2024年4月に入り、2016年夏までの古い記事の画像リンクが切れました。
対応は現アルバム経由での再貼付しかなく、徐々に進めています。
前後の記事が直ってないのに、ポツンと直っている記事もあります。
完全復旧までには相当の期間がかかる見込みです。

2011/10/10

11.9.19 晴れのち秋

船橋カーブを後にして、そのまま車で東へ向かう。

国道14号から京葉道路花輪ICへ入る道の分岐の信号で停まると、その右の敷地の柵に20人程度の人だかりが…親子連れの他、一部は一眼レフカメラを持っているマニア的な人々。そこは京成バスの車庫だった。
車庫は風船が揺れていたりしている。イベントの開始を門前で待っているバスファンのようだ。「あんなところで何してんだ?」というのはお互い様というところか。
後で調べたらバスの日(翌9月20日)にちなんだ「花輪祭」という車庫公開イベントで、車両の開放や洗車機体験のほか、夜行高速バス仕様の車両に京葉道路の短区間で試乗できる企画もあったようだ。

京葉道路〜館山道と進んで、今年5度めのパー線訪問。…と言っても未だ乗車はゼロだ。時刻は8時半すぎ。


草むす夏

まず訪れたのは、昨年の2月に一度来た第六菅生踏切。朝は上総亀山方ド逆光、木更津方順光。2月に来たとき、木更津方がカーブでいいアングルであることを知ったので再訪。
これから来るのは木更津行で、カーブは後追いとなる。…っていうか、カーブ側、夏を経て草ボーボーじゃないか! あの日は簡単に撮れそうな感じだったのに。列車はもうライトが見えているので、ここでそのまま撮ることにした。




キハ30+キハ38+キハ37(上総清川—東清川)

せっかくキハ30がくっついていたのだが。後追いは踏切の柵に乗っかり、さらにカメラを頭上に掲げて撮った。

ここから上総亀山方すぐのところに第四種踏切が見えるので、そちらに移動。次の列車は木更津発の下り。今撮った編成からキハ30が外れた2連で来ると思われる。


中田踏切(上総清川—東清川)

踏切は「中田踏切」で、線路南側は田んぼの中の草むした農道につながっている。踏切脇の門型の柵は白と蛍光オレンジの目立つ塗料で塗られている。
真夏に戻ったような暑さの中、ムシに煽られながら列車を待つ。



キハ38+キハ37(上総清川—東清川)

ここの木更津方は、右手に資材置き場の味気ない鋼板の柵がちょっと気になる。後追いは真っ黒だ。次に来る上り列車は逆光モードで迎えよう(通常モード→逆光モード設定まではボタン操作が必要。逆はダイヤルを戻すだけなのですぐ切り替わる)。

2つ先の横田で今の列車と上り列車が交換して来るので、この場を動かずまたひたすら待つ。15分後、上り列車が来た。



キハ38+キハ37(上総清川—東清川)

両端キハ38、中間キハ37の線対称4連。キハ30が入っていないので、カラーリングも統一感がある美しい編成。


空霞む秋

時刻表とにらめっこする限り、あと1本の列車が上総亀山方にいるようだ。それにキハ30が入っていることを期待してみる。
これまで何度か車で遠くから見ていた踏切が気になって、そこへ行ってみた。


向地踏切(東横田—馬来田)

周囲がだだっ広く抜けた風景はパー線のあちこちに見られるが、ここもその一つ。第四種の「向地(むこうじ)踏切」。
中田踏切にいたときはクソ暑かったのだが、こっちに来たらすこし気温が下がって過ごしやすくなってきた。無論、場所のせいではなく天気が変わってきたのだ。用水路の水音を聴きつつ上り列車を待つ。




キハ30+キハ38(東横田—馬来田)

やはりキハ30がくっついていた。後追いだが順光側につながっていたのはよかったかも。軌道は天然緑化。
先ほどと同じように、横田で交換してくる列車を引き続き待っていると、空が曇ってきた。



キハ37+キハ38(東横田—馬来田)

中田踏切で撮った4連が半分になって戻ってきた。先頭はさっきのキハ30とは別の日のような光線になっていた。

そろそろお腹が空いてきた。さっきのキハ30+キハ38の返しを上総清川付近で撮ることに決め、木更津へ向かう。
なんだかウマそうなラーメン屋があるのを前から見ていたので、そこに入ってみたかったのだ。概ね60分ヘッドのパー線だが、次の木更津発は11:52。前の列車の10:06発から少し間が空くので、食事をして時間つぶしとした。

店のラーメンは私の好きな塩とんこつなのだが、野菜つけ麺に目が行ってそっちを注文。まぁウマかったが、つけ汁は野菜満載で麺をつけづらかったな。ふつうのラーメンにすればよかったと後悔。
そんなことを思いつつ祇園—上総清川間の線路際へ移動。また日が出てきている。



キハ38+キハ37(祇園—上総清川)

順光のキハ30に花を絡めて…と目論んでいたが、木更津発の2時間弱の間のトリックにひっかかった。キハ30+キハ38の2連はちょうど60分ヘッドから抜けて入庫する運用だったようだ。

肩すかしを喰ったところで撤収決定。7時前に家を出ていることもあり、疲れた。
千葉県内では鴨川で猛暑日となったこの日だったが、午後に曇り始めて涼しくなるとそのまま秋に突入というおかしな一日だったのは、関東の皆様の知るところである。

(右フレーム上部から入れるアルバムに、掲載した写真をカテゴリ別にまとめています)

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