離れてしまう。
道は西へ続く、南へ延びるのは袋小路ばかり。そんな中、袋小路を囲む住宅群の裏手を通る緑道のような道に抜けられる場所を見逃さなかった。
そこからくねくねと多摩川線のカーブにつかず離れずで角を曲がるのを繰り返し、突然競艇場前駅に出た。
競艇場(ボートレース多摩川)からはボートのモーター音が響き渡っているが場内アナウンスなどは一切聞こえず、練習が行われている感じだったが、調べてみると開催はしていたようだ。


(競艇場前)

駅前にある現役の丸型ポスト。
駅からは競艇場へ伸びるデッキがあるが、客らしい人影は見えず。なんだか廃駅のように駅前は殺風景でひっそりしている。

是政駅までは線路際に道路が続くので、この駅には入らず先へ進むことに。


新101系(競艇場前—是政)

道路から撮影。245F。
手前のスペースはかつて線路が敷かれていたスペース。競艇場前駅はかつては交換可能であったが、不要となり棒線駅に改められた。


新101系(競艇場前—是政)

253Fは線路が近い場所で。
このポイントもまた車道側で撮っている。センターラインのある対面通行の道路で、競艇場の送迎バスと一般車がたまに通る程度。
列車が来ない間は競艇場側にある歩道で待機。複数人数で連れ立って撮影に訪れるのは避けたほうがいい場所だ。


新101系(競艇場前—是政)

245Fの戻り。午後のド逆光。



新101系(競艇場前—是政)

249F。「競艇場前」の看板と絡めようとこの位置にしたが、245Fを撮った位置のほうが側面がもっと見えてよかったな…。



新101系(競艇場前—是政)

是政駅に向かう途中で249Fがとっとと戻ってきた。(つづく)

(右フレーム上部から入れるアルバムに、掲載した写真をカテゴリ別にまとめています)

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