2024年4月に入り、2016年夏までの古い記事の画像リンクが切れました。
対応は現アルバム経由での再貼付しかなく、徐々に進めています。
前後の記事が直ってないのに、ポツンと直っている記事もあります。
完全復旧までには相当の期間がかかる見込みです。

2012/01/14

12.1.9 神出鬼没のタヌキさん・2

みどり台から松戸行の列車に乗って検見川に停まっているとき、反対側に来たのが新京成8000形のHM付編成だった。
気づいてあわてて降りたが、カバンにしまったカメラがサッと出ず撮れずじまい。


辰っちゃん登場

構内踏切を渡って下りホームに移る。列車の中で半ば寝ていたが、ホームのベンチに座りしばし昼寝。
この駅では10分ヘッド中は上りが毎時4分・14分…、下りが5分・15分…の発車時刻となっている。ほぼ上下列車が並んで停車し、京成車同士、もしくは新京成車同士が並ぶ。
ベンチに座っているあいだ、上り3700形・下り3300形のすれ違いがあった。次は新京成か…とホーム端へ移動したが、現れたのはN800形だった。HM付は新京成のもう1ターン後…20分後か。



新京成N800形(検見川)

N800形はN811からの付番で、「N808F」は存在しない。十位が編成番号、一位が号車位置となるが、現状は2編成とも6連。



新京成8800形(検見川)

このターンは上下列車が駅で並んで停まることはなかった。両形式のトップナンバーだったのだが。





3500形更新車・3700形(検見川)

つぎの京成ターンはきれいに並んだ。この次のターンがHM付8000形だ。…待つこと10分。




新京成8000形(検見川)

「辰年」HMの8512F。HMの右下にはN800形の正面と同じ英字の「SHIN-KEISEI」ロゴがこっそり入っている。




新京成8000形(検見川)

8512Fと8510Fの連番並び。一昨年もここで8000形の連番並びを撮った。

これで検見川を後にし、京成津田沼へ出た。


しんちゃん登場

京成津田沼で下車。JR津田沼駅近くのユザワヤの中にある書店・丸善へ寄るためだ。
同じ「津田沼」だが、JRと京成ではだいぶ離れており、京成グループでいえば新京成線で次の駅・新津田沼がJR津田沼へののりかえ駅として案内されている。

そういえば、往路の京成津田沼でこんなことがあった。千葉線3000形の最後尾の席に着いて出発を待っていると、車掌のもとへ小さい子どもを連れた母親がやってきてこう訊いた。
客「津田沼へ出るには何番線ですか?」
車掌の答えは想像通りだった。
車「ここが津田沼ですよ」
客「…あ、新津田沼です」
車「では、この列車が出たあとここに来る列車に乗ってください」
こういう人ってのは路線図なんか見向きもしない、とんちが利かない人なのだ。だから訊き方もただの「つだぬま」って言い方になってしまう。自分の行くべき駅が「新津田沼」だとわかっているのに。
物の名前をきちんと覚えない人はこうして迷うわけだが、鉄道側の駅名の示し方に非がないかと言えばそれもウソになる。

北口の階段を降りて6本の線路の踏切の脇を抜け、細い道を進むと新京成のみの単線の踏切がある。ここを歩いて通ること自体初めてで、ユザワヤへ向かうついでにここでも撮って行こうと決めていた。
さっそく踏切が鳴くと、松戸方から下り列車が来る矢印が出た。急カーブでレールがきしむ音が近づいてきて、現れたのがこの編成。





新京成8000形(新津田沼—京成津田沼)

8000形のトップナンバー・8502F。8000形で唯一旧形車塗色を纏っている編成で、新京成のキャラクター「しんちゃん」のイラストが車内外にちりばめられている。




新京成8000形・3000形(京成津田沼)

8502Fは6番線に入った。震災前、千葉線直通運行時間帯は新京成線内列車は8連・京成千葉線直通は6連と明確に分かれていたが、その後の節電ダイヤから6連口も線内列車に充てられるようになった。震災前の状態に戻った現行ダイヤでも千葉線直通運行時間帯の1時間に1本、6連が線内運用に就いているようだ。



新京成8000形(京成津田沼)

8502Fは1月18日を以て引退することが発表されており、お別れHMが取り付けられている。ヘッドライト周りの「むくみ」が気になる。



新京成8800形(新津田沼—京成津田沼)

京成千葉から戻ってきた8801F。京成津田沼、新津田沼、前原と進むあいだ線路はほとんどカーブ。歴史的背景と地形条件があるとはいえ、地図を見ると異様だ。


新京成8000形(新津田沼—京成津田沼)

8514F。鼻の下に手すりがない原形フェイスなので、簡単にはHMは取り付けられない。




新京成8000形(新津田沼—京成津田沼)

わざわざ待っていたのに、上りはヘッドライト非点灯。なんてこった。
8000形はこの8502Fと次の8504Fのみが抵抗制御車だったが、8504Fは昨年ひと足先に廃車、8502Fも引退すると、新京成から抵抗制御車が消滅となる。なお、8000形は8506F以降界磁チョッパ制御で登場したが、現在はVVVFインバータ制御に改造された編成も存在している。



3500形更新車(京成津田沼)

新京成の単線踏切を渡った先は京成本線に沿った坂道。そこから駅を出てきた列車を撮る。
こちら3500形更新車は8000形と逆で、車体を更新したが制御装置は抵抗制御のままとなっている。


3000形(谷津—京成津田沼)

京成津田沼駅上野方にある引き上げ線に3000形が停車中。主に上野方からの津田沼止まり列車の折り返しに使われる。

このあとユザワヤの丸善に寄ってから総武線・東西線経由で帰宅。両線で撮ることはなく、ストレートに帰った。

(右フレーム上部から入れるアルバムに、掲載した写真をカテゴリ別にまとめています)

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