2024年4月に入り、2016年夏までの古い記事の画像リンクが切れました。
対応は現アルバム経由での再貼付しかなく、徐々に進めています。
前後の記事が直ってないのに、ポツンと直っている記事もあります。
完全復旧までには相当の期間がかかる見込みです。

2017/04/30

17.4.30 カラバリ東武〜特急街道・1

もともと多彩な車両群の東武が今、カラーバリエーション(カラバリ)でさらに多彩となっている。
前記事にあるように、当初は50050系の『クレヨンしんちゃん』(←これの知識はほぼないに等しい)のラッピング編成を撮りに東急田園都市線に行こうとしていた。半蔵門線押上折返し列車が多いため、東武線内で待ってると遭遇率が著しく下がるのだ。

しかし、前夜ふと「GWだから東武本線の臨時快速があるかも…」と気づき調べたら、やっぱりあるじゃないか。
浅草発で8時台に1800系(=1819F)、9時台に6050系の2本の臨時列車が設定されている(ちなみに、今度の列車から「臨時快速」とは呼ばなくなったようだ)。
ならば私の中で東武本線唯一の定番撮影地・伊第2号踏切で撮りたい。

さらに前後の列車を調べる。
7時にとうきょうスカイツリー駅に到着する上り「けごん206号」がこの日は日光詣スペーシア使用と判明。
リバティ、普悠瑪、350系の「しもつけ」「きりふり」…撮りたい列車がたくさん。
走り始めたばかりのリバティはもちろん、日光詣、普悠瑪、「しもつけ」、1819Fはみんな未撮影なのだ。
ということで、7時前から9時過ぎまで2時間半ほど伊2号で撮ろう、と決めた。

その後は体力や眠気を含めた判断で一気に田園都市線内へ移るか、別の日にするかにしよう。
過去に記録している「きりふり」に関してはとうきょうスカイツリー1032発なので、これをどうするかも気分次第とした。


いきなりリバティ

前記事のとおり東西線→京成と乗り継いで到着したのは、押上駅近くの伊第2号踏切。
私はいつもの上り線側曳舟方に立つ。光線は気にせず、まずは上り列車のカーブアングルを撮りたいのだ。
GWで1800系が来ることもあるから、先客がいるかも…と心配したが、私の立ちたい位置には誰もいなかった。
その後つぎつぎに3人撮影者が現れた。改札を出た先のエレベーターでさっさと地上に出たのが功を奏したか?

だだ先客そのものはいた。踏切脇のコインパーキング内の高い金網べりに脚立を使って数人陣取っていた。
駐車車両はなし。コインパーキング利用者じゃないのにそこに居るのは…ま、真の利用者への迷惑だけはかけないように。



10030系+10050系(とうきょうスカイツリー—曳舟※以下ずっと同じなので省略

最初に現れたのは10030系。
北東を向いたアングル。朝7時前の日当たりはこんな感じか。






500系

早速撮れたリバティ。何と1ユニットだけの3両編成だった。浅草口でも3両運転があるんだな。
しかも私は下り列車で最初に撮れると思っていた。回送に間に合ったとは。
私は側面の緑と青のカラーリングがデザイン的になんとも勿体ないように思っていたが、このアングルではモノトーンに写っていい感じになっている。
時期を同じくして走り始めたJR東日本の『TRAIN SUITE 四季島』のようにベースカラーだけでもよかったのでは? と思う。




10050系

「東武浅草線」の主力は10050系。真っ昼間には見られない区間急行。



200系

浅草650発の「りょうもう1号」。500系がデビューし、これから追われる身となっていく。
いまの「りょうもう」は伊勢崎線の終端方面で赤城・葛生・伊勢崎と列車によって目指す先が変わるが、リバティだと館林や太田で分割することができるので、3つのうち2つを組み合わせて向かわせることができ、本数の増加につなげられる。


10050系

クッキリハッキリ、英字なしの白抜き表示幕。


10050系

居合わせた方によれば、この位置に立ってスカイツリーを入れないのは考えられない、と。
私はその話には加わっていなかったが、たしかにそうだな、とマネ。


100系

留置線にサニーコーラルオレンジの100系登場。この色は前記事のとおり現在この1編成のみになった。
この編成は21日のダイヤ改正で新設された浅草—春日部間の特急「スカイツリーライナー」の4号でやって来たと思われる。
上りは500系使用の2号と合わせ早朝の2本のみ運転される。回送を兼ねた列車(もしくは回送列車を営業列車に転じた?)なんだろう。
「スカイツリーライナー」は下りは夕方以降に平日3本・土休日5本が設定されている。平日のほうが少ないが、平日は大宮行「アーバンパークライナー」が2本あり、当然春日部まで行ける。

「アーバンパークライナー」も今回のダイヤ改正で新設されたもので、東武アーバンパークライン(野田線)初の定期特急。「スカイツリーライナー」とともに、JRでいう通勤ライナー的存在であることは名前からもわかる。
浅草→大宮が1本、春日部分割の浅草→大宮・野田市の便が1本のほか、大宮→運河の便が1本夜間に設定されている。野田線を走る姿は駅でしか撮れないと考えてよい。
時刻表を見る限り、運河行は3連の大宮行の返しで走るものと思われる。
またこのダイヤ改正では同じくアーバンパークラインに顔を出した634型使用の臨時特急「スカイツリートレイン」が廃止されている。4年余りと短い活躍だった。







100系

お待ちかねの「日光詣スケベイ…いや、「日光詣スペーシア」登場。
リバティに関してはこれからいくらでも撮れるが、100系も200系とともに500系に追われる身となる。
記録しなくては、と思いつつこの日がようやく初記録。
それにしても、このスケベイス感が…。それはまだしも、黒とオレンジ…特にオレンジがゴールドにまったくマッチしていないというか、品を下げている。
私だったら、細い黒のラインを窓下もしくは裾に1本だけ入れるかなぁ…。
JRの253系1000番台とともに日光特急の中でもまさに異彩を放ちまくっている。





500系

浅草700発の「リバティけごん3号」が身軽な3連で100系をかすめていく。
この列車の前に630発で「リバティけごん1号」+「リバティ会津101号」がすでに北へ向かっている。
特急「リバティ会津」もまた今回のダイヤ改正で新設。浅草—会津田島間の運行で、初めて東武特急が会津鉄道…そして福島県に乗り入れた。 
500系は3連1ユニットとして東武特急の新たなスタイルを作り上げた。列車設定の自由度が上がるのも「リバティ」の名が示す一つの要素だ。
今後編成数が増えれば、下今市で接続する特急連絡列車も不要になるだろう。



10000系

リバティとすれ違いで現れたのは10000系8連口のトップナンバー。8連口は末尾01・02番の2本のみ。




10030系+10050系

10050系が来たと思ったら、ここに来て最初に撮った10030系4連との6両編成だった。
東武動物公園行もあるんだな。白色LEDの明朝体表記の「東武動物公園」が物珍しく見えて後追いも記録。狭いところに英字入りで詰められた6文字は、触れたら出血しそうなシャープな文字だ。



10050系

へー、館林行もこの時間帯は健在なのか。英字なし太丸ゴシックの安定感。


10050系

10050系は早くも見飽きる。(つづく)

(右フレーム上部から入れるアルバムに、掲載した写真をカテゴリ別にまとめています)

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