2024年4月に入り、2016年夏までの古い記事の画像リンクが切れました。
対応は現アルバム経由での再貼付しかなく、徐々に進めています。
前後の記事が直ってないのに、ポツンと直っている記事もあります。
完全復旧までには相当の期間がかかる見込みです。

2015/02/23

14・12・24系客車 なつかし写真

今回は夜行列車のなつかし写真からの派生。
14系・12系・24系の団臨や回送列車の写真がいくつかあるので、それをまとめて。
まずは前回の記事の流れから14系座席車を。


14系座席車

「八甲田」「津軽」に用いられた14系座席車は1972(昭和47)年から2年間で325両が造られた特急形客車。
ただし特定の営業列車用ではなく波動用であり、実際に定期特急に運用されたことはない。
あくまで「走行路線の動力源(直流電化・交流電化・非電化)を問わず、編成を1両単位で増減できる客車を183系電車と同等の車内設備にした」車両である。
結果として、定期営業列車に就く際は「速達性は求めないが、リクライニングシートが欲しい列車」である、夜行座席急行列車がメインとなったのだ。



EF64 1031+14系(上野・1988.8.12)(d)

なんだかよく当たるEF64 1031が14系座席車を牽いて上野高架ホームに到着。あんまり馴染みのないカマと客車の組み合わせ。


EF64 1030+14系(上野・1988)(d)

こちらもEF64 1000番台と14系。



EF81 78+14系(上野・1988)

こちらはEF81牽引。向かいに415系1500番台がいることからも、この列車は常磐線絡みの団臨関係であろう。


EF65 1018+マニ50+14系(南浦和・1988.12.23)

カマ+荷物車+客車というブルトレ的な編成だったのだが、14系は写っていないや。


EF65 1113+オハ14+マヤ34(尾久・1989)

回送の編成。


EF65 1113+14系(東十条・1989)

PF牽引。20・12・14・24系の腰帯は、EF65やEF66のそれと揃う高さに設定されている。



EF65 1129+14系(東京・1989)

東京駅での14系座席車。国鉄時代に臨時「踊り子」運用に就いていたが、それを除くとわりと珍しい光景だと思う。4両ぐらいの短編成か?
品川の臨時ホームが4本と充実しているのにわざわざ東京駅に現れたのは、新橋か東京で客扱いの必要があったからであろう。



EF58 89+EF58 61+14系「銀河鉄道シリウス」(北本・1991.2.24)(再掲)

カマに目が行きがちな団臨。最近のSLでも専用客車が登場し、素の12・14系に乗るチャンスは非常に少なくなっている。
なお、この列車の他の写真は過去記事で。


12系

14系に先行して1969(昭和44)年から製造されたのが12系急行形客車。翌年の大阪万博への波動輸送用として準備された。
のち14系・24系に引き継がれる青20号+白帯のブルートレイン塗装だが、寝台車は存在しない。165系電車などと同等の車内設備で、ボックスシート客車としては初の新製冷房車。また初めての分散電源方式の客車でもある。
掲載写真の当時だと、上野口では臨時急行「十和田」などにも使われていた。


12系(品川・1988.4)(d)(再掲)

品川の臨時ホームを使用した車両展示イベントの際、休憩車として用意された12系。
緩急車は妻窓が50系客車と同じサイズの車齢が若い車両。


EF62 54+12系(上野・1988.8.12)(d)

碓氷峠越え対応機関車のEF62が12系を連れて上野に到着。テールライト点灯は尾久への推進回送の準備済みのしるし。


EF65 1011+12系(上野・1988.8.12)(d)

こちらはPFなので臨時急行の可能性もあるが、詳細不明。上のEF62 54や14系のところのEF64 1031牽引列車の写真と同日。


12系、東北・高崎線115系(浦和—北浦和・1988.12.25)(d)

オリエント急行を撮りに行ったときの1枚。東北貨物線を北に進む12系。顔をきちんと撮れている写真が少ないこと。
並走中の115系はデカ目非冷房車。


EF65 10??×2+12系(浦和—北浦和・1988.12.25)(d)

こちらはPFの重連牽引で東北旅客線を南に進む。尾久と品川を行き来する回送列車「オクシナ回送」というのもよく見られたが、この列車が何だったかは定かではない。



EF62 53+12系(上野・1989)

上野高架ホームに着いたEF62 53牽引の12系。今記録として見るのなら、ドアが閉まってたほうがよかったな。


EF62 54+12系(大宮・1992)

客車が見えづらいが、ユニットサッシの桟とベンチレーターが見えるので12系で間違いないだろう。
カマはまた登場のEF62 54だが、先の写真では無かった運転士側の大きなポールが気になる。これはネットで調べたところ、山岳区間での誘導無線通信を確実にするための「コーリニアアレイアンテナ」というんだそうだ。


24系

24系客車の細かい写真もちょっとだけあった。こちらは回送や入換えのもののみ。



EF65 1052+24系(品川・1989)

金帯のオハネ25。折り戸なので、北斗星用ではない。




DE11 1041+24系(品川・1989)

一連の流れを見ると、洗浄線にいた24系をDE10が取りに行って出てきた、という感じだろうか?

(右フレーム上部から入れるアルバムに、掲載した写真をカテゴリ別にまとめています)

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