2013/08/26

13.8.18 三たびの中京・9

市営地下鉄鶴舞線の愛称名の語源である鶴舞駅で下り、JR中央線にのりかえる。

日曜の19時台。鶴舞線の車内はそこそこの乗車率だったが、私が目指すJRのりかえ口は閑散としている。
そこそこの距離を歩き、一旦地上に出てからJRの駅に入る。
なお、改札機は昨年使えなかった私のPASMO(定期券)も対応に変わっていて、券売機でのチャージも当然のように行えた。


帰京前ルーチン

中央線鶴舞駅は10両編成対応の対向式ホームを備えた2面2線の停留場。かつては4ドアの103系も混じっていたが、現在は3ドアの列車ばかりがやって来る。


211系(鶴舞)

下り高蔵寺行普通。4+3+3の10両編成。駅の雰囲気からは4ドアの10両貫通編成が来てもおかしくない感じ。
右奥には私の乗る上り列車が接近している。なお、中央線としていえば東京が起点で名古屋行は「下り」となるが、 中央西線区間では名古屋を起点と考えて案内されている。


211系(鶴舞)

上り列車も211系先頭の10両編成。乗車したのは先頭車のクハ210-5006。JR東海が用意した211系としては最も初期の車両。見ての通り無人だったので撮影。
ドアも化粧板が用いられているのが東日本車と雰囲気の違うところ。

乗務員室背後のシートに座る。ここは両側とも優先席なのだが、誰もいないので。
5000番台は正面助士側の窓ガラスが下方へ拡大され、乗客が前面展望を楽しめるように配慮されている。
次の金山駅が近づくと、まるでラスベガスにでも来たかのようなキラキラガチャガチャした風景となった。名古屋のことはよくわかっていないが、金山は東京でいう渋谷のようなところなのかな?

金山でもこの車両への乗車はなく、終点の名古屋に到着。
ここからは、20:28のこだま684号出発まで、過去2回(20102012)と同様の駅撮り。 同じ車両を同じアングルで撮ることになろうが、何も気にしないのだ。




383系特急「しなの」(名古屋)

10番線にいたのは「(ワイドビュー)しなの」。383系の貫通形先頭車は初記録。パノラマ先頭車を立ったり座ったりで撮るのは昨年とまったく同じことをやったようだ。今年はマークがきちんと出ている。




383系(名古屋)

大阪方には付属編成2連が切り離された状態で縦列停車中。こちらは「回送」表示。中線9番線を挟んだ先の211系は私が乗ってきた中央線列車(折り返し快速中津川行)。



キハ85系特急「ひだ」(名古屋)

「しなの」の反対側・11番線には「(ワイドビュー)ひだ」。
この列車はこのあと出発してしまったが、昨年はここで「南紀」と並んだのを撮ったんだよな。



キハ85系特急「南紀」(名古屋)

そう思っていたら12番線に「(ワイドビュー)南紀」到着。1枚目は入線→停止直後に撮ろうと構えていたものの、停まった瞬間にライトがヘッドからテールに切り替わってしまった。紀勢線内で何かあってダイヤが乱れていたようだ。
そういえば、鹿避けかなんかでスカートに分厚いゴムを付けた車両をこの2日間のどこかで見た。調べたら、取付は4両のみだそうだ。




683系特急「しらさぎ」(名古屋)

4番線と5番線から、JR西日本車の特急「しらさぎ」を記録。去年とまったく一緒のパターンだな。
ただ、5番線から撮ったカットは昨年普通岐阜行が被ったので、スッキリしたものが撮れた。


683系特急「しらさぎ」・東海道線313系(名古屋)

5番線の普通岐阜行は訪問3回連続での撮影。前2回は311系だったが、今年は313系で、「しらさぎ」の付属編成と顔を並べた。


東海道線313系(名古屋)

6番線には新快速米原行。普通岐阜行はこの列車に抜かれる。昨年の記事を見るかぎり、普通岐阜行は昨年のより1本早い方の列車と思われる。



中央線313系(名古屋)

7番線の中央線快速中津川行。フルカラーLEDの種別表示は鮮やかだが、撮影には困る。Sモードで撮ると表示はキレイに写るが、写真が暗くなってしまう。


中央線313系(名古屋)

8番線の普通高蔵寺行を撮って終了し、お土産を買って新幹線ホームへ。今年は関西線と武豊線の気動車を撮らなかったな。


N700系(名古屋)(mb)

今年も帰りは富士山側D席。昨年は途中通過待ちの際にホームに降りたりしたが、今年は通路側のC席にも客がいたため、ただただじっと寝て帰った。帰りの新幹線で撮ったのはこの1枚だけ。

東京到着目前、新橋あたりで「ムーンライトながら」の183系を確認。同車種での運転はいつまでになるのか? そう考えながらメトロ東西線にのりかえ帰宅した。

(右フレーム上部から入れるアルバムに、掲載した写真をカテゴリ別にまとめています)

2013/08/25

13.8.18 三たびの中京・8

名鉄名古屋から犬山線列車で上小田井に到着。市営地下鉄鶴舞線と名鉄が交わる西のターミナルだ。
前日、鶴舞線開業当初からの3000形電車を撮ることができなかったため、再度チャレンジすることにしたのだ。


ピヨピヨピカピカ

下りホーム豊橋方端っこに立つ。駅前のTSUTAYA近くの電線にはムクドリの大群。ピヨピヨ…と共鳴がものすごい。
私の地元でいうと東京メトロ東西線の行徳駅前の交差点がやはりムクドリが集まってすごかった。騒音とフン害に悩まされる。




N3000形(上小田井)

最初の鶴舞線列車はN3000形第3編成の豊田市行。N3000形は第1編成こそ日立のA-trainでアルミ製だったが、第2編成は日車ブロック工法のステンレス製となり、この第3編成も後者となった。
ピカピカ感が半端ないとは思っていたが、あとで調べたら、今月5日に営業運転に就いたばかりとのこと。


1230系(上小田井)

慌てて撮った本線の快速特急。
後方の高架線は東海交通事業城北線。東京でいうところの武蔵野線のような貨物の抜け道目的で計画された路線だが、現在はキハ11単行運転で旅客営業を行うのみ。近くに小田井駅があり、高い高架の上に小さな島式ホーム上屋が見えた。当駅との連絡は徒歩10分だそうだ。


N3000形(上小田井)

鶴舞線は駅を出るとすぐ地下へのアプローチとなる。3050形同様、中垂れの正面帯はドアの線とズレていて気持ち悪い。


100系(上小田井)

地下鉄から上がってくる列車はホーム端の金網の編目からの撮影。



6500系(上小田井)

撮影は18時半ごろ。夏至はとっくに過ぎており、日は少しずつ短くなってきている。






N3000形(上小田井)

次の鶴舞線はなんと連日の出会いとなったN3000形トップナンバー。
車体から、この第1編成は関東風。東武・西武・メトロ・東葉と仲間はたくさんいる。



5000系(上小田井)

本線に普通岩倉行が来ると…





100系(上小田井)

鶴舞線も普通岩倉行き。
これまた前日に続いての板付き100系…と思ったら、これはさっきのN3101Fと同じ柄で、きのうの112Fではなくトップナンバー・111Fだった。


6500系(上小田井)

こちらのアングルはSモードで撮影だが、こんなに暗くなってしまった。


100系(上小田井)

先ほど当駅終着だった編成が引き上げ線から出てきた。
現場では車号を確認していなかった。写真の側面の車号を拡大してみたら2で始まっているのがなんとなくわかった程度。
100系は200番台の車両もあり、連番で最後の215FはVVVFインバータ制御で登場したので200系と呼び方を分けているそうだ。200系は正面貫通扉の地下鉄マークが省略されているので、この編成は100系200番台で確定。

落ち着いたタイミングで名古屋駅へ入るため、そろそろ鶴舞線に乗るため上りホームに移動。



3000形(上小田井)

移動したら、最初に来たのが待望の3000形だった。名城線車両と同じく正面が中垂れとなったデザインの青帯を締めている。
顔そのものは2年早く登場した東急8500系を仰々しくした感じ 。



3000形(上小田井)

ホーム端の柵にカメラを載せてバルブ撮影。切り抜きの車号や局章のまわりは歴戦の汚れが目立つ。


3500系(上小田井)

本線普通が接続をとる。


3000形(上小田井)

この列車に乗る。車内はクリーム色のデコラで昭和の電車そのもの。東京メトロ東西線5000系の末期と同じく、他の車両がすべて垢抜けたものになり、1系列だけ時代から取り残されたようになっている。


3000形(鶴舞)

私の新幹線のチケット『ぷらっとこだま』はラチ外からの直接入場がルール。JR名古屋駅在来線ホームでの撮影を考え、地下鉄では名駅に出ず、鶴舞で中央線にのりかえる形をとった。(つづく)

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13.8.18 三たびの中京・7

桑名から名古屋行普通列車先頭に乗って移動。
この日も「しまかぜ」を途中の駅で迎えるつもりだ。


いきなり白塗り

1つめの近鉄長島で乗務員室直後のロングシートが空いたのでかぶりつく。


1000系(近鉄弥富—近鉄長島)

姿は見かけつつも撮れなかった1000系ラッピング車が現れたので窓越しに撮影。


22600系(富吉)

車庫のある富吉で降りた。ちょっと撮りづらいかもな…。「しまかぜ」が通るであろう中央の線路を「湯の山温泉サマーライナー」が進んできた。助士側窓内にHMが付いている。
現在定期の特急列車がなくなってしまっている湯の山線直通の臨時特急列車で、午前中名古屋発の往路ではビールや各種施設の割引券・無料券などが配られるキリンビール・キリンビバレッジ協賛の企画列車だ。


22600系(富吉)

下りは外側線が通過線となっている。これまた22600系。うしろは12200系だった。




2610系+1201系(富吉)

ワンマン対応車1201系が急行に入る。2610系は急行のために造られた系列。


2000系(富吉)

準急の多くは実際は四日市でその先へ進む普通列車に化けることが多い。


1010系(富吉)

奈良線920系が前身の1010系。名古屋線に居ながらこの顔で裾絞りになっているところがわかりやすい特徴。


22000系(富吉)

そろそろ「しまかぜ」かと思ったが、ACEだった。



21000系(富吉)

名古屋から回送されてきた21000系。2番線は名古屋方から2度グニャグニャ曲がって入る配線になっている。



50000系(富吉)

「しまかぜ」登場。きのうはカーブだったので敢えてこのまっすぐアングルの場所を選んだのだ。窓配置から、室内のバリエーションが豊かなのがよくわかる。


5209系(近鉄名古屋)

富吉から蟹江へ1駅移動したあと5209系の急行で名古屋へ。折り返しは津新町行。




50000系(近鉄名古屋)

「しまかぜ」は回送で出発するところ。ちょうど急行のとなりのホームにいて撮ることができた。


9000系(近鉄名古屋)

こちらは5209系の後ろに付いている9000系。



12410系(近鉄名古屋)

サニーカー。識別のためこの先頭車の車号を記録しておいた。12515なので、12600系ではなく12410系だ。


21000系(近鉄名古屋)

前日と同じアングルでアーバンライナーを撮って近鉄撮影終了。

前日学習したのりかえ口から、名鉄に入った。(つづく)

(右フレーム上部から入れるアルバムに、掲載した写真をカテゴリ別にまとめています)