2016/05/07

16.5.3 カブって被ってジャンケンポン・3

田町から山手線外回り列車に乗る。

次の動きはどうしようか考えていた。
当ブログのアルバムが103系のままになっている青梅線に行き、拝島から八高線で高麗川→越生と進んで東武越生線との並走区間で東武の8000系リバイバルカラーを狙う…とか、逆に拝島から八王子へ出て未撮影の横浜線E233系を撮り、相模線に進んだり…なんて候補を挙げ、とりあえず新宿で降りた。


阿佐ヶ谷

新宿駅で目に入ったのは215系の「ホリデー快速ビューやまなし号」。
土日ヒマな215系の出張業務は長年続いているが、これも撮ったことがなかった。
近くの駅なら先回りできそうなので、とりあえずやってきた特快に乗り中野へ。
中野で緩行にのりかえ、阿佐ヶ谷で降りてみた。


E257系特急「あずさ」(阿佐ヶ谷)

まず現れたのはE257系特急「あずさ」。11両フル編成。
E353系での置き換えが決まっており、何年かのうちには中央特急から消えることになろう。
この場所はご覧のようにホーム端の柵が入ってしまう。これは国鉄時代からあろう旧来の柵で、手前に10両対応分のスペースの終わりに新しい柵が立っていて、本当のホーム端までは行けないのだ。


E257系(阿佐ヶ谷)

「あずさ」とすれ違いで現れたのは回送列車。E257系は「あずさ」「かいじ」の両方で使われる。


215系快速「ホリデー快速ビューやまなし号」・メトロ07系(阿佐ヶ谷)

1分後、早くも215系登場。
緩行下り線側からの望遠アングルなら柵をかわせると考えていたが、ここでも早速被り。
我が地元・東西線の07系さんではないですか。これはこれで07系の記録としてはいいシーンになったからいいとしましょうか…。



215系快速「ホリデー快速ビューやまなし号」(阿佐ヶ谷)

背後に上り緩行が迫ってきているため、「あずさ」の写真よりも内側から撮影。柵どころか信号機も入ってしまった。


E231系・215系快速「ホリデー快速ビューやまなし号」(阿佐ヶ谷)

緩行との並びも記録するが、なんだかスッキリしない結果に。


メトロ07系(阿佐ヶ谷)

新たなスカイブルーの邪魔者・07系に乗って先へ進む。
この駅の高尾方には撮影者が複数たまっているのが見えた。おそらく189系の臨時特急狙いなんだろうな。
そうなるとスルーするわけにはいかず、西荻窪まで進んでホーム先端に行ってみた。


西荻窪

快速線側は数人の先客さんで埋まっていたが、ホーム幅の真ん中にある屋根へのはしごの間からであれば望遠でなんとか撮れそう。
あちこち迷うより、ここに決めてしまおう。発着する列車に気を遣うことがない位置であるのがいい。


E231系800番台(西荻窪)

ひとまず、最初に現れたE231系800番台を撮る。
普段地元で見かける車両だが、中央線内で撮ったことはほとんどない。


E233系(西荻窪)

189系はこの角度で撮ることになる。手前に引きつけたアングルは色々な障害物があって無理なのだ。


E231系(西荻窪)

緩行のアングルはこんな感じ。


E233系(西荻窪)

中央快速は2階建てグリーン車導入が予定されている。
現在10両編成だが、グリーン車は首都圏の他線同様2両組み込み、12両編成となる。


E233系(西荻窪)

10両貫通はT編成。中央・青梅・五日市線用のE233系はすべて八トタ所属。



E231系900番台・E351系特急「スーパーあずさ」(西荻窪)

E231系の礎・900番台。登場時は209系950番台だった。
E351系に見事に被ってくれました。きょうはこんなんばっか。


209系500番台(西荻窪)

209系500番台は試作の950番台の車体に0番台のシステムを組み合わせて生まれた急場しのぎの新車だった。
登場当時103系の故障が頻発していたための措置だ。


E233系(西荻窪)

西荻窪には快速線にもホームがあるが、土休日は特快だけでなく快速も通過する。
同じ杉並区の高円寺・阿佐ヶ谷も一緒で、土休日に冷遇される「杉並3駅」と括って扱われる。


E257系特急「あずさ」(西荻窪)

E257系は基本9連と付属2連という構成。貫通型前面は基本9連の新宿方の顔だ。


E231系(西荻窪)

ミツB25の編成番号レタリングは他の編成と書体が違う。


E233系(西荻窪)

4+6の分割可能編成はH編成。五日市線、八高線、富士急への直通の際は分割が発生する。
グリーン車挿入時は、6連の中央に入る予定。当然T編成も同じ位置となるので、東京方から4・5両目という、12両編成全体で見ると偏った位置に付く。
ホームの12両対応化が課題であるが、それがクリアできるから公式発表がされているんだろう。
ホームの延伸は青梅線・五日市線・中央東線高尾—大月間の駅も必要になってくる。



E257系特急「かいじ」・E233系(西荻窪)

「かいじ」は緑色LEDの「K」ゴロがかすかに見えて判別できた。貫通型はいつ見ても仰々しい顔だ。


メトロ05系(西荻窪)

これまた仰々しいニヤリ顔の東西線05系。


E257系特急「かいじ」(西荻窪)

こちらも「K」表示の「かいじ」。漢字で書けば“甲斐路”。
かつて準急や急行で中央線を走った愛称だが、特急としてはJR化後の登場。甲府止まりの「あずさ」の愛称を改めた形だ。


209系500番台(西荻窪)

風が強いこの日。望遠では横からあおられてこうしてケツが切れてしまうことも。


E231系(西荻窪)

189系はいつか来るだろうと時刻も調べず周りに合わせて待っているが、なかなか現れない。
…そもそも189系待ちなのか自体も確かめてないのだが、撮影者は増える一方で、何かが来るのは間違いない。
撮りやすい緩行を記録して時間をつなぐ。


E233系(西荻窪)

中央線のE233系のフルカラーLEDは赤っぽく感じた。
光線条件のせいだと思うが、小田急3000形の一部で見られるようなタイプなのか?とも。



メトロ05系(西荻窪)

中野駅で緩行にのりかえた際、07系が西船橋へ向けて出て行った。
そして引上線にも07系が居て、さらにもう1本トンネルから出てきたのが、阿佐ヶ谷から当駅まで乗った73Fだった。
その後見かけるのはこのペコちゃん顔05系ばかりだ。


E257系(西荻窪)

E257系は結構な頻度で現れる。朝方の特急は臨時便もあり本数が充実している。



E231系(西荻窪)

未だ6ドア車が入る緩行E231系。常磐線に移った編成に挿入されていた6ドア車は廃車されている。
東急5000系も4ドア車への差し替えが始まり、ここが日本で最後の6ドア車運行系統になるかもしれない。


E233系(西荻窪)

私の嫌いな全面 快 速 表示。


E231系(西荻窪)

ミツB27編成。山手線E231系500番台の6ドア車置き換えの際に伴車として東京総合車両センターに貸し出され、中間4両を抜いて山手線サハを挟み、ELに牽引されて東京と新潟を行き来していた。


E351系特急「スーパーあずさ」(西荻窪)

新宿10:00発の「スーパーあずさ11号」。
屋根肩にランボードが飛び出した量産先行車編成で、S1+S21のトップナンバーだ。
私は過去3本の列車しか撮れていないが、うち2回が量産先行車だった。…といっても、量産先行車2本・量産車3本という小所帯。
ちなみに、後追いながらしっかり撮りたかったこの車両も、左には下り緩行が顔を出していて直後に被られた。右にもすぐ障害物があり、ギリギリで収まった一コマだった。

さて、遠目にお目当てのクリーム色の車体が見えたと同時に、またもやスカイブルーの邪魔者が…。
撮影者一同失笑。



メトロ05系・189系特急「かいじ」(西荻窪)

無理矢理ズームのギトギト写真が精一杯だった…。
こんなに被られる日ってあるだろうか?? (つづく)

(右フレーム上部から入れるアルバムに、掲載した写真をカテゴリ別にまとめています)

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