2024年4月に入り、2016年夏までの古い記事の画像リンクが切れました。
対応は現アルバム経由での再貼付しかなく、徐々に進めています。
前後の記事が直ってないのに、ポツンと直っている記事もあります。
完全復旧までには相当の期間がかかる見込みです。

2015/10/22

15.10.18 グリーン車、ふたたび・2

九段下でメトロ半蔵門線から都営新宿線にのりかえ。

目指すは京王。
最近8000系1編成がかつてのグリーン車の装いにラッピングされ走り始めた。先月銚電で元祖グリーン車を見てきた私としては、この8000系にも会いたくなった。
併せて、都営新宿線10-300形の3次車以降の「新しい顔」の車両も未撮影なので、グリーン系の2つの車種が目当てだ。


いきなり新顔

メトロ・都営の壁が崩壊した九段下駅だが、対面のりかえができるのは半蔵門線東行と都営新宿線西行同士のみ。
半蔵門線西行からエスカレーターを使って都営新宿線西行ホームへ出る。


10-300形(九段下)

なんと、待たずして「新顔」に遭遇した。53F。後で調べたら、今年導入の4次車で最新型のようだ。
車内ドア上には液晶画面が2枚ずつ設置されていて、右は路線図、左は広告動画が展開されている。
この4次車の大島での車両搬入の様子の動画なども面白いが、カルビーのポテトチップスの動画が気になったので紹介。
  • 若者のカップルが電車でデートにでかける
  • 女はポテトチップス(うすしお)をカバンに入れている
  • 男はリュックサック。ところが電車の立席になっても降ろさず、他の客がリュックに阻まれ迷惑な顔をする
  • 気づかない男に、女はこの先の雰囲気を気にしてか「おろしなよ」とは言えない
  • そこで、女は自分が抱えているカバンのポテトチップスを男のリュックに移し、それを荷棚へ上げる
  • デート先の公園でポテトチップスを頬張る二人
  • 帰りの電車で女と別れた男は、自ら背中のリュックを荷棚に上げる
私も通勤時にリュック客には本当にイライラさせられる。
迷惑をかけている気…悪気がない(わかってない)のが問題なのだ。


8000系(笹塚)

私の乗った列車は快速橋本行だが、笹塚に到着すると「準特急に先を譲る」という。
このとき何となく不思議な感覚があったが、後で気がついた。「特急系統は笹塚は停まらなかったはず」と。調べると、先月25日にダイヤ改正があり、準特急停車駅に笹塚と千歳烏山が加わったんだそうだ。
8000系の準特急高尾山口行に乗り、明大前で降りて反対側ホームから53Fを迎えようとしたが、さすがに時間がなさすぎて間に合わず。
慌てて下りホームに舞い戻り、再び10-530Fに乗り込んだ。


都営10-300形(桜上水)

桜上水で降り、運転士交代の間に先頭に出て日の当たった顔を撮る。ひとまず「新顔」の車両そのものは撮れた。
10-300形は一昨年登場した3次車からJR東日本のE233系ベースに変わった(それまではE231系ベース)。同時に車体デザインも変わり、特に顔は東急5000系風から常磐緩行線E233系2000番台風に大きく変わった。

ここまで8000系グリーン車とはすれ違っておらず、この駅でしばし様子を見ることに。 上りでグリーン車が現れれば、下り方向へ進んでどこかの駅で待ち伏せする。
一番悲しいのは運用に就いていない、という結果だが、さてどうなるやら…。



都営10-300R形編成(桜上水)

53Fと入れ替わりに現れたのが33F。
10-300R形編成は10-000形の編成両数増強の際に挿入された比較的新しい中間車を集め、新製の先頭車で挟んだ編成。
10-300形と同型の先頭車は東急5000系と同じ台形断面の車体のため、10-000形との連結面では「なで肩」感がにじみ出ている。
すでに34Fと35Fが4次車の登場を受けて廃車になっている。
モッタイナイ観点でこんな形で残されたコルゲート中間車に較べ、21世紀に登場した先頭車を壊してしまうのはそれこそ非常に勿体ない。


8000系(桜上水)

準特急橋本行が通過。この相模原線準特急も先月のダイヤ改正から初めて運転されている。


7000系(桜上水)

逆光の中7000系特急が登場。上北沢から坂を下りてくる形。



7000系(桜上水)

6+4の10両編成の各停。優等種別が充実する中、各停でも10連というのがすごい。


8000系(桜上水)

こちらは8連の各停。


7000系(桜上水)

日が当たるとピンクが鮮やか。


7000系(桜上水)

特急は先月のダイヤ改正で京王線内の停車駅にも準特急との差がついた。


7000系(桜上水)

黄色い幕が特徴的な準特急。


9000系(桜上水)

グリーン車が現れないので、この区間急行で進むことに。…それにしても、種別が散らかってる印象。桜上水は快速・区間急行・急行が停車する。


みつけた

先頭かぶりつきで進むと、2つめの八幡山の上りホームにグリーン車が停まっているじゃないか。
桜上水でもうちょっと待っていれば逆光ながら撮れたのだが…。何も情報を仕入れず動いているので仕方なし。

どこで迎えるか考え沿線も模索したものの、対向式ホームの千歳烏山に着いたところでこの駅での撮影に決めた。


9000系(千歳烏山)

10連の準特急。シャッタースピードの相性で表示器は読みづらい。日当たりも、東西に走る路線では、午前中に東行を撮らないとダメだ。


9000系(千歳烏山)

8連の各停。八王子方9758は幌受が付いており、ラインカラーも途切れていて、前の10連の先頭車・9798とは雰囲気が異なる。よく見るとアンチクライマーも幅どころか形も違っている。


(千歳烏山)

当ブログに稀に登場するチョウ。ホーム縁の滑り止めゴムのところに止まったので撮影。
ネットで調べたら、ツマグロヒョウモンというチョウの♂であるようだ。
(過去記事のチョウの写真はアルバムの「沿線風景・その他の写真」に3枚掲載)


7000系(千歳烏山)

登場当初から前面が白フレームの7771。車号の書体は古いタイプ。


都営10-300形(千歳烏山)

E231系ベースの最終編成である10-300形48F。快速だが、緑のLED種別表示はまったく読めない。


8000系(千歳烏山)

先月から当駅に停まるようになった準特急。よく見ると、背後に9000系の列車がピタリとくっついているのがわかる。
この日は競馬開催のため特急・準特急が東府中に臨時停車しているが、その影響もあるんだろうか? ここにいる間、この路面電車の続行運転のような風景は常に展開されていた。


9000系・7000系(千歳烏山)

「続行」の9000系が出ていったところで上り列車が来た。丸々被られる可能性もあり、グリーン車が来たときに被られないかとヒヤヒヤ。


8000系(千歳烏山)

デジャヴのような8000系準特急ふたたび。先の列車は8705、この列車は8707が先頭。
調べると、この駅での土休日の上り準特急は、6・12・26・32・46・52発というパターン。20分サイクルの中に6分違いペアが入るということだ。下りは5分違いペアという感じ。ペアは高尾山口・橋本が発着駅となっている。
特急は準特急ペアの前に1本設定があり、20分サイクルの中で特急と準特急で3本が設けられている。
面白いのは、京王八王子発着は平日準特急・土休日特急、高尾山口発着は土休日準特急・平日特急と入れ替わりになっている所だ。新登場の橋本発着は全日準特急。




都営10-300形(千歳烏山)

10-300形52Fが登場。新顔編成の写真を撮ることができた。なお、これも私が乗ったのと同じ4次車だが、3次車は側面窓下の黄緑帯はないそうだ。



都営10-300形(千歳烏山)

同じ10-300形でありながら大分違うスタイルの両者。
3次車が49F(10-490〜10-499の10連)からだが、1編成分欠番にして10-500形にしてもよかったくらいに思う。形式分けを新たに起こすといろいろ関門が増えて面倒なようだが…。 (つづく)

(右フレーム上部から入れるアルバムに、掲載した写真をカテゴリ別にまとめています)

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